2005年10月19日

三重県が水素利用へ戦略会議・コスモ石など100社を結集

 自治体が音頭をとって水素エネルギー社会に向けてコンソーシアムを組む取り組みが増えているます。三重県、福岡県、山口県など.. 国を挙げて統一的に取り組むべきという提案もあるでしょうが、できるところから、地域や企業の特性を生かして進めていくやりかたが今風鴨しれません。
 三重県は11月、「三重県水素エネルギー総合戦略会議」を立ち上げる。コスモ石油、三菱化学、神戸製鋼所など約100社のほか、三重大学、鈴鹿高専らが参加し、燃料電池実用化に向けた水素の効率的な製造、運搬、貯蔵技術を開発する。技術的な可能性調査を終えた7件のテーマをもとに各社が得意技術を持ち寄ってコンソーシアムを組み、実証試験や国のプロジェクトと連携した基礎研究を進める。

 四日市市で8日に設立総会を開く。7件のテーマを提案した8社が発起人となり、県内外から約90社が入会。三重大、四日市大、四日市市、鈴鹿市も参加する。

 たたき台となるテーマは「四日市コンビナートの特徴を生かした水素含有ガスからの水素精製システム開発」(コスモ石油)、「LNG(液化天然ガス)冷熱利用水素液化システム」(中部電力・中部冷熱)など。四日市市に集積する製油施設などで製造する副生水素やLNG冷熱などを活用し、効率的な水素の製造、運搬、貯蔵システムの開発や燃料電池インフラの整備に取り組む。

NIKKEI NET

投稿者 eechance : 21:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月09日

燃料電池車の長距離走行試験

燃料電池自動車は、燃料の水素と空気中の酸素を反応させ発生する電気で走る車で、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出せず、次世代の自動車として期待されています。

国やメーカーが9月8日から始めた走行試験には5社の燃料電池自動車が参加し、燃料の水素を供給できる東京・有明の有明水素ステーションで出発式が行われました。試験では、愛知県で開催されている愛・地球博の会場までのおよそ380キロを、途中、燃料を供給しながら走ることにしています。今の燃料電池自動車は、燃料を満タンにすると200キロから300キロ程度連続走行できるとされていますが、実際に各社の車を集めて長距離を走行させるのは初めてで、試験では、燃料電池の燃費や長距離の走行で問題が生じないかどうかを調べます。

長距離走行試験は、昨年の9月に東京ー大阪間の往復で、トヨタ自動車と本田技研工業の車が参加して、実施されています。

国は、燃料電池自動車を2010年までに5万台、2020年までに500万台に増やす計画で、日本自動車研究所の増永邦彦センター長は、「燃料電池自動車には技術やコスト面でまだ多くの課題があるが、水素はさまざまなものから作ることができ無限にある資源なので、将来の車として大いに期待される」と話しています。

技術やコストの課題を解決していくことが、燃料電池自動車だけではなく、家庭用・産業用燃料電池コジェネレーションシステムや小型の燃料電池などの普及にも波及するので、あきらめずに続けていってほしいです。

[関連リンク]
東名・名神(東京~大阪)高速道路における燃料電池自動車の走行実証について

投稿者 eechance : 22:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月25日

岩谷産業など、水素使う燃料電池式発電システム

 家庭用燃料電池の燃料の主流は今のところ都市ガスが主流です。今回、水素を直接利用するボンベタイプの発電システムを、岩谷産業、荏原グループが共同で開発したというニュース。
 岩谷産業は25日、荏原グループと共同で災害時用の燃料電池式発電システムを開発したと発表した。水素ボンベを小型・軽量化して運搬しやすくした。ガソリンを使ったエンジン式と異なり有害な排出ガスや騒音が出ない。来春にも実用化して地震被災地などでの利用を呼び掛ける。

 荏原と子会社の荏原バラードが持つ燃料電池の製造技術に、水素を圧縮して供給する岩谷の技術を組み合わせた。全体の重さはエンジン式並みの約70キログラムに抑えた。

 1台当たりの発電量は0.85キロワット時。4人家族が1日に使う電力をほぼ賄える。価格は100万円前後を見込み、地方自治体などに販売する。工事用電源などの用途もあるとみている。

2005年6月25日 NIKKEINET

投稿者 eechance : 22:39 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月20日

風力発電、導入支援へ 目標達成難しい状況でエネ庁

風力発電が2010年までの目標達成が難しくなっているというニュース。

その原因のひとつに、電力会社が風力発電事業者との契約を制限しはじめていることがある。

  四国電、風力発電の系統連系可能量に上限を設定

導入を制限をする理由は、風力発電の出力変動が系統に悪影響を及ぼすためとのこと。
資源エネルギー庁では、蓄電池等と組み合わせて出力変動を緩和するシステムの開発を支援していく。

 太陽光やバイオマスと並ぶ新エネルギーの3大分野の一つである風力発電について、2010年度の導入目標達成が極めて難しい状況にあることが、経済産業省総合資源エネルギー調査会の小委員会のまとめでわかった。何も対策を講じないと、ほぼ半分までしか到達できない。風の強弱に伴って出力が変動することが妨げとなっており、同省資源エネルギー庁は出力変動を食い止める蓄電池との組み合わせなど支援策を新年度から進める方針を固めた。

 風力発電は、二酸化炭素削減など温暖化対策が期待されるクリーンなエネルギーだ。同庁新エネルギー対策課によると、国内導入量は04年度末現在で約93万キロワット。このほか電力会社が風力発電事業者と約49万キロワット分の契約をすでに結び、さらに10年度までに24万キロワット分の契約を見込んでいる。合わせると、10年度時点での風力発電容量は約166万キロワットとなるが、国が新エネルギーの導入目標とする300万キロワット(原発3基分程度)にははるかに及ばない。

 風力発電は風の強弱によって出力が左右されることから、「安定供給に影響する」として、新規立地をめざす風力発電事業者との契約を見合わせる電力会社が相次いでいる。各社とも、送電系統の工夫などで対応量を増やす検討をしているが、「新規の契約が大幅に進む見込みはほとんどない」(同課)という。

 導入を促すための最大のポイントは、出力変動をいかに抑えるかだ。発電所や送電系統に蓄電池を組み合わせ、変動幅を小さくする技術は、まだコストが高いが、ほぼ見通しは立ってきた。このため同庁は、蓄電池を採り入れ、出力を一定に保つ運転システムの開発を支援していくことにした。

 同課は「年間20万キロワット程度ずつ増やさないと、目標に到達しない。早急に取り組む必要がある」としている。

 〈電力各社の導入状況〉 資源エネルギー庁の調べによると、04年度末時点の各電力会社の風力発電導入量は、東北電力がもっとも多く約37万キロワット。続いて九州、北海道と続き、四国電力は2.3万キロワット、中国電力は1.7万キロワット、関西電力は8000キロワットと出遅れている。ただ、10年度までの導入見込みは、関西、中国、四国とも現在の4倍程度を見込む。

 風力発電の比重が大きくなると、出力変動の影響を受けやすい。このため、北海道電力、東北電力では導入の制限を始めた。四国、九州でも同様に、導入制限を検討している。


2005年07月20日 asahi.com

投稿者 eechance : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月30日

CO2排出考慮し電力調達 環境省が実施計画

 今年の梅雨は少雨と豪雨。月末には記録的な猛暑。電力需要も急上昇とのこと。 そんな中、環境省が、温暖化対策の実施計画のなかで、電力の調達を、価格重視から、CO2排出が少ない発電方式を重視する方針を明らかにしたというニュース。

すご~く、いいニュースだと思います。 是非、公平で公正なグリーン電力購入制度を構築してほしいと思います。

 環境省は6月30日、庁舎で使う電力の調達先の入札の際、価格を重視していた従来の姿勢を改め、より二酸化炭素(CO2)排出が少ない発電方式を採用する電力事業者を優遇する、新たな審査基準を設ける方針を明らかにした。同日公表した環境省の「温室効果ガス排出削減のための実施計画」に方針を明記した。

 環境に優しい物品調達を行う「グリーン購入」の一環で、CO2排出が多い石炭火力を主力とする電力事業者は受注が非常に難しくなる。

 CO2排出の少ない発電方式への転換を促す狙いで、発電事業のグリーン化に役立ちそうだ。


投稿者 eechance : 22:17 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月25日

電気製品リサイクル、日本主導で国際標準

 日本は、家電リサイクル法、パソコンリサイクル法などの法律の他に、容器包装リサイクル法、今年の1月からは自動車リサイクル法が施行されるなど、様々なリサイクル法がある、リサイクル法大国?です。  家電、パソコなどの電気・電子製品のリサイクルの国際標準化に向けて、日本の業界が案をつくり、今後詳しい内容を詰めていくというニュース。


 家電やパソコンなど電気・電子製品について地球環境に配慮した設計の国際標準づくりが日本主導で始まる。規格の国際機関である国際電気標準会議(IEC)でリサイクルしやすい素材や部品、組み立てなどの基準を策定する。メーカーの製造や輸出の環境対応を容易にする狙い。28、29日に東京で第1回の会合を開き、策定作業に入る。

 IECは国際標準化機構(ISO)の電気・電子部門を担当している機関。今回の国際標準は日本の業界が案をつくり、議論のたたき台として採用された。今後詳しい内容を詰め、2007年にも新規格をスタートする計画だ。

2005年6月25日 NIKKEINET


投稿者 eechance : 17:13 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月23日

自動車リサイクル、日産など3社が法定再資源化率を達成

 自動車リサイクル法が施行されて、半年が立ちます。 中古車市場には査定価格がつかない自動車も持ち込まれるなどのニュースも聞いたりしますが、日産自動車、スズキ、富士重工業の3社が2004年度分(今年は2005年1月~3月の3ヶ月)の再資源化実績を発表したというニュース。

 日産自動車、スズキ、富士重工業は23日、自動車リサイクル法に基づく2004年度(適用は05年1―3月のみ)の再資源化実績を発表した。3社とも金属やガラスなどの破砕くず、エアバッグ類の再資源化率が法定基準を達成した。リサイクル全体の収支は3社とも赤字だった。

 今年1月の同法施行で、自動車メーカーは破砕くず、エアバッグ類、エアコンに使うフロン類の3品目の回収・適正処理が義務付けられた。破砕くずから金属などを回収し、リサイクル活用した比率を表す再資源化率は、日産が64.6%、スズキが60.5%、富士重が67.6%。エアバッグ類は日産が94.5%、スズキが92.6%、富士重が94.4%だった。

 資金管理法人から受け取ったリサイクル料金から実際にかかった費用を差し引いた収支は、日産が1630万円、スズキが1059万円、富士重が3535万円のいずれも赤字だった。

2005年6月23日 NIKKEINET

投稿者 eechance : 17:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月06日

自販機の夜間使用規制を 全国市長会が環境対策で提言

 できることから自販機不買運動をはじめてから半年になりました。 

 全国市長会が「夜間の自販機の使用を規制しよう」という提案をした、というニュース!

