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2004年12月02日

強風で翼ちぎれる 大槌の風力発電施設

 11月26、27日に吹き荒れた強風により、トーメンパワー釜石が運営している風力発電機の内2機の翼がちぎれたというニュース。
 釜石、遠野、大槌町の3市町にまたがる丘陵地(標高約900メートル)に設置された風力発電施設で、風車2基の翼(ブレード)が破損していたことが分かった。1基は、それぞれが約30メートルある3枚の翼のうち1枚が、根本からねじ切れていた。11月26、27日に県内を吹き荒れた強風の影響とみられ、事業主体のトーメンパワー釜石(釜石市)などが破損原因を調べている。

 翼が根元からねじ切れていたのは、大槌町新山高原に設置されていた風車。翼の破片は、東方に約100メートルの範囲に散らばっていた。遠野市貞任高原の1基は、翼1枚の先端部分約4メートルが、ちぎれていた。

 トーメンパワー釜石によると、破損を確認したのは28日早朝で、27日に破損したとみている。

 同社の風力発電施設は43基あり、翼はガラス繊維強化プラスチックで作られている。12月1日の営業運転開始を控えて試運転中だったが、27日は強風が予想されたため、試運転を中止していた。トーメンパワー釜石は、破損した2基は年内に復旧させたい、としている。

 風車は三菱重工長崎造船所製で、同社はこれまでに1679台の風車を生産した。同社によると、強風による破損は過去にも2件あったが、いずれも10年以上稼働したもので、設置1年以内に破損したのは初めてだという。同社は、現地に技術スタッフを派遣し、破損原因を調べている。

 盛岡地方気象台によると、現場に比較的近い宮古市の観測地点では27日午前7時48分に、35・8メートルの最大瞬間風速を記録していた。

asahi.com盛岡 2004年12月2日

投稿者 eechance : 2004年12月02日 12:23

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