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2005年01月19日

電力自由化の一面 「欧州電力、再び大型再編へ」

■電力自由化、欧州の現状
 競争原理を導入することで、サービスがよく、安い電力を提供することが目的の電力自由化。 日本では4月から自由化枠が拡大され、電力自由化はこれからが本番というところ。 電力自由化先進地域であるEUは、自由化のねらいとはちょっと違った動きがでている。

欧州では一連の再編で寡占化が進み、電力料金の価格競争が起きにくくなり、昨年秋には英国やドイツなどの電力会社で横並びで料金を2―3割も上げた。

■日本では...

 日本では、電力各社が今年に入って電力料金の値下げを決めた。また、松下電器や出光などが特定規模電気事業者(PPS:Power Producer & Supplier)への申請や登録により、電力小売事業に参入を表明している。現段階では利用者にとってメリットがありそうなニュースが続いている。しかし、現在欧州で起こっている現状を理解しながら、過度な競争により電力供給側の体力が落ちないような方法論を検討しておく必要がありそうだ..

 【ロンドン=佐藤紀泰】欧州の電力産業で再び大型再編の動きが出てきた。欧州5位のバッテンフォール(スウェーデン)は17日、デンマーク最大手エルサムに対して250億クローネ(約4500億円)での買収を提案した。欧州では2000年前後の再編で大手約10社に集約された。各社とも昨年は電力料金を大幅に上げ、収益体質が改善したため、大型再編が再び起きるとの見方が強まっていた。

 エルサムに対しては、デンマーク政府が後押しして、同国の国営石油ガス会社DONGによる買収計画が進んでいた。だが、バッテンフォールはDONGを2割以上も上回る買収価格を提示し、機関投資家ら主要株主の合意を取り付けているという。また、デンマーク2位の電力会社にも買収を働きかける方針。

 欧州では一連の再編で寡占化が進み、電力料金の価格競争が起きにくくなり、電力大手各社が昨年秋には英国やドイツなどで横並びで料金を2―3割も上げた。政府や大口需要家による業界批判が強まっており、バッテンフォールによる久しぶりの大型買収の行方が注目を集めそうだ。

NIKKEI NET 2005年1月18日

投稿者 eechance : 2005年01月19日 23:33

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