 全国市長会の都市政策研究特別委員会(委員長・増田昌三高松市長)は6日、地球温暖化防止などの環境対策として自動販売機の夜間使用を規制したり、一定規模以上のファストフード店などにリユース(再使用)可能な食器類の利用義務づけなどを求める提言を発表した。8日の全国市長会議で正式決定し、関係省庁に要請する。  温暖化対策ではほかに、コンビニエンスストアなどの深夜営業の自粛や、住宅用太陽光発電システムの普及に向けた国の財政支援拡充の必要性を指摘。廃棄物対策では、不法投棄取り締まりで一定の司法的権限を持つ産廃Gメン制度創設などを政府に求めている。

投稿者 eechance : 21:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月10日

中環審部会の議定書最終案に産業界が反発‐環境税の表現巡り

 前日の記事とセットのニュースです。 必ず、産業界が反発するというニュース。
 3月末に公表される京都議定書目標達成計画の策定に向けて、産業界が環境省の審議会案に一段と反発を強めている。8日に開かれた中央環境審議会(環境相の諮問機関)地球環境部会では最終答申案の内容に対し、産業界の委員側から強い懸念が示された。一方で委員の間ではおおかた最終案を支持する考えが示され、「環境税の早急な検討に向けて検討するという表現に変えるべき」などの意見も出された。中環審では最終案の内容について、最終的に部会長一任で取りまとめることで合意。ただ、環境省と経済産業省の各審議会で相反する答申案が出た結果、目標達成計画の策定に関しては公の場から議論の過程が見えない、政府内での最終調整という部分に大きく委ねられることになる。特に環境税をめぐっては計画の中でどう表現するか、政府内で今後もせめぎ合いが続きそうだ。 電気新聞 2005年3月10日

投稿者 eechance : 23:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月09日

京都議定書達成、国の負担年間7000億円/中環審部会が2次答申案

 環境省は、京都議定書の目標達成するためには「環境税を導入することが必要がある」という前提で議論をしている。そのため、どれだけお金が掛かるかを算出する必要があり、その数字は年間4000億~7000億円ですよ!というニュース。  一方、経済産業省は環境税導入には反対している。両省が意見をぶつけ合って、結果的に無駄を削減した形で費用を捻出してほしいものです。
 中央環境審議会(環境相の諮問機関)地球環境部会(須藤隆一部会長)は8日、政府が今月末をめどに取りまとめる「京都議定書目標達成計画」の第2次答申案を取りまとめた。京都議定書の目標達成のためにどのような施策が必要かを具体的にまとめた内容。さらに、目標達成のために社会全体で拠出しなければならない経済的な負担を06―10年の平均で1年当たり2兆円以上と試算、そのうち国として必要な経済的な支援額は年間4千億―7千億円になるとしている。費用の捻出(ねんしゅつ)には、環境税の導入が最も有効であると指摘した。

投稿者 eechance : 23:43 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月07日

鉄道輸送をマークで表示へ CO2削減を消費者へPR

 国土交通省が、鉄道輸送される商品に「エコ・レールマーク」という認定するシステムを導入するというニュース。マークのデザインや認定基準は3月末までに決め、2005年度に導入するとのこと。 デザインが決まったら、環境認定マークに追加します。
 国土交通省の検討会は7日、二酸化炭素(CO2)の排出量がトラックの8分の1に抑えられる鉄道輸送の利用を促そうと、新たに専用マークを作り鉄道で輸送される商品に表示、消費者にPRすることを決めた。

 先進国にCO2など温室効果ガス削減を義務付けた京都議定書の目標達成に向けた運輸部門の取り組みの一環で、3月末までにマークのデザインと使用できる企業の認定基準を決め、2005年度に導入する方針。

 「エコ・レールマーク」と名付け、ペットボトル飲料水や洗剤などの家庭用品を対象にメーカー側が自社製品に表示。消費者にトラック輸送から環境負荷の少ない鉄道貨物輸送への移行をPRする。

中国新聞 2005年3月7日

投稿者 eechance : 23:54 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月28日

東芝の燃料電池がギネスブックに掲載

株式会社東芝は28日、同社が開発した小型燃料電池システムが9月発行予定の2006年版ギネス世界記録に“世界最小のDFMC(ダイレクトメタノール燃料電池)”として掲載されることが決定したと発表した。

 携帯型オーディオプレーヤーなど小型携帯機器向けの燃料電池。本体サイズは22×56×4.5~9.1mm(幅×奥行き×高さ)で、100mWの出力を持ち、2mlの燃料で小型オーディオプレーヤーを最大約20時間駆動できるという。

 2005年中の実用化を目指している。

PC Watch 2005年2月28日

投稿者 eechance : 23:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月22日

廃棄物リサイクル率過去最高でも、総排出量増え苦しい目標達成 -- 香川/四国

 香川県の一般廃棄物、2003年度の、リサイクル率は過去最高の19.6%。しかし、総排出量増え39万9000トンだったというニュース。
 香川県は2003年度の一般廃棄物の排出・処理状況をまとめた。リサイクル率は過去最高の19・6%(前年度18・7%)で、最終処分量も6万5000トン(同7万トン)と過去最少。一方、総排出量は39万9000トンと前年度より5000トン増加しており、ごみの排出抑制が一層求められている。

 県廃棄物対策課によると、ごみ総排出量の内訳は可燃ごみが最も多く、約27万トン(73・3%)。次いで資源ごみが約6万1000トン(16・5%)、不燃ごみは約3万3000トン(9・1%)。県民一人当たりが1日に出すごみの量は、1053グラム。ごみ処理では、全体の65・1%の約25万5000トンを焼却した。

 県は02年に県廃棄物処理計画を策定。05年度の目標値は、総排出量36万9000トン、リサイクル率24%、最終処分量4万7000トンと設定した。しかし、ごみの総排出量は、01年度以降は40万トン前後で推移。大幅にごみの排出を抑制できなければ、目標達成は困難な状況だ。

 県廃棄物対策課は「分別収集の品目を増やすなどしてリサイクル率は上がったが、もっとごみの排出を減らさなければならない。ごみ発生を抑制する社会システムの構築が必要」と話している。【井沢真】

毎日新聞 2005年2月22日

投稿者 eechance : 22:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月21日

東電・関電、業務用オール電化を強化

 今年4月から電力自由化の範囲が拡大するため、既存の電力会社も販路拡大を目指しているというニュース。 最近、オール電化住宅のコマーシャルが頻繁に流れているが、業務用でスーパーやファミリーレストランにもオール電化の営業を強化するそうです。  熱と電気の供給は、電力会社が「オール電化」で、ガス会社は「燃料電池」で競うことになりそうです。
 大手電力が飲食店やスーパーの熱源をすべて電気でまかなうオール電化店舗の営業を強化する。関西電力は4月からオール電化契約した場合の料金割引額の上限を2.5倍に拡大。東京電力は米AIGグループのAIU保険と提携し、火災保険の料金を割り引く。電力自由化の範囲拡大で業務用分野は新規参入者との競合が激化しており、顧客の囲い込みを狙う。

 オール電化店舗はちゅう房のガスコンロを電気式に切り替えるほか、給湯や冷暖房まですべて電化するかわりに電気料金を割り引く。イオンが展開する食品スーパー「マックスバリュ」やファミリーレストランの「ジョナサン」などが導入を進めている。

NIKKEI NET 2005年2月21日

投稿者 eechance : 21:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月19日

ESCO事業の利点や課題説明 精華・木津で研修会

 ESCO事業を地方自治体として先進的に導入してきた大阪府が、ESCO事業について研修会で説明をしたというニュース。  最近、地方自治体の施設(庁舎、大規模病院、市民センター)でESCO事業を導入するケースが増えている。京都議定書発効も、今後のESCO導入の後押しになる可能性は高い。しかし、課題がないわけではないようです。
 既存建物の設備を省エネ改修し、浮いた光熱費の一部を改修費用の返還に充てるESCO(エスコ:Energy Service Company)事業についての研修会(京都府山城南保健所主催)が2月18日、私のしごと館(京都府精華町、木津町)であった。山城・乙訓両地域の市町村職員約20人が、全国に先駆けて取り組む大阪府の職員から事業概要や現状について説明を受けた。

 ESCOは米国で誕生した省エネルギービジネスです。改修費用を最初に民間業者が負担する手法もあり、財政事情の厳しい自治体が取り入れ始め、京都議定書発効で環境保護の面からも注目されている。

 財政事情の厳しい大阪府は、大規模病院や府民センターなどでESCOを積極的に導入。研修会で大阪府の田邊陽一設備課課長補佐は「経費の節減と地球温暖化対策、さらにニュービジネスの育成もできる」と利点を示した上、小規模施設での実施の難しさなどの課題を挙げた。

京都新聞 2005年2月18日

関連:ESCO

投稿者 eechance : 22:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月18日

中四国最大規模の太陽光発電

 浄水場など大規模な施設での太陽光発電の設置が増えています。岡山県倉敷の西之浦浄水場に太陽発電施設が完成して運用を開始したというニュース。
 岡山県倉敷市の西之浦浄水場にある6基の沈殿槽の上に、中四国最大規模の太陽光発電システムが完成し2月17日、運用が始まりました。岡山県企業局が、1980枚の太陽光発電パネルを、約1億6000万円をかけて設置したものです。おととし設置した630枚のパネルと合わせると出力は430kwと、一般家庭130軒分の電力を常にまかなえるという事で、中四国最大規模だそうです。発電した電気は、ポンプを動かしたり事務所の空調や照明に使われ、浄水場全体の約9.5%をまかないます。また、太陽光発電システムの導入で、二酸化炭素の排出量を年間で310t/CO2削減できるそうです。

KSBニュース 2005年2月17日

関連サイト:
~新エネルギーの研究開発~(岡山県企画局)

投稿者 eechance : 00:52 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月17日

「県民緑税」兵庫県民多数賛成 2月議会に提案

 高知県からはじまった森林環境税が今多くの地方自治体に広がりみせています。兵庫県も2006年4月に導入に向けて議会に提案をするというニュース。

そのほかの地方自治体での取り組みをまとめてみました。 

■環境税 ◆森林環境税

 兵庫県は16日、2006年度の導入を目指している「県民緑税(仮称)」について、県民意見の結果を踏まえ、個人で年間800円を徴収する原案通り2月の議会に提案すると発表した。

 県の案では、県民240万人を対象に年間800円、企業の場合は資本金に応じて同80,000~2,000円を五年間課税。税収のうち77億円を災害に強い森づくり、28億円を都市緑化に活用していく。

 県には一月末までに146件の意見が寄せられ、うち賛成が110件、反対または否定的な意見が17件あった。意見では防災林整備を求める声が多く、県は森づくりのうち35億円を間伐材などを使った土砂崩れ防止策などに活用する案を新たに加えた。

 県は条例案を二月議会に提案し、2005年度の一年間で周知徹底を図り、2006年4月からの課税を目指すという。

神戸新聞 2005年2月17日

投稿者 eechance : 21:54 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月16日

小又川発電所ストップ-奈良県下北山村の小水力発電所

 クリーンエネルギーとして密かに(?)に応援している「小水力発電」。

しかし、奈良県下北山村の小水力発電所が、昨年の台風の影響で今現在も発電設備が休止中で、しかも復旧が今年の夏以降になるというニュース。

近年の自然災害の増大傾向から「小水力発電」にとっては残念なニュースです。

 河川の落差を生かしたクリーンで環境負荷も少ない小水力発電開発として奈良県下北山村が国庫補助事業で建設し、1994年から村スポーツ公園の主要電源となっていた小又川発電所が、昨夏の大型台風の直撃を受けて放水口が土砂で埋まり、以来、約半年間、稼働できない状況になっていることが分かった。復旧はことし夏以降になる見通し。河川管理者である県の土砂除去が必要で、国の補助金を生かすためにも、早期の支援策が求められそうだ。

 平成15年度は村スポーツ公園の年間電気使用料53万2942キロワットの80.11%を賄った。このほか約200万円の売電実績(同年度)もある。

 村建設課によると、発電が停止したのは昨年8月4日から5日にかけてで、台風11号の直撃を受けた。その後発生した台風21号や風雨の影響もあり、発電所の放水口が土砂で埋まった。

 小又川に堆積(たいせき)する土砂は現在、厚さ約3メートル。発電所は小又川と池郷川の合流付近にあり、発電所を稼働させるには、放水口の土砂と下流の池郷川の土砂の双方を除去する必要がある。

奈良新聞 2005年2月16日

投稿者 eechance : 22:27 | コメント (1) | トラックバック

2005年02月09日

家庭用燃料電池 世界初の市場投入―東京ガス―

東京ガスが2月8日に家庭用燃料電池を世界で初めて市場投入したというニュース

家庭用燃料電池コージェネレーションシステム

商品名は「LIFUEL(ライフエル)」

◆商品名が..
ところが商品がまだ東京ガスのホームページに掲載されていないようです。(2月9日23時現在)
Googleでも検索しましたが、日本のサイトでは「LIFUEL」という検索結果は1つもなかった

