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2004年10月27日

エコ食器 万博で活躍へ/瀬戸の業者開発

コーンと貝殻混ぜ、土に戻る

  「自然の叡智(えいち)」をテーマにした愛知万博(愛・地球博)会場のレストランなどで使われる食器に、再生可能な生物資源・バイオマスを利用したものが使われるのを受け、業者に指定された瀬戸市孫田町の「瀬戸陶土」(谷口良治郎社長)が26日、新陶磁器「アイコーン」を発表した。トウモロコシからできた樹脂を原料に混ぜたリサイクル可能な陶磁器だ。

  バイオマスを利用したプラスチックは、石油系のプラスチックと違い、土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解され、環境にやさしい素材として注目されている。

  同社は県陶磁器工業協同組合(瀬戸市)の「省エネルギーとリサイクル陶磁器開発事業推進会議」のメンバーで、8年前からバイオマスの陶磁器開発に取り組んできた。

  アイコーンは、トウモロコシから作った樹脂25%と粘土30%、ホタテの貝殻粉末45%の割合でできている。成形して150~170度の熱で焼成し、表面を漆で仕上げる。コストは割高だが、軽くて壊れにくいのが長所で、製品としての役割を終えれば、土壌に返すことができる。

  日本バイオインダストリー協会(東京都)が万博会場で導入するバイオマスの食器の業者を公募。同社は、レーム化学(清洲町)などとともに指定6社に選ばれた。

  すでに県立愛知病院(岡崎市)などから食器の注文や照会が寄せられているという。

asahi.com愛知 2004年10月27日

投稿者 eechance : 2004年10月27日 22:03

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