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2004年09月25日

京都議定書:ロシア大統領顧問 批准法案の議会提出を示唆

 【モスクワ杉尾直哉】地球温暖化防止のための京都議定書について、ロシアのイラリオーノフ大統領顧問(経済問題担当)は24日、タス通信に対し、「(ロシアの議定書批准)問題は早期に解決するだろう。最終的な決定は憲法に従い、ロシア下院が下す」と語り、ロシア政府が、議定書批准法案を近く議会に提出することを強く示唆した。早ければ、今秋にも批准法案が議会に提出される可能性があり、京都議定書は発効へ向けて大きく踏み出した。

 ロシア下院は、プーチン政権与党の「統一ロシア」が議席の3分の2を占め、法案が提出されれば可決は確実だ。京都議定書の発効は、ロシアの批准が不可欠となっている。

 イラリオーノフ氏は、これまで「京都議定書は科学的な根拠に基づかず、ロシア経済発展の足かせとなる」として、批准反対の姿勢を示してきた。同氏が批准法案提出を示唆したことは、プーチン大統領が批准を了承したためとみられる。

 イラリオーノフ氏は「この数週間、数カ月の間に議定書問題が政治的な議論の主要課題の一つになる」と語り、二酸化炭素などの温室効果ガスの国際的な取引を巡る欧州連合(EU)などとの協議が残っていることを示唆した。

 ロシア政府は同日までに京都議定書批准について、関係省庁に意見を求める文書を送付した。議定書担当の主要省庁、天然資源省は23日、「議定書批准により、ロシアが経済的な損害を受けることはない」とする報告書をまとめたことを明らかにした。

2004年9月24日 毎日新聞 

投稿者 eechance : 2004年09月25日 14:36

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