◆応募
当システムへの応募件数は約400件とのこと。たしか今年は100件の販売を実施するということ
なので、選考後契約を行うらしい。

◆導入
早ければ3月にも第一号機が設置される

◆関連サイト:
ガスエネルギー新聞
東京ガス株式会社

投稿者 eechance : 22:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月05日

四日市市が小水力発電/新年度予算案に設計費計上

 小水力(マイクロ水力)発電は、クリーン、純国産、再生可能な電源です。三重県四日市市が、平成17年度予算案に上水道の水圧を利用した小水力(マイクロ水力)発電施設の実施設計費を計上したというニュース。発電した電力は中部電力に売電を予定している。よい先例になって多くの自治体などで導入されることを期待しています!
 三重県四日市市は、既存の水道管を流れる飲み水の水圧を利用した「小水力発電」を平成19年度から開始する。新年度予算案に実施設計費381万円を計上し、発電施設の建設工事に着手する。売電用の小水力発電実施は、東海三県では「聞いたことがない」(市水道局)という。  未利用エネルギーの活用と環境負荷の軽減が狙い。市水道局によると、本年度の調査で「小水力発電は可能」と一定の方向性が出たため、予算計上に踏み切った。

 発電能力は200キロワット。電力はほぼすべて、中部電力に売却する予定。価格は7円/1kWh、一時間1,400円ほどを想定し、今後、中電と本格的な交渉に入る。

 発電施設の建設費はまだ確定していないが、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」の一部補助(全体の二、三割)と、売電収益で最終的に賄える範囲とする予定。

伊勢新聞 2005年2月5日

投稿者 eechance : 20:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月02日

自動車リサイクル、266万台で価格設定に誤り

 国内自動車メーカー10社と外国車輸入業者5社は2月2日、2005年1月からはじまった「自動車リサイクルシステム」の利用者が負担する料金設定に誤りがあったとして、約266万台について料金を訂正すると発表したというニュース。

◆東京新聞: 266万台で料金ミス自動車リサイクル
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050203/mng_____sya_____007.shtml

◆asahi.com: 自動車リサイクルで徴収ミス 価格設定誤る
http://www.asahi.com/business/update/0202/116.html


▽国内自動車メーカー
 いすゞ自動車、スズキ、トヨタ自動車、日産自動車、日産ディーゼル、富士重工業、ホンダ、マツダ、三菱自動車、三菱ふそうトラック・バス

▽外国車輸入業者
ビー・エム・ダブリュー、ダイムラー・クライスラー日本、フォード・ジャパン・リミテッド、プジョー・ジャポン、ポルシェジャパン

投稿者 eechance : 23:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月01日

経産次官「環境税導入、既存税制の活用を」

 経済産業省は環境税に反対の立場をとっているようです。「ところで反対の論拠は?」っというニュース。
 経済産業省の杉山秀二次官は31日の記者会見で、環境税について「アプリオリ(所与のもの)ということではない」と述べ、化石燃料に課税する新税創設案に改めて慎重な見方を示した。その上で既存のエネルギー課税の見直しが「まず最初に考えられるべきだ」と述べ、石油石炭税などの税収を環境対策に転用することを視野に検討を進めるべきだとの考えを表明した。

 石油石炭税の2005年度の税収見込みは5000億円。大半が石油備蓄などの資源対策や省エネルギー技術の普及などに支出され、一部は環境対策にも振り向けられている。杉山次官の発言は、環境対策費の割合を増やすことを軸とした同税制の改正を念頭に置いたものとみられる。環境税を巡っては、環境省が温暖化ガスの排出源の石油や石炭などに課税する新税を導入し、税収を環境対策に充てる案を打ち出している。これに対しては、化石燃料の消費を抑制するためには高税率にする必要があり、「国民生活や産業に懸念を持たざるを得ない」(杉山次官)と指摘した。

NIKKEI NET 2005年1月31日

[感想]
経済産業省の、環境税反対の論拠は、
(1)環境税が効果を上げるためには、高税率にしなくてはならない
(2)高税率では、国民生活や産業に懸念を持たざるを得ない

????って感じ

投稿者 eechance : 21:47 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月27日

荏原がふん尿処理設備を養豚農家に納入 PRS法の認定も

 個人の養豚家が、家畜系バイオマスの発電施設として設置して、RPS法の認定も受けて電気を電力会社に売り、処理したし尿は水処理で排水基準以下にして放流するというシステムを稼動したというニュース。厄介ものをエネルギーに変えちゃう循環型社会のお手本といったことでしょうか!! システムは荏原が納入したとのことですが、ちょうど数日前にこの会社の株主になったので是非がんばってほしいな~。
 荏原は1月26日に、家畜ふん尿を発酵処理して発電するシステム「バイトレック」が愛知県の養豚農家で稼動し、昨年12月より中部電力に売電を始めたと発表した。この施設は経済産業省から「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(PRS法)」の認定を受けた。個人の養豚農家がバイオマス発電施設でRPS法の施設認定を受けたのは全国で初めて。

 荏原が納めたシステムはメタン発酵層と水処理施設、発電施設などからなり、今回が1号機メタン発酵槽の処理能力は一日約11トンで、豚千頭分に対応する。発電施設はアイシン精機製の出力6kWのガスエンジンコジェネレーション(熱電併給)システム2台を採用した。メタン発酵で発生するバイオガスで発電、自家利用して残った電力を売る。販売量は月平均で200kW~200kW時。排熱(13.5kW/h)はメタン発酵槽の加温に使う。これら電気、熱を利用できるので従来施設と比較し、低ランニングコストにて運転することが可能。発酵後の消化液は、水処理施設で排水基準値以下にして放流する。


▼当施設は幾つかの法律的な後押しがあり、今後はこのような施設が普及すると考えられる。

▽「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」
 家畜ふん尿による環境汚染防止と、資源として有効活用することを推進

▽「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」
 新エネルギー等の利用の推進を目指す

投稿者 eechance : 21:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月26日

湖沼法:水質改善へ抜本見直し 環境省方針

 1月21日に召集された通常国会。環境やエネルギー関連についてもいろいろ議論されるでしょうね!ちょっと地味かもしれませんが(いやそんなことありません。。)環境省が「湖沼水質保全特別措置法」を抜本的に見直す方針を決めたというニュースです。  以前住んでいた千葉県で、夏に印旛沼付近をサイクリングした際、途中から臭くて息苦しくなったことを思い出しました。 案の定、指定湖沼に選ばれていた...
 環境省は25日、湖沼の水質を改善するため、湖沼水質保全特別措置法を抜本的に見直す方針を決めた。水質汚濁の大きな原因となる農地の排水や市街地の雨水の汚濁物質の流入抑制策や、水質浄化に役立つ湖辺の環境保全が柱だ。開会中の通常国会に改正案を提出し、来年度の施行を目指す。

 84年の同法制定により新増設工場の排水規制などが強化されたが、湖沼の化学的酸素要求量(COD)の環境基準達成率は55%(03年度)で、あまり改善されていない。

 そこで、汚濁の著しい霞ケ浦や琵琶湖など10カ所(※)の指定湖沼ごとに、周辺の農地や市街地などの地域を重点地区に指定した上で、汚濁物質が流出しにくい肥料の使用や、市街地の雨水が直接湖沼に流入しない措置などを推進する。また、既設工場への排水規制を強化する。指定湖沼の水質保全に必要なヨシ原など湖辺の水環境の保全も図る。【河内敏康】

毎日新聞 2005年1月25日

※10ヶ所の湖沼:
釜房ダム、霞ヶ浦、印旛沼、手賀沼、諏訪湖、野尻湖、琵琶湖、中海、宍道湖、児島湖

より詳細な情報は、
湖沼環境保全施策の基本的あり方について(環境省)

▼平成17年1月28日(追加)
「湖沼環境保全制度の在り方について」に係る中央環境審議会答申について

投稿者 eechance : 23:56 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月24日

廃食油、菜種油、菜の花プロジェクトいろいろ

 今年になって、廃食油を軽油にして再利用するプロジェクトのニュースがいくつか取り上げられていたので、紹介します。

◆菜の花で環境学習推進 広島の3NPO '05/1/4
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05010406.html

◆廃食油で車走らせます 田辺市の物流会社
 BDF燃料 装置導入し自社精製へ
http://www.agara.co.jp/DAILY/20050106/20050106_004.html

◆てんぷら油を車燃料に 牧丘町の廃食油リサイクル /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000001-mailo-l19

◆給食廃油を燃料に 井笠地方で取り組み本格化 '05/1/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05011935.html

◆菜の花畑を21世紀の油田に!菜の花プロジェクト
http://www.janjan.jp/special/0501/0501182716/1.php

◆あいとうエコプラザ菜の花館がオープン
http://www.bbc-tv.co.jp/cgi-local/user/houdou/news/news_week_detile.cgi?detile_file=2005-01-23&detile_no=2

投稿者 eechance : 20:01 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月19日

電力自由化の一面 「欧州電力、再び大型再編へ」

■電力自由化、欧州の現状
 競争原理を導入することで、サービスがよく、安い電力を提供することが目的の電力自由化。 日本では4月から自由化枠が拡大され、電力自由化はこれからが本番というところ。 電力自由化先進地域であるEUは、自由化のねらいとはちょっと違った動きがでている。

欧州では一連の再編で寡占化が進み、電力料金の価格競争が起きにくくなり、昨年秋には英国やドイツなどの電力会社で横並びで料金を2―3割も上げた。

■日本では...

 日本では、電力各社が今年に入って電力料金の値下げを決めた。また、松下電器や出光などが特定規模電気事業者(PPS:Power Producer & Supplier)への申請や登録により、電力小売事業に参入を表明している。現段階では利用者にとってメリットがありそうなニュースが続いている。しかし、現在欧州で起こっている現状を理解しながら、過度な競争により電力供給側の体力が落ちないような方法論を検討しておく必要がありそうだ..

 【ロンドン=佐藤紀泰】欧州の電力産業で再び大型再編の動きが出てきた。欧州5位のバッテンフォール(スウェーデン)は17日、デンマーク最大手エルサムに対して250億クローネ(約4500億円)での買収を提案した。欧州では2000年前後の再編で大手約10社に集約された。各社とも昨年は電力料金を大幅に上げ、収益体質が改善したため、大型再編が再び起きるとの見方が強まっていた。

 エルサムに対しては、デンマーク政府が後押しして、同国の国営石油ガス会社DONGによる買収計画が進んでいた。だが、バッテンフォールはDONGを2割以上も上回る買収価格を提示し、機関投資家ら主要株主の合意を取り付けているという。また、デンマーク2位の電力会社にも買収を働きかける方針。

 欧州では一連の再編で寡占化が進み、電力料金の価格競争が起きにくくなり、電力大手各社が昨年秋には英国やドイツなどで横並びで料金を2―3割も上げた。政府や大口需要家による業界批判が強まっており、バッテンフォールによる久しぶりの大型買収の行方が注目を集めそうだ。

NIKKEI NET 2005年1月18日

投稿者 eechance : 23:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月12日

マータイさん来月訪日へ ノーベル平和賞受賞後初

 昨年のノーベル平和賞受賞者、ワンガリ・マータイさんが2月中旬に来日するというニュース。

関連サイト:
 NGO グリーンベルト運動(English)

 【ナイロビ11日共同】昨年のノーベル平和賞受賞者でケニアの環境副大臣のワンガリ・マータイさん(64)が2月中旬、環境問題などについて講演するため、日本を訪問する予定であることが分かった。複数の関係者が明らかにした。マータイさんが訪日するのは受賞後初めて。

 関係者によると、日程は14-20日。地球温暖化防止のための京都議定書発効(16日)や、3月に始まる愛知万博の関連イベントなどに参加する方向で調整中という。マータイさんは1990年代後半にも日本を訪問している。 マータイさんはアフリカ女性初のノーベル平和賞受賞者。77年、植林活動と女性の地位向上を目的とした非政府組織(NGO)グリーンベルト運動を設立し、これまでにアフリカ各国で約3000万本を植林した。2002年、国会議員に当選、03年、環境副大臣に就任した。)(共同通信)

京都新聞 2005年1月12日

投稿者 eechance : 23:44 | コメント (0) | トラックバック

地球温暖化の解決へ 技術開発を公募 木津・RITE 13日から

 地球環境産業技術研究機構(RITE・京都府木津町)が、地球温暖化ガスの発生抑制や回収・固定化などの技術開発を1月13日から公募するというニュース。
 関西学研都市の地球環境産業技術研究機構(RITE・京都府木津町)は、地球温暖化の解決に向けた斬新で市場化できる技術開発の研究テーマを13日から公募する。

