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2004年12月03日

風力発電機相次ぐ故障悩む村職員 /奈良県野迫川村

 奈良県内初の風力発電設備が思うように発電できていないというニュース。 もともとの計画では国定公園の標高1100mの山林尾根につくる予定だったが景観上の問題で設置場所が変更されたことも影響しているようです。

風力発電vs国立公園・国定公園

設置予定場所変更 谷から強風が一因

  野迫川村に昨年設置された奈良県内初の風力発電設備が、台風や落雷などでたびたび故障し、村職員を悩ませている。修理費用はこれまでに約360万円もかかったのに対し、つくった電気を電力会社に売却して得た収入はわずか年間3万円。景観上の問題から、予定していた設置場所を変えたことが故障の原因の一つになっているという。

  村によると、発電設備は無公害の新エネルギー導入を目的に昨年6月、同村檜股の高野龍神国定公園内にある鶴姫公園付近の山林斜面につくられた。高さ約20メートルのポールに長さ約5メートルの羽根3枚がついた大型1基と、高さ約15メートルの小型が2基。総事業費は約2億円で国と村が負担した。

  昨年5月下旬、本格稼働に向けて試験運用中だった大型機が落雷で停止。修理費用は200万円かかった。また、強風時に自動的に緊急停止する装置がついていない小型機は、これまでに強風などで数回故障。今年8月末には、1基のプロペラが壊れた。

  設備は元々、年間を通じて安定した風が吹く標高約1100メートルの山林尾根につくる予定だった。だが、環境省が「国定公園の尾根に建設することは、景観上問題がある」と反発し、尾根から約20メートル下の斜面に設置場所を変更した。このため、谷からの吹き上げなど様々な角度から強風が吹き、故障しやすい状態になったという。

  現在、つくられた電気の一部は鶴姫公園の電灯に使われている。村の担当者は「なんとか事業を軌道に乗せて、できた電気を村内で広く使っていきたい」と話す。

投稿者 eechance : 2004年12月03日 20:04

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