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2005年01月11日

生ごみからメタンガス生成技術開発 木津 アタカ工業とRITE

 メタン発酵で生ゴミを処理するプロジェクトが1月中旬から本格試験を開始するというニュース。
 京都府木津町の関西学研都市内に研究所を持つアタカ工業が、地球環境産業技術研究機構(RITE・木津町)との共同研究で、生ごみなど有機廃棄物を水を加えずに高速でメタン発酵させ、メタンガスを生成する無希釈メタン発酵技術をこのほど開発、近く実証実験に入る。従来の発酵技術に比べ2倍以上の処理能力があるという。

 開発した「アタカWTMシステム」は「二相循環式無希釈メタン発酵法」を採用。2段階の微生物反応からなるメタン発酵の過程を、従来のように1つの槽で処理するのでなく、2槽処理で効率化した。分解後に生じるメタン発酵液を循環させることで再利用、コスト削減にもつながる、としている。

 最初に生ごみから有機物を分別。水を加える代わりにバクテリアを多量に含むメタン発酵液を利用し、混合槽で液状化する。さらに温度55度の高温可溶化槽に入れ、酸発酵菌などで固形物を溶かす。最後にメタン生成菌を含む中温メタン発酵槽でガス化する。

 実用化に向け、木津町が用地を提供、すでに実証プラントを建設した。処理量は1日平均1トンで、今月半ばに本格試験を始め、10月までデータを収集。商品化を目指す。

 共同研究は、温室効果ガス削減など地球温暖化を解決する技術の促進を図る経済産業省の「京都議定書目標達成産業技術開発促進事業」の一環。2003年度から3カ年計画で進めている。

京都新聞 2005年1月11日


投稿者 eechance : 2005年01月11日 23:46

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