 公募研究は、経済産業省が進める「京都議定書目標達成産業技術開発促進事業」の一環。対象分野は、二酸化炭素など温室効果ガスの発生抑制や回収・固定化、固定化によって生じる物質の資源化技術などで、エネルギー効率の高い技術など。開発期間は、2005年度から3年程度。事業費は、1件当たり年間数1000万円-3億円で、半分は参加企業の負担になる。

 応募資格は、国内で事業を実施できる技術や資金能力を持つ企業で3月24日必着。同機構の担当窓口やホームぺージから入手できる申請書などをそろえて提出する。

 2月10日に京都市下京区、ぱるるプラザ京都で説明会がある。同機構研究公募チームTel:0774(75)2302、ホームページはhttp://www.rite.or.jp/

京都新聞 2005年1月12日

投稿者 eechance : 02:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月11日

生ごみからメタンガス生成技術開発 木津 アタカ工業とRITE

 メタン発酵で生ゴミを処理するプロジェクトが1月中旬から本格試験を開始するというニュース。
 京都府木津町の関西学研都市内に研究所を持つアタカ工業が、地球環境産業技術研究機構(RITE・木津町)との共同研究で、生ごみなど有機廃棄物を水を加えずに高速でメタン発酵させ、メタンガスを生成する無希釈メタン発酵技術をこのほど開発、近く実証実験に入る。従来の発酵技術に比べ2倍以上の処理能力があるという。

 開発した「アタカWTMシステム」は「二相循環式無希釈メタン発酵法」を採用。2段階の微生物反応からなるメタン発酵の過程を、従来のように1つの槽で処理するのでなく、2槽処理で効率化した。分解後に生じるメタン発酵液を循環させることで再利用、コスト削減にもつながる、としている。

 最初に生ごみから有機物を分別。水を加える代わりにバクテリアを多量に含むメタン発酵液を利用し、混合槽で液状化する。さらに温度55度の高温可溶化槽に入れ、酸発酵菌などで固形物を溶かす。最後にメタン生成菌を含む中温メタン発酵槽でガス化する。

 実用化に向け、木津町が用地を提供、すでに実証プラントを建設した。処理量は1日平均1トンで、今月半ばに本格試験を始め、10月までデータを収集。商品化を目指す。

 共同研究は、温室効果ガス削減など地球温暖化を解決する技術の促進を図る経済産業省の「京都議定書目標達成産業技術開発促進事業」の一環。2003年度から3カ年計画で進めている。

京都新聞 2005年1月11日


投稿者 eechance : 23:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月10日

日高山脈で二酸化炭素の密封実験 経産省の所管法人、温暖化防止対策に

 経済産業省所管の財団法人「地球環境産業技術研究機構」が実施中の地球温暖化防止対策プロジェクト「CO2地中貯留プロジェクト」に関連するニュース。  新潟県長岡市で2000年から2004年まで実施されていた同プロジェクトは、先日の新潟県中越地震で一時中断していたが、検査の結果運転を再開して累積量が10,000トン-CO2になる2005年上旬に運転するそうです。  日高山脈岩内岳には良質な岩盤が残っていることが実験地に選ばれ、来年まで実験を行うとのこと。


関連サイト:
 財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)

 地球温暖化の原因となる温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を岩盤の下に封じ込める実験が、昨年から日高管内日高町で行われている。国内では四例目、道内では夕張に次いで二例目だが、国内に広く分布する蛇紋岩の地層での実験は初めて。成功すれば、この技術で国内で新たに約七億トンのCO2の密封が見込まれている。

 実験に取り組んでいるのは、経済産業省所管の財団法人「地球環境産業技術研究機構」(京都府木津町)。これまで、新潟県長岡市でCO2を地下約千メートルの地層に封じ込める実験を行い、一万トンの密封量を達成している。

 日高町の実験場所は日本最大級の蛇紋岩地帯として知られる日高山脈岩内岳のふもと。蛇紋岩はCO2に反応して炭酸塩鉱物に固定できる特徴があり、岩内岳には良質な岩盤が残っていることから実験地に選ばれた。

 昨年秋に初めて行われた実験では、ポンプを使ってCO2の溶解水を一分当たり六十グラムずつ計数キログラム、地下約百メートルの地層に注入した。初期段階のため、将来性の見極めはついていないが、来年まで、さらに規模を拡大して実験を繰り返す。

 温室効果ガスの削減目標を定めた京都議定書に批准している日本は、二○一二年までにCO2の排出量を二○○○年比で6%削減することが義務付けられている。同機構の水野康信・CO2貯留研究グループリーダーは「日高町の実験を軌道に乗せ、温暖化防止に役立てたい」と期待する。

 夕張市でも昨年十一月、石炭層を利用したCO2の密封実験が行われたが、国内では石炭層より蛇紋岩の分布量が圧倒的に多いため、日高での実験の成否に注目が集まっている。

北海道新聞 2005年1月5日

投稿者 eechance : 22:41 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月07日

宮崎県知事、森林環境税に意欲

  県が是非を検討している森林保全のための新税「森林環境税」について、安藤知事は6日の定例記者会見で「県内の森林は素晴らしいが荒れている部分もある。導入に向け前向きに検討したい」と述べた。導入に前向きな発言をしたのは初めて。

  税体系などの具体案は未定だが、県環境森林課によると、導入を進める場合は具体的な素案を県議会や県民に提示し意見を聴く。今年度中の提案は難しく、早くとも05年度に提示し、導入は06年度以降になる見通し。

  同課によると、県内は76%を森林が占めるが、後継者難で荒廃が進む。このため、「森林は県民の共有財産」「荒廃は重大な環境問題」との観点から、県民参加型の森林保全プランや新税導入の是非について、学識者や林業関係者らでつくる検討委員会(座長=飛松建二・宮崎経済同友会代表幹事)に検討を依頼。委員会は昨年、税の使途を明確化し、県民への周知を条件に導入を認めることにした。

  ただし、安藤知事は「理解を得たい。反対が多ければ導入しない」ともしており、県環境森林課も「まずは、いかに森林を守るシステムとして理解してもらえるか」としている。

asahi.com宮崎 2005年1月7日

投稿者 eechance : 23:05 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月06日

新エネルギー統計:京都議定書発効にらみ、経産省策定へ

 経済産業省が、京都議定書発効をにらんで、省エネルギーをより定量的に把握するために、今まで製造業9業種のみで実施していたエネルギー消費量データを、非製造業も含めた90業種に広げて、電気、ガス、石油などエネルギー源別の消費量を把握するように、エネルギー統計を見直そうというニュース。
 経済産業省は5日、今年2月の京都議定書発効をにらんで、温室効果ガス削減を効率的に進めるため、製造業、非製造業を含めたあらゆる業種約90業種を網羅する新たなエネルギー統計作りに着手することを明らかにした。現行統計では、政府が業種別にエネルギー消費量を把握しているのは製造業9業種のみで、全消費量の4分の1しかカバーしていない。新統計では全消費量をカバーすることになり、業種別、地域別のエネルギー消費実態を把握してきめ細かい省エネ対策構築に活用する。

 来年度から、全国50万事業所を対象に、電気、ガス、石油などエネルギー源別の消費量などのデータを集める。

 同省の現行の総合エネルギー統計で、消費量の実際のデータを集めているのは紙パルプ、化学、化学繊維、石油製品、窯業、ガラス、鉄鋼、非鉄金属、機械の9業種だけ。成長が著しい電気通信業やサービス業、各種オフィスなどが含まれる「業務部門」のエネルギー消費も調査されていない。同部門の二酸化炭素(CO2)排出量は、全体の16%に達し、同省のエネルギー需給見通しでも、2010年度の排出量が90年度比24%増まで膨らむ見込み。

 全業種を対象にする調査は、これまでも総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)などで必要性を指摘されていたが、所管がほとんどすべての省庁にまたがるため、実施されていなかった。家計部門は総務省の「家計調査」、運輸部門は自動車、航空、鉄道の国土交通省の「輸出統計」でカバーしていたが、サンプル数が少なかった。

 経産省は新統計を土台にして「08~12年の5年間に温室効果ガス排出量を90年比6%削減する」京都議定書目標の達成に向けた取り組みを加速させるほか、調査を通じ、排出量が増えている業種の省エネ意識の向上も図る。【須佐美玲子】

毎日新聞 2005年1月5日

投稿者 eechance : 22:22 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月04日

CO2排出0・4%増に 京都議定書 政府、90年度比で新目標

 「京都議定書目標達成計画」で、2010年度のCO2排出量目標を1990年度比2.0%減から0.4%増に修正することが明らかになったというニュース。
 地球温暖化防止のための京都議定書が2月に発効するのを受け、政府が3月中にまとめ今後の温暖化対策の集大成となる「京都議定書目標達成計画」の概要が3日、明らかになった。地球温暖化防止大綱の温室効果ガス削減内訳を見直し、エネルギー使用が原因の二酸化炭素(CO2)の2010年度排出量を、現行の1990年度比2・0%減から同0・4%増に修正した。

 代替フロンなど他分野での削減がさらに見込めるようになったことと、現行の対策では5%近く増えると予想されているCO2排出の現状に配慮した形だ。

 削減方策としては、省エネ法の強化や産業部門の削減目標設定、官公庁などへの再生可能エネルギー大幅導入などの追加施策を盛り込む方針だ。

 代替フロン類はCO2換算で2・0%増から0・2%増に、メタンと一酸化二窒素などは同0・5%減から1・1%減に抑制。CO2も含む、これら温室効果ガス全体では0・5%減となる。

 これに森林が吸収するCO2の3・9%分と、海外から調達する1・6%相当の排出枠の活用(いずれも現行目標と同じ)と合わせ、日本の義務である6%減を達成する計算。

 個別対策では、一部の工場などに限られていた省エネ法の対象を運輸・物流業者に拡大。企業に排出量の報告と公表を義務付け、日本経団連の自主行動計画に参加する業種別の削減目標を達成計画に明記、達成できない場合は企業が購入した排出枠を国に納めさせる仕組みも作る。削減に意欲的な企業を対象に自主参加型の排出量取引も導入する。

 また、高効率給湯器を全世帯の2割に普及させるための補助制度を創設。官公庁での再生可能エネルギー利用を拡大する。ただ、環境税について、達成計画にどう位置付けるかは未定で、調整が続いている。

京都新聞 2005年1月4日


投稿者 eechance : 23:35 | コメント (2) | トラックバック

2005年01月03日

自動車リサイクル法が施行 ユーザー、料金前払いに

 2005年1月から施行された自動車リサイクル法に関するニュース。

関連サイト:
 財団法人 自動車リサイクル促進センター


 自動車の所有者にはリサイクル料金の前払いを、自動車メーカーと輸入業者にはカーエアコン用フロンなど3品目の引き取りと適正処理を義務づける自動車リサイクル法が、1月から施行された。国内で年間約400万台が廃車になる自動車のリサイクル率を、現状の80%から95%へ高めることなどを目指す。

 新車を買う人は、リサイクル料金を自動車リサイクル促進センターに預託し、リサイクル券を受け取ることが義務づけられた。04年までに売られた車も、車検時や廃車時に料金を支払う必要がある。メーカーが決める預託金額は車種によって異なるが、環境省は「おおむね7000~1万8000円に収まる」とみている。同センターは経済産業、国土交通、環境各省が共管の財団法人。

 廃車の際は、所有者が、販売店など引き取り業者に、車と券を渡す。業者はカーエアコン用フロン、エアバッグ、シュレッダーダスト(シートなどの破砕くず)の3品目と券を、国内自動車メーカーや輸入業者に引き渡し、メーカー側はその処理を行った後、促進センターから預託金の払い戻しを受ける仕組みだ。

 制度の早期浸透を図るため、同法に沿って適正に廃車にすれば、車検が残っている月数分の自動車重量税を還付する制度も導入された。すでにメーカー側は、破砕くずを防音材に再利用したり、解体しやすい車体構造を研究したりなど、リサイクル費用を下げる努力も始めている。

 同法では、解体、輸出など段階ごとに届け出を義務づけるなど、不法投棄対策も強化された。

asahi.com 2005年1月3日

投稿者 eechance : 23:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月02日

琵琶湖の水 夢のエコロジー構想 滋賀県、来年度から基礎実験

 太陽光発電を利用して、水を電気分解して水素と酸素を生成し、水素は燃料電池に、酸素は琵琶湖湖底に送り低酸素化を解消しようとする大きな構想のニュース。屋久島では水力発電で電気分解で水素を生成するプロジェクトが昨年から実施されているようだし、海外では風力発電を利用した電気分解で水素を生成する計画もあるようです。  今年から市場導入される家庭用燃料電池は都市ガスやLPガスを改質して水素を取り出すのに対して上記のプロジェクトでは自然エネルギーから水を電気分解して水素を取り出す点でよりCO2排出が少なく環境にやさしいといえますよね..がんばれ滋賀県!
 琵琶湖の水を電気分解して酸素を湖底に送り込み、発生する水素を燃料電池にしてエネルギー源にする-。そんな壮大な構想を滋賀県が掲げ、来年度から基礎実験に取り組む計画を進めている。環境悪化を招く湖底の低酸素化を解消すると同時に、地震などの大規模災害時に備えて県内のエネルギー自給率を向上させる一石二鳥を目指す取り組みだ。

 県によると、琵琶湖の湖底は低酸素化の傾向にある。このため、魚やバクテリアの生息環境が悪くなる一方、窒素やリンの濃度が高まり水質悪化を招いている。一方、電気、ガスなど県内の消費エネルギー総量に対し、県内で生産されているエネルギー量は0・84%にすぎない。

 構想によると、仕組みは理科の電気分解の実験と同じで、琵琶湖に電極を挿して水を酸素と水素に分解する。水深90メートル以上の湖底付近などに酸素を送るとともに、発生する水素の8割を回収する。その上で、蓄積した水素エネルギーを燃料電池として活用する。

 計画では、05年度から3年計画で、県琵琶湖研究所と県新エネルギー推進室、同志社大の研究グループが共同で、基礎実験にあたる。室内で直径約1メートルのタンクに湖水を張って電気分解し、小魚やプランクトンを入れて生物や水質に影響を与えるか調べるとともに、湖水でも電気分解が可能な最適システムを開発し、特許を申請する予定。

 県は水質浄化のため、余呉町の余呉湖内に1993年3月に空気を送り込む装置を設けたが、電気代がかさんでいる。このため、今回の計画では、電気分解を促すのに太陽光発電などの自然エネルギーを用いる。

 鹿児島県の屋久島では昨年春から水力発電の電力を活用して水を電気分解し、水素を燃料電池車に供給する実験を始めた。12月末に見学した県琵琶湖研究所の熊谷道夫・総括研究員は「屋久島では酸素は使われていなかったが、琵琶湖の低酸素化を解決するのに使うと同時に、県外に依存しているエネルギーの備蓄につながれば」と話している。

京都新聞 2005年1月2日

投稿者 eechance : 23:09 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月25日

家庭用燃料電池:電力、一戸建ての6割賄う--世界初、2月発売

 東京ガス、新日石の家庭用燃料電池が、2005年から市場に導入されるというニュース。 東京ガスはエコプロダクト2004(12月9~11日)でアピールしていました。新日石も12月20日にプレスリリースしています。
 家庭用エネルギー市場では、電力会社がオール電化住宅に対して、ガス会社は燃料電池で挑むということになるのでしょうか...
 ◇排熱で温水沸かし、給湯や床暖房にも

 エネルギー大競争時代を迎え、都市ガス大手も手をこまねいているわけではない。来年からは、ガス会社から電気を買う家庭も登場する。

 東京ガスと松下電器産業、荏原バラードの3社は来年2月、世界初の家庭用燃料電池を発売する。

 燃料電池は、水素と酸素が化合すると電気と熱が発生する原理を利用。都市ガスから取り出した水素で、電気と熱を起こす。出力は1キロワットで、夫婦と子ども2人が150平方メートル程度の一戸建てに住む場合、使う電力の約6割を賄うほか、排熱で60度の温水を沸かし、給湯や床暖房などに使う。

 修理代込みで、10年間100万円でリース販売する。来年1月上旬に募集を始め、06年3月までに200台を販売する。

 東京ガスの試算では、通常のガス・電気料金に比べ、標準世帯で光熱費を年間約3万円節約できるほか、ガス料金を年3万円割り引く。当面の販売地域は東京と神奈川、千葉、埼玉のみで、一戸建ての新築住宅が対象。東京ガスR&D企画部の藤崎亘課長(38)は「08年度以降、価格を50万円程度に抑え量産体制に入り、マンションなど集合住宅での使用も目指したい」と意気込む。

 新日本石油は来年3月、世界で初めて液化石油ガス(LPG)から水素を取り出す方式の家庭用燃料電池を発売する。出力は750ワットで東京ガスを下回るが、レンタル料は年6万円と安めだ。利用するプロパン業者で多少異なるが、4人家族で光熱費は年約6万円の節約と試算。関東甲信越で150台を販売。06年度から全国展開を目指す。

毎日新聞 2004年12月25日

投稿者 eechance : 23:57 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月24日

三重県の燃料電池実証試験事業、シャープと栗田工業が応募

三重県の燃料電池実証試験事業に、栗田工業とシャープが提案をしたというニュース。それぞれ、水素分離膜型固体高分子形燃料電池コジェネレーション(熱電併給)システム、太陽電池と燃料電池のハイブリッドシステムと特徴がある提案のようです。
 【津】三重県は、補助金事業として進めている燃料電池実証試験事業について、新たに栗田工業とシャープの両社からそれぞれ提案を受けた。

 同県は構造改革特区の認定を受け四日市市や鈴鹿市で企業から提案を募り、共同で燃料電池の実証試験を行っている。県は安全評価などを経て、採択するかどうかを05年1月中にも決める。

 栗田工業は、水素分離膜型固体高分子形燃料電池コジェネレーション(熱電併給)システムをテーマにした実証試験を行う予定。シャープは災害時の非常用電源として、太陽電池と燃料電池のハイブリッドシステムの実証試験を提案した。

 三重県は、次世代のエネルギー源として注目されている燃料電池の実証試験事業を03年度からスタート。企業からの提案をもとに03年度は2件、04年度はこれまでに6件を採択している。

 今回、提案された2件についても採択されると、全体で10件の実証実験が行われることになる。採択されれば企業側は県から経費の2分の1の補助金が得られる。

asahi.net 2004年12月24日

投稿者 eechance : 22:51 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月20日

新日石、LPガスの家庭用燃料電池発表

 新日本石油が家庭用燃料電池を、東京ガスに続いて、来年から市場に投入するというニュース。東京ガスが都市ガスであるに対して、新日本石油の製品はLP(プロパンガス)を利用するので、都市ガスのパイプラインがない場所でも利用できるのが特徴。
 石油元売り大手の新日本石油は、世界で初めてLPガスを使う家庭用燃料電池システムを発表しました。

 発表されたのは発電容量が750ワットの「エネオス・エコ・LP1」で、LPガスを燃料にする家庭用の燃料電池として、世界で初めて商品化されます。


TBS 2004年12月20日

投稿者 eechance : 22:31 | コメント (0)

都市再生機構、賃貸マンションに家庭用燃料電池を導入

 世界初、マンションに家庭用燃料電池を採用するというニュース。先日、エコプロの東京ガスのブースでは担当者が「最初は新築一戸建てのみ」と言っていたが... おっ、今日のWBSでも燃料電池を取り上げるようだ。
 都市再生機構は、賃貸マンションに家庭用燃料電池を導入する。来年3月から夏にかけて完成する「アーベインなんばウエスト」(大阪市浪速区、2棟252戸)および来年末に完成予定の「サンヴァリエ桜堤団地」(東京都武蔵野市、2棟85戸)の一部住戸で採用する。家庭用燃料電池の集合住宅への採用は世界で初めてという。

 家庭用燃料電池は、大阪ガスと東京ガスがそれぞれ電機メーカーなどと共同開発した製品を採用する。燃料電池は都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を反応させて電気を発生し、さらに反応熱で沸かした温水を貯蔵して利用する。都市再生機構によると、70平方メートルの住戸に3人で住む家庭で電力需要の約74%、給湯需要の約92%を家庭用燃料電池で賄えるという。

 水素を都市ガスから取り出すため、ガス代は余計にかかるが、電気代が節約できるため、光熱費を12%程度抑えることが可能。導入戸数はアーベインなんばウエストが26戸、サンヴァリエ桜堤団地17戸の予定。

日経産業新聞 2004年12月20日


投稿者 eechance : 22:30 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月19日

風力発電の電気購入枠を拡大へ--北電、来月18日に東京で説明会 /北海道

 北海道電力は、風力発電による電気の購入枠(現在25万キロワット)を拡大する。来年1月18日に東京で自治体や風力発電事業者向けの説明会を開く。新たな購入枠は未定。

 北電によると、現行枠は発電された電気を全量買い取る契約だが、新たな募集枠は電力需給バランス維持のため、時期や時間帯によって購入を一時停止する条件がつく。国の総合資源エネルギー調査会の論議を踏まえた。

 説明会は東北電力、九州電力との共催。問い合わせは北電需要・購入グループ(011・251・4342)。【井上英介】

毎日新聞 2004年12月19日

投稿者 eechance : 22:31 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月17日

自然エネルギーに親しんで、あす福井大でシンポ

 「第7回環日本海自然エネルギーシンポジウム」の案内のニュース。過去の開催は夏(7,8月)や冬(12、1月)と決まっていないようですね。しかし、ネット上での告知が、毎日新聞のこの記事と福井大学の行事一覧だけ、もっとアピールしてほしいな~。 っと言っても参加するのはちょっと大変かもしれないけれど... 
 風力発電などの自然エネルギーに親しんでもらおうと、「第7回環日本海自然エネルギーシンポジウム」が18日、福井市文京3の福井大文京キャンパスで開かれる。午後1時~同5時で、無料。

 風力発電装置など自然エネルギーに焦点を当てた商品作りに取り組む福井市の異業種交流組合「プロード」と、NEDO技術開発機構関西支部が主催。今回は「子供と描く未来の風」がテーマで、「ためしてガッテン」など科学教育番組を担当するNHK東京の井上智広・ディレクターが基調講演する。

 また、針金と布で子どもたちが風車を作り、発電機に接続して風力発電を体験するコーナーも実施。同組合の西村琢磨・代表理事は「子どもたちが風など自然と触れ合う機会が少なくなっている今、親子で自然エネルギーについて考えてもらいたい」と話している。問い合わせはプロード(0776・38・6166)へ。【樋口岳大】

毎日新聞 2004年12月17日

投稿者 eechance : 22:55 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月16日

基準達成84%で最高更新 河川、湖沼の水質調査結果

 2003年度、河川、湖沼、海域の水質測定結果の環境基準を達成した水域が83.8%で5年連続で過去最高を更新したというニュース。
 環境省が16日発表した2003年度の河川、湖沼、海域の水質測定結果によると、汚濁の程度を示す化学的酸素要求量(COD)や、生物化学的酸素要求量(BOD)の環境基準を達成した割合は、調査対象とした全国3301水域の83・8%(前年81・7%)に上り、5年連続で過去最高を更新した。

 しかし湖沼については、55・2%(同43・8%)と依然低レベルで、環境省は「工場や生活排水対策などの効果が出ているが、湖沼については対策強化が必要」として、田畑からの肥料や土壌の流出防止、市街地の排水浄化など取り組みを急ぐ方針だ。(共同通信)

京都新聞 2004年12月16日



投稿者 eechance : 21:28 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月14日

自然エネルギー国際会議 世界初、浜松で開催

 2005年6月に新エネルギーの国際会議を浜松で開催するというニュース。 開催時期は愛知万博が実施されているので、静岡県も頑張っているぞ~とアピールしています!! 「ノーベル賞レベルの学者による基調講演」っていうのがちょっと面白い鴨
 風力や太陽光など再生型自然エネルギーの最先端技術を紹介する「風力・再生型自然エネルギー・燃料電池国際会議」が2005年6月、浜松市のアクトシティ浜松で開かれる。県などが主催し、世界中の学者らが新エネルギーの取り組みを解説するなど、静岡から最先端の技術を発信し「新エネルギー先進県」に向けた姿勢を示す。県によると世界規模の再生型自然エネルギーに関する会議は世界初開催という。 (萩原誠)

 国際会議の日程は2005年6月7~10日。具体的な内容は今後詰めるが、ノーベル賞レベルの学者による基調講演のほか、風力や燃料電池など六分科会に分かれて最新技術や世界の動向などを議論する。さまざまな国から三百人程度が参加し事例発表する見込み。一般向けに最先端の技術を分かりやすく紹介する講演会やパネルディスカッションも計画している。

 見本市も同時開催する予定で、会場内に約八十のブースを設け、県内をはじめ国内外の企業が新エネルギーに対する取り組みを紹介する。また、来場者に企業が効果的にプレゼンテーションできるオープンスペースも設ける。

 同国際会議は、「自然の叡智(えいち)」をテーマに愛知県で来年三月開幕する「愛・地球博」(愛知万博)の開催記念も兼ねている。同万博に世界中から来場する人たちに静岡にも足を運んでもらい、県の新エネルギーに対する取り組みなどを世界中にアピールする狙いもある。

中日新聞 2004年12月14日

投稿者 eechance : 22:15 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月13日

燃料電池をハウス栽培に活用 ジーエス・ユアサコーポレーション

 電気、熱、CO2を利用するコジェネレーションシステムで、イチゴを栽培するというニュース。
 ジーエス・ユアサコーポレーションは13日、自社開発の燃料電池をイチゴのハウス栽培に活用する実証実験を三重県鈴鹿市で始めた。燃料電池を農業分野に活用するのは世界初の試みで、約1年間かけてデータを集め、2007年度の商品化に生かす。

 実験に用いているのは、メタノール水溶液を水素に改質せずにそのまま燃料に使う直接メタノール形の燃料電池(幅48センチ、奥行き85センチ、高さ72センチ)。出力は1キロワットで、容量230リットルの燃料タンクを満タンにすれば2週間前後は運転できる。

 鈴鹿市の農家が保有するビニールハウス約990平方メートルに1台を設置。日の出前の2時間は日照不足を補う照明の電源に使い、排出する二酸化炭素はイチゴの光合成に、熱はハウス内の温度を保つのに活用する。

 三重県と鈴鹿市の燃料電池実証試験補助金制度を活用した取り組み。実験は来年10月まで続け、得られた成果を燃料電池の改良や農業分野への展開に生かして2007年度の実用化につなげる。

京都新聞 2004年12月13日


投稿者 eechance : 23:01 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月11日

共同出資の太陽光発電所 名古屋市に本日オープン

 幼稚園、小・中学校での太陽光発電施設の設置が盛んですが、この太陽光発電所「名古屋みなみ市民共同発電所・のんびり」は老人介護施設に設置されます。所長の武田善明さんの実行力には感銘を受けます。見習いたいものです。
 県内では珍しい、市民が共同出資した太陽光発電所「名古屋みなみ市民共同発電所・のんびり」が十一日、名古屋市南区豊一にオープンする。所長の武田善明さん(54)は、「自然エネルギーであふれるまちづくりを、具体的なかたちとして発信したい」と意欲に燃えている。

 約30平方メートルの太陽光発電パネルは、武田さんと友人約二十人が費用約三百万円を出資し、老人介護施設「デイサービスのんびり」の二階に取り付けた。一日平均約18キロワット発電できる。節電に心がければ、室内用電気のほとんどを賄えるといい、浮いた電気代は、デイサービス利用者や地域の祭りなどへの還元、新たな市民共同発電所への出資に充てる。

 日本の食料やエネルギー自給率の低さに危機感を持っていた武田さんが共同発電所の設置を思いついたのは、「共生の大地」(内橋克人著、岩波新書)を読んだ約五年前。食料・エネルギー・地域共同体づくりを推進したいという気持ちが強まった。

 サラリーマンを辞め、2002年にデイサービスを開いた。入浴用の湯には太陽熱温水器、庭の菜園にはコンポストで作った堆肥(たいひ)、散水には手製のタンクにためた雨水を利用するなどしている。

 十一日には発電開始を祝う開所式と、廃材の薪を使う窯でパンを作るなどする「自然エネルギー学校」の開校式が開かれる。問い合わせはデイサービスのんびり=電052-692-7070=へ。

中日新聞 2004年12月11日
共生の大地新しい経済がはじまる 共生の大地新しい経済がはじまる
著者:内橋克人
出版社:岩波書店
本体価格:780円
楽天ブックスで購入する楽天ブックスで購入する

投稿者 eechance : 14:46 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月10日

与党税調:環境税創設、見送りへ 今後1年かけて議論

 環境税の来年(2005年)度導入は見送りになったというニュース。 化石燃料だけに頼っていけない現状ははっきりしている。しかし、将来に向けてどの分野を育てていくべきかというデザインはいろいろ議論する必要がありそうです。お金があるとデザインより先に利権が生まれてしまうような気もします。あわてる必要はない鴨。
 与党税制協議会は10日、地球温暖化防止のための環境税創設を05年度税制改正で見送る方向で一致した。石油など化石燃料に課税して消費を抑制し、税収を活用して温室効果ガス削減を進めることを検討したが、課税による抑制効果が不透明と判断した。ただ、与党は同日、税制を含めた環境対策を検討するプロジェクトチームを設置、今後1年かけて議論を深めることで基本合意した。

 環境税は、化石燃料から発生する二酸化炭素などの量を基準に、ガソリンや電気に課税する。来年2月に温室効果ガスの削減を義務付ける京都議定書が発効するため、環境省は「削減目標達成には環境税が必要」と創設を求めていた。

 これを受けて、与党が環境税導入の是非を検討していたが、自民党税制調査会は結論を先送りし、公明党税調も「必要性は認めるものの税収の使途などに検討の余地がある」としており、05年度税制改正での創設は難しくなった。

 一方、自民党税調は同日、技術や新産業の担い手を企業が育成するための「人材投資減税」を05年度税制改正で創設する方針を固めた。社員研修費の一部を法人税から一定割合で控除、企業の人材育成投資を促す。同党税調は人材育成は補助金が妥当として、税制での対応に難色を示していた。【後藤逸郎、久田宏】

毎日新聞 2004年12月10日

投稿者 eechance : 23:00 | コメント (0) | トラックバック

小田急がはるひ野駅開業 風力太陽光発電システムを導入

 小型の風力発電機を数台設置したかわいいものですが、環境配慮をアピールしていますね
 小田急多摩線黒川-永山間に小田急電鉄として70番目となる新駅「はるひ野」(川崎市麻生区黒川)が11日、開業する。駅舎には全国的にも珍しい風力太陽光発電システムが導入され、「環境配慮型駅舎」として話題を集めそうだ。

 はるひ野駅は、独立行政法人都市再生機構が区画整理事業を進める黒川地区の「はるひ野」中央部に位置する。周辺には、既に約200戸の住宅が建設され、将来的に2689戸の建設計画がある。小田急は初年度、1日1000人の乗降客を見込んでいる。

 風力太陽光発電システムは駅舎上部に設置され、1日の発電量は最大9キロワット。南口改札の照明に使われる。また上りホームの屋根には屋上緑化施設が試験的に設置された。同社は「21世紀初めての小田急の駅にふさわしいように地球環境に配慮した」と話している。

 新駅には区間準急と各駅停車が停車し、新百合ケ丘駅まで約7分で運転する。11日には入場券やバッジなど開業記念グッズの販売も予定している。【野口由紀】

毎日新聞 2004年12月10日

投稿者 eechance : 22:53 | コメント (0) | トラックバック

知床半島の利用を制限へ 環境省が国立公園内で

知床国立公園内の利用・立ち入りを制限する案が進んでいるというニュース。 知床半島は世界自然遺産候補地にもなっており、自然保護を強く推進していく方針のようです。
 国立公園に指定されている北海道知床半島の先端部地域について、環境省は10日、自然環境を守るために自然公園法に基づいて「利用調整地区」を指定し、地区内の利用方法を規制する方針を盛り込んだ「基本計画」をまとめた。環境省によると、国立公園内で利用調整地区を指定し、その利用を制限した場合、全国初になるという。

 自然公園法は利用調整地区を指定できると定めているが、これまで国立公園内で指定されたことはない。世界自然遺産候補地にもなっている知床半島の中でも先端部地域は車道がなく、原生的な自然が残されているため、入山者数などを制限して保護管理の徹底を検討している。違反者には罰則を科す予定。同省や林野庁などが協議し、2005年度内にも具体的内容を決定する。

京都新聞 2004年12月10日

投稿者 eechance : 22:49 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月08日

間伐材からペレット燃料製造、岩国に新施設を建設

 未利用のバイオマスエネルギーを利用していくプロジェクトが徐々に実用化に向かっています。間伐材などからペレット燃料を製造する施設を建設するというニュース。
 山口県森林組合連合会(河村建夫会長)は、間伐材などからペレット燃料を製造する県内初の施設を岩国市内に建設する。未利用の木材から熱や電力を得る森林バイオマスエネルギー活用の一環で、来年12月の稼働を目指す。製造施設の建設に合わせ、ペレット燃料専用のボイラーも県や錦町などが中心になって導入する。両施設を並行して整備するのは、全国でも珍しいという。

 製造施設は間伐材や製材工場からの端材などを粉砕・圧縮し、直径8ミリ、長さ20ミリ程度の円筒状に成型した固形燃料にする。単位面積当たりの熱量が大きく、取り扱いを容易にするためで、年産能力は1500トンを計画。県などによると、熱量換算で灯油750キロリットル程度に相当するという。建設地は県森連の岩国共販所(岩国市)内で、来春に着工し、12月に完成を予定。事業費は約1億5000万円で、国と県が合計で約3分の2を助成する。

NIKKEINET 2004年12月8日

投稿者 eechance : 23:24 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月07日

下関唐戸魚市場、水産加工残さでメタン発酵発電

 平成15年度に「バイオマス等未活用エネルギー事業調査」で採択された事業の1つが実用化に向けて動きだしたというニュース。 水産加工残さ、生ゴミ、汚泥を原料にメタン発酵でメタンを発生させて、発電や熱利用を目指す。
 下関唐戸魚市場(山口県下関市、松村久社長)は南風泊(はえどまり)水産加工団地(同、34事業所)から排出される水産加工物の残りかす(残さ)を原料にしたメタンガス発酵による発電・発熱事業の可能性試験を実施し、実用化にメドをつけた。今後、国に新エネルギー分野の補助事業化を申請し、メタン発酵システムの早期導入を目指す。

 南風泊水産加工団地の残さ(フグを除く)は飼料メーカーが大半を利用しており、メタン発酵には骨や貝殻などが混じった飼料向きでない残さを使う。試験では、これに百貨店や給食会社などから出る生ごみ類や水産加工団地内の汚水処理施設の汚泥を混ぜると、メタンガスを効率的に発生させられることが分かった。

 実用化については、建設業のコプロス(下関市、宮崎薫社長)が持つ地下埋設式のメタン発酵プラント技術を応用し、南風泊水産加工団地の汚水処理場敷地(3800平方メートル)内に発酵槽やガス利用発電機などから成るプラントを設置する。

NIKKEINET 2004年11月7日

投稿者 eechance : 23:06 | コメント (0) | トラックバック

太陽光発電、家庭で人気 富士市で反響大 -- 補助制度に220件

 近年、太陽光発電が普及したことに伴い、国からの補助金は減少している。一方、地方自治体が補助金の予算をつけているケースが増えている。そんななかで、静岡県富士市の住宅用太陽光発電システム設置費補助金が大人気というニュース。
 屋根などに設置したパネルで集めた太陽光を電気に変換する「太陽光発電システム」を導入する家庭が増えている。特に富士市では反響が大きく、今年度の新規導入世帯は県全体の4分の1を占めている。設置費補助金の申請も予想を上回る勢いで、同市は今年度分の受け付けを12月末で締め切ることにした。市民の環境問題への関心の高さに関係者も驚いている。

 太陽電池による発電システムは余った電力は電力会社に売ることができ、雨や曇りで十分に発電できない日は電力会社から電気を買ってまかなう。県エネルギー対策室によると、県内では静岡市や細江町など14市町が購入を考えている世帯に補助金を出しており、今年度は800~900件の住宅が新たに導入したとみられている。

 太陽光発電は発電所の燃料使用を抑えることができるため、温暖化防止面でも効果が期待できる。富士市は約2年間で二酸化炭素排出量を約1200トン削減でき、そのエネルギーを原油で換算すると約800キロリットル分を削減できたことになると試算している。

 同システムは、設置すると国などから補助金が出る。02年度から補助を始めた同市では今年度、県下一の2400万円(120件)の当初予算を計上したが申し込みが相次ぎ、さらに1400万円分を補正予算で増やした。それでも申請者数は予想を上回る220件に達したため、今月28日で受け付けを締め切ることにした。

 太陽光発電の導入には通常、一般家庭用で250万~300万円程度が必要となる。決して安価とは言えない金額だが、希望者は増え続けており、市環境政策課は「信じられない反響。富士市はかつて公害問題があったので、環境に対する市民の意識が非常に高いのかもしれない」と話している。【大楽眞衣子】

毎日新聞 2004年12月7日

投稿者 eechance : 13:39 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月06日

家庭用燃料電池:世界初のシステム発売へ 東京ガスなど

 いよいよ、家庭用燃料電池が市場に導入されるというニュース。
 東京ガスと松下電器産業、荏原バラードの3社は6日、電気供給と廃熱利用による給湯を同時に行う家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを来年2月8日に世界で初めて発売すると発表した。廃熱利用によりエネルギー効率をアップさせたのが特徴で、05年度末までに200台を限定販売する予定。08年度から本格的な普及を目指す方針だ。

 燃料電池は水素と酸素を反応させて発電するもので、二酸化炭素の排出を抑制し、有害物質がほとんど出ない「環境にやさしい次世代燃料」として期待される。

 今回発売される燃料電池の発電容量は1キロワット。都市ガスを改質して水素を取り出して発電し、発電の際に生まれる廃熱を給湯に利用する。メンテナンス代込みで10年間100万円でリース販売する。同じ燃料電池が新しい首相公邸にも設置される予定。

 このシステムを使うと、標準的な4人家族で使用電力量の6割をまかなえる。一般的な電気・ガスを使う場合に比べて料金は年間3万円程度、安くなり、1次エネルギーを26%、二酸化炭素排出量を40%削減する効果があるという。

 メンテナンスの関係で発売当初は東京都や神奈川県などに販売対象地域を限定するが、08年度以降は50万円程度に抑えて年間数千~数万台を販売する計画で、市野紀生・東ガス社長は「環境を考えた水素社会実現への大きな一歩」と強調している。【野原大輔】

毎日新聞 2004年12月6日

投稿者 eechance : 23:42 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月03日

酸性雨でイワナ消滅の恐れ 産卵への悪影響を確認

 酸性雨の影響と言えば「森林の立ち枯れ」が有名ですが、「イワナ」や「ヒメマス」など淡水魚にも影響があるというニュース。
 産卵のため川をさかのぼるイワナやヒメマスは、水質が弱い酸性になっただけで遡上(そじょう)する数が減り、産卵行動も抑制されることが、水産総合研究センター内水面研究部(栃木県日光市)の実験で3日までに分かった。  同研究部の北村章二上席研究官は「川の上流域は酸性を中和する能力が低い。強い酸性雨が頻繁に降ると、イワナなどが姿を消す水域が出る恐れがある」とし、酸性雨対策の強化を訴えている。  産卵時に川を上るサケ科のイワナとヒメマス、ブラウントラウトを使い、中性と酸性の水中で、同じ雌が砂利に産卵のためのくぼみを掘る回数を比べた。

河北新報社 2004年12月03日

投稿者 eechance : 22:39 | コメント (0) | トラックバック

風力発電機相次ぐ故障悩む村職員 /奈良県野迫川村

 奈良県内初の風力発電設備が思うように発電できていないというニュース。 もともとの計画では国定公園の標高1100mの山林尾根につくる予定だったが景観上の問題で設置場所が変更されたことも影響しているようです。

風力発電vs国立公園・国定公園

設置予定場所変更 谷から強風が一因

  野迫川村に昨年設置された奈良県内初の風力発電設備が、台風や落雷などでたびたび故障し、村職員を悩ませている。修理費用はこれまでに約360万円もかかったのに対し、つくった電気を電力会社に売却して得た収入はわずか年間3万円。景観上の問題から、予定していた設置場所を変えたことが故障の原因の一つになっているという。

  村によると、発電設備は無公害の新エネルギー導入を目的に昨年6月、同村檜股の高野龍神国定公園内にある鶴姫公園付近の山林斜面につくられた。高さ約20メートルのポールに長さ約5メートルの羽根3枚がついた大型1基と、高さ約15メートルの小型が2基。総事業費は約2億円で国と村が負担した。

  昨年5月下旬、本格稼働に向けて試験運用中だった大型機が落雷で停止。修理費用は200万円かかった。また、強風時に自動的に緊急停止する装置がついていない小型機は、これまでに強風などで数回故障。今年8月末には、1基のプロペラが壊れた。

  設備は元々、年間を通じて安定した風が吹く標高約1100メートルの山林尾根につくる予定だった。だが、環境省が「国定公園の尾根に建設することは、景観上問題がある」と反発し、尾根から約20メートル下の斜面に設置場所を変更した。このため、谷からの吹き上げなど様々な角度から強風が吹き、故障しやすい状態になったという。

  現在、つくられた電気の一部は鶴姫公園の電灯に使われている。村の担当者は「なんとか事業を軌道に乗せて、できた電気を村内で広く使っていきたい」と話す。

投稿者 eechance : 20:04 | コメント (0) | トラックバック

2004年12月02日

大ガスが風力発電に出資、双日系に49%

 先日、東京ガスも風力発電を行うというニュースがありましたが、今度は大阪ガス。エネルギービズネスを実施する上で「新エネルギー等電気利用法(RPS法)」に対応するため自然エネルギーの導入が積極的に行われています。
 大阪ガスは2日、双日が全額出資する風力発電会社、葉山風力発電所(高知県葉山村)に49%出資すると発表した。電力会社などに風力や太陽光など一定量の新エネルギーの利用を義務付けた「新エネルギー等電気利用法(RPS法)」に対応、新エネルギーの調達ルートを確保する。

 12月中に双日から49%の株式を譲り受ける。取得額は約1億2000万円。葉山風力発電所は昨年12月に設立し、葉山村に風車20基を建設して2006年3月から計2万キロワットの発電事業を計画している。

 電力会社や電気小売り事業に参入する新規参入業者は昨年施行されたRPS法で一定量の新エネルギーを発電するか、購入することを義務付けられた。大阪ガスは現在、関係会社を通じて電力小売りに参入しているが、将来本体での参入も予想される。今回の投資で風力発電のノウハウを得るとともに新エネルギーの調達先を確保する。

NIKKEINET 2004年12月02日


投稿者 eechance : 23:18 | コメント (0) | トラックバック

強風で翼ちぎれる 大槌の風力発電施設

 11月26、27日に吹き荒れた強風により、トーメンパワー釜石が運営している風力発電機の内2機の翼がちぎれたというニュース。
 釜石、遠野、大槌町の3市町にまたがる丘陵地(標高約900メートル)に設置された風力発電施設で、風車2基の翼(ブレード)が破損していたことが分かった。1基は、それぞれが約30メートルある3枚の翼のうち1枚が、根本からねじ切れていた。11月26、27日に県内を吹き荒れた強風の影響とみられ、事業主体のトーメンパワー釜石(釜石市)などが破損原因を調べている。

 翼が根元からねじ切れていたのは、大槌町新山高原に設置されていた風車。翼の破片は、東方に約100メートルの範囲に散らばっていた。遠野市貞任高原の1基は、翼1枚の先端部分約4メートルが、ちぎれていた。

 トーメンパワー釜石によると、破損を確認したのは28日早朝で、27日に破損したとみている。

 同社の風力発電施設は43基あり、翼はガラス繊維強化プラスチックで作られている。12月1日の営業運転開始を控えて試運転中だったが、27日は強風が予想されたため、試運転を中止していた。トーメンパワー釜石は、破損した2基は年内に復旧させたい、としている。

 風車は三菱重工長崎造船所製で、同社はこれまでに1679台の風車を生産した。同社によると、強風による破損は過去にも2件あったが、いずれも10年以上稼働したもので、設置1年以内に破損したのは初めてだという。同社は、現地に技術スタッフを派遣し、破損原因を調べている。

 盛岡地方気象台によると、現場に比較的近い宮古市の観測地点では27日午前7時48分に、35・8メートルの最大瞬間風速を記録していた。

asahi.com盛岡 2004年12月2日

投稿者 eechance : 12:23 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月29日

林野庁、CO2森林吸収量を下方修正

林野庁の算定では森林でのCO2吸収量が京都議定書の基準を達成できない
という記事。理由は予算不足。なんとなく予算取りの臭いがプ~ンとする内容。

関連:CO2吸収源としての森林 (FoE Japan)

 林野庁は29日、2012年時点での国内の森林による二酸化炭素(CO2)吸収量が、当初の予想より大幅に減るとの見通しを発表した。地球温暖化防止のための京都議定書が基準とする1990年比で2.6%減にとどまり、日本が同議定書の達成に必要な3.9%減を大幅に下回った。

 同日開かれた林政審議会に報告した。森林吸収量の見通しが下方修正されたのは、間伐や植林など森林対策の予算不足が主な原因。予算獲得のために修正したとの見方もあるが、同庁は吸収量を増やすには環境税の導入が必要だとしている。

 同庁によると、森林整備に関する年間予算は約2500億円。3.9%の削減を達成するのに必要な森林面積は約2500万ヘクタールで、整備には年間約4500億円かかるという。これまで同庁は補正予算などを見込んで、90年比で3.1%の削減は可能だとしていた。不足分の約2000億円を環境税で補う考えだ。

NIKKEI NET 2004年11月29日

投稿者 eechance : 19:36 | コメント (0) | トラックバック

循環型社会、神奈川県内から発信

環境省が2004年に公募していた「循環型社会の形成に向けたエコ・コミュニティ事業の採択」で5件採用された。そのうち神奈川県内で2件(川崎、厚木)が採用されたという記事。
 環境負荷の少ない循環型社会の実現に向けたモデル事業として、環境省が公募した2004年度の「エコ・コミュニティ事業」に、県と川崎市や民間企業十九社でつくる「エコ産業創出協議会」のオフィス家具のリサイクル率向上の取り組みと、「厚木なかちょう大通り商店街振興組合」のエコマネーを活用した生ごみリサイクル事業が選ばれた。採択された事業には、同省が300万─900万円を助成。活動実績を循環型社会白書などに掲載し、全国に発信する。  同事業は2003年3月に循環型社会形成推進基本法に基づく基本計画が閣議決定されたことに伴い、03年度から開始。04年度は六十五件の応募があり、継続事業二件を含む五件が採択された。

Kanagawa Shinbun WEB 2004年11月29日


投稿者 eechance : 06:49 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月27日

廃食油でろうそく作り 長浜市で小学生ら80人が学ぶ

 廃食油のリサイクルとしては、ローソク以外に、石鹸や廃食油燃料などがあります。使い終わったら捨てるではなく、再利用(リユース)、再生利用(リサイクル)という思考を子供うちに知っておくことは重要ですよね。
 環境に配慮した消費者を目指す活動を展開している滋賀県長浜市グリーンコンシューマー推進協議会は27日、同市相撲町(すまいちょう)の養蚕の館で小学生を対象に廃食油を使ったろうそく作りを開いた。

 同協議会は「買い物バッグ持参」や「必要な物だけの購入」などを呼び掛け、環境に優しい暮らしを啓発している。普段は捨てる廃油を再利用する方法を子どもたちに知ってもらおうと、市教育委員会の「土曜学び講座」に合わせてろうそく作りを企画した。

 参加者した小学生は約80人で、二回に分けて協議会メンバーから作り方を教わった。加熱した廃食油に削ったクレヨンを混ぜて着色。油処理剤を加えて容器で固めながら、たこ糸をさしてオリジナルのろうそくを作った。

 出来上がったカラフルなろうそくに児童たちは大喜び。「クリスマスに家で使ってみたい」などと話していた。 (小池豊徳)

中日新聞 2004年11月27日

関連ワード:廃食油,廃棄油,リサイクル,循環型社会,環境教育

投稿者 eechance : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

資源問題への理解深めよう  広島で環境シンポジウム

「エネルギーと環境のことを考えよう@[地方名]」というシンポジウムが経済産業省+地域新聞社の主催で実施されている。11月27日は広島で実施されたというニュース。 今後は、仙台、宇都宮、京都でも開かれる予定です。
 資源の有効利用や地球温暖化問題について理解を深めようと、シンポジウム「エネルギーと環境のことを考えよう@中国」が27日、広島市で開かれた。キャスターの草野満代さんらパネリストが、約200人の参加者を前に意見交換した。

 討論会では草野さんが、新潟県中越地震で電気やガスなどのライフラインが寸断したことを踏まえ「普段、当然のようにあるものが、意外ともろいことをよく考えるのが大切」と問題提起した。

 広島県地球温暖化防止活動推進センターの杉岡敦子さんは、広島市の年間平均気温が過去30年で1度上昇したことなどを挙げ「自然界のメッセージを敏感にキャッチしなければならない」と訴えた。

 シンポジウムは、経済産業省と中国地方の新聞社が主催。仙台、宇都宮、京都でも開かれる。

岩手日報 2004年11月27日

投稿者 eechance : 23:08 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月26日

風力発電:高さ91メートルの風車 愛知万博向けに建設中

 愛・地球博(愛知万博)の愛知県館で使う電力を賄う風力発電機の建設が、名古屋港内の新舞子マリンパーク(愛知県知多市)で行われている。26日には、1号機のブレード(羽根)を取り付ける工事が行われ、高さ91メートルの風車がお目見えした。

 ブレードは3枚で、直径は52メートル。大型クレーンで2時間かけて高さ65メートルのタワーの上まで持ち上げ、取り付けた。2基目も12月1日までに建設される予定で、来年2月から年間計約300万キロワットを発電する。

 発電機を建設しているのは同港管理組合。同港では新コンテナバースなどの建設で、再来年度以降に新たに240万キロワットの電力が必要になる。この増加分を温暖化対策も兼ねて風力発電で賄うことにした。発電した電力はまず、来年の愛知万博・愛知県館に供給される。【黒尾透】

毎日新聞 2004年11月26日

投稿者 eechance : 12:54 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月25日

環境税を特定財源に・自民部会が独自案

環境税に賛成の人は、自民党の「環境税を推進する若手議員の会」を応援しましょう。
ネット上では当会員の名簿が見つかりませんでしたが、ご存知の方いますかね..

 自民党の農林水産、環境両部会は25日、地球温暖化対策として化石燃料に課税する環境税の独自案をまとめた。(1)税収の使途は環境対策のみにあてる特定財源(2)税率は炭素1トン当たり3000円(3)税収額は6000億円――などとするのが柱。自民党の有志議員でつくる「環境税を推進する若手議員の会」の案をもとにしたもので、党税制調査会に要望する。

NIKKEI NET 2004年11月25日

 自民党の環境、農林水産両部会は25日、地球温暖化対策のため化石燃料に課税する環境税案を決めた。税率は燃料中の炭素1トン当たり3000円で、ガソリンなら1リットル当たり1・9円。平均的家庭の負担は年間約3700円になる。  税収は約6000億円を見込み、党税制調査会は近く、この案を基に審議を始める。  環境税をめぐっては環境、農水部会が賛成、経済産業部会などが反対を表明していた。賛成派からは、炭素1トン当たり2400円とした環境省案に「税率が低すぎ、燃料使用の抑制効果が疑問」との批判があったため「環境税を推進する若手議員の会」(宮腰光寛代表)が中心に策定した独自素案を環境、農水部会が審議した。

河北新報社 2004年11月25日

投稿者 eechance : 21:28 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月24日

台風余波 傘リサイクル大忙し 福岡県苅田町

 普通、傘は不燃物として回収されて、最終的に金属資源として再生される。 市民グループ「リサイクルKASAYA」では、その傘を選別し、傘として使えるものは修理し、骨が折れて使えないものは布地を取って、エプロンやバッグ、アームカバーなどに作り替えている。 今年は台風の影響で大忙しという記事です。

 循環型社会では、次の不等式が成り立ちそうです。
  リサイクル < リユース

 苅田町のごみリサイクル処理工場「苅田エコプラント」で、傘を再生利用する作業が大忙しだ。取り組んでいるのは北九州市門司区の市民グループ「リサイクルKASAYA」(清水頼昭理事長、約20人)。今年は台風の上陸が相次いだためか、壊れて回収される傘の量が急増している。

 同エコプラントには、不燃物として傘が回収されている。最終的に金属資源として再生されるが、グループはその傘を選別し、傘として使えるものは修理し、骨が折れて使えないものは布地を取って、エプロンやバッグ、アームカバーなどに作り替えている。

 エコプラントによると、月平均500本だった回収量が夏以降は千本を超えるようになった。

asahi.com福岡・北九州 2004年11月25日

投稿者 eechance : 22:56 | コメント (0) | トラックバック

「加速良く静か」 燃料電池自動車の試乗会--松江市役所で/島根

岩谷産業の燃料電池自動車の試乗会が島根県松江市で行われたというニュース。
戦略的に水素ステーションの展開を行っている岩谷産業を応援しています。

 次世代エネルギーとして期待される水素ガスを燃料にした燃料電池自動車の試乗会が松江市役所で行われ、松浦正敬市長らが市役所周辺の約1キロのコースを試乗した。

 LPガスなどを扱う岩谷産業(東京都港区)の主催で、松江市ガス局が実施。燃料電池車は、水素と酸素を反応させて電気を生み出し、モーターを回して動かす。水以外の排気ガスを出さないため環境に悪影響を与えない。燃料の水素は、一般家庭で広く使われている天然ガスを原料として合成されるため、市ガス局が天然ガス利用をPRするために行った。

 試乗した市ガス局職員の西尾哲也さん(32)は「タイヤの走行音と燃料ポンプの音がするくらいでとても静か。加速も非常によく、高級車に乗っているようでした」と話した。【酒造唯】

毎日新聞 2004年11月24日

投稿者 eechance : 21:01 | コメント (0) | トラックバック

世界の太陽光発電、2020年に85倍の2億500kWに

 2003年売上実績では4050億円規模で日本が半分のシェアーを持っている。ドイツは日本での電力買取制度も徐々に整えられコストダウンも進んでおり、2020年までに総設備容量が2億kW以上になると予想している。
 グリーンピース・インターナショナルと欧州太陽光発電産業協会は、2020年に世界の太陽光発電の設置容量が2億500万キロワット(03年は240万キロワット)と約85倍に育つとの予測をまとめた。連系システム利用者は9300万人、オフグリッドシステム(単独立地)利用者は9億5000万人、累計二酸化炭素(CO2)削減量は7億3000万トンにそれぞれ拡大するとしている。

 現在、日本が世界の半分のシェアを保有し、市場が拡大している太陽光発電は、03年の年間売上高が4050億円規模。1キロワット時70円で電力会社が買い取るドイツの固定買い取り制や、日本の電力買い取り制など各国の支援プログラムを背景にコストダウンも進み、世界の年平均成長率は09年まで27%、2010年から20年までは34%に上昇すると見ている。

 電力系統につながっていないオフグリッド型が2010年以降は系統連係型を上回る。2020年での世界の太陽光発電量は282テラワット時に達し、世界の総電力需要量の1・1%になり、石炭火力76基分の発電量に相当する。

 また2020年には総設備容量が2億キロワット以上になり、うち半分が系統連系型。途上国は3000万キロワットを占める。太陽光モジュールの世界の年間出荷量は、03年の75万キロワットが2020年には4800万キロワットへ増強。225万人の雇用が創出されると予想している。

asahi.com 2004年11月24日

投稿者 eechance : 20:38 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月23日

親子エコスクール開催 リサイクル実践に子供も取り組んで /山梨

以下のことを親子で知ってください!
 ・使用済みてんぷら油は「ゴミ」ではなく「資源」であるということ。
 ・自治体によっては、すでに廃食油を回収して利用していること。

 子供たちが環境問題についての正しい知識を持ち、リサイクルを実践してもらおうと、県森林環境部循環型社会推進課主催の親子エコスクールが行われた。13組39人の親子が参加し、甲府市など県内3カ所でリサイクル工場や資源ごみの集積倉庫などを見学した。

 コープやまなしと協力して、廃食油を回収しディーゼル用燃料(BDF)に替えている同市の環境機器販売会社「フェニックス」では、廃食油を精製するプラントを見学。油かすを取り除いたり、冷やしたりというプロントの仕組みが説明された。

 母親と参加した笛吹市立春日居小5年、芦沢彩さん(10)は「リサイクルに興味がわいた。これからももっとものを大事にしないと」ときれいになった廃食油を見ながら話した。【中村有花】

毎日新聞 2004年11月23日

投稿者 eechance : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

平田市の生活バス、廃食油燃料でコスト削減に貢献

廃食油燃料のメリットは
 ①原油高->軽油高の中で、相対的にコストが削減される
 ②硫黄分を含まないので環境にやさしい

平田市では廃食油を回収し、廃食油軽油代替燃料化して、生活バスを運転して
上記のメリットを享受しているというニュース。

 原油高の影響で軽油の値上がりが続いている中、島根県平田市の廃食油を燃料とした生活バスがコスト削減に貢献している。今春以降、軽油が一リットル当たり約九円アップしたにもかかわらず、半年間で前年度比約五十万円の経費削減を達成。環境にも優しいことから、市は増車も検討する。  市は2001年、同市西郷町に廃食油軽油代替燃料化施設を建設。これまではごみ収集車の燃料として使用してきたが、今春、収集業務を民間委託したため、生活バス三台の代替燃料に使用することにした。  リサイクルシステムは、各家庭が持ち寄った廃てんぷら油(=廃食油)を、公民館など二十の公共施設に設置したタンクで保管。毎月一回、平均で約千八百リットルの廃油を回収する。  廃油に触媒などを混ぜて精製、ろ過すれば基の廃油と同量で、軽油とほぼ同じ成分のディーゼルエンジン代替燃料が出来上がる仕組み。  四月から九月までの市の積算によると、軽油を燃料とした生活バスを含む十二台の燃料費は、うち三台を廃食油燃料に切り替えた効果で昨年同期比54万円のコストダウンに成功。このまま軽油高が続いても、年間約90万円の経費削減が見込めるという。  さらに、廃油バスは黒煙と、光化学スモッグの原因といわれる硫黄も排出しないことから”一石二鳥”のバスとして市民にも好評だ。  市地域振興課の曽田収主幹は「経費削減に効果があり、環境にも優しいので増車をしていきたい」と話した。

山陰中央新報 2004年11月23日

投稿者 eechance : 23:08 | コメント (2) | トラックバック

2004年11月22日

住宅に設置の太陽光発電 京都市が独自に助成継続へ

 最近、国の太陽光設置助成金は年々少なくなっています。京都市は助成制度を続けていくというニュースです。
 京都市は22日、太陽光発電システムを一般住宅に設置する際、費用の一部を助成する制度を来年度以降も継続していく方針を示した。国が行っている同様の補助制度は来年度でいったん終了するが、市は「京都市が進めている温暖化防止対策にも効果が期待されるため、制度は存続させたい」としている。

 同日開かれた市議会の普通決算特別委員会で、環境局の高橋政和・環境政策部担当部長が明らかにした。

 環境に優しいエネルギーへの転換を促進しようと、国は2002年度から、市は03年度から一般住宅に太陽光発電パネルを設置する際、1キロワット当たり4万5000円の計算で、それぞれパネル設置費用の一部を助成している。通常は両方の制度を利用するため、1キロワットにつき計9万円が補助されている。

 環境局地球環境政策課によると、初年度は173件の利用があり、市の制度だけで2400万円が助成された。本年度もほぼ同数の制度利用が見込めるという。しかし国の制度は来年度までで、それ以降の事業については決まっていない。

 開会中の定例市議会に地球温暖化防止対策条例案を提出している市は「自然エネルギーへの転換は欠かせない」(地球環境政策課)として、市の独自制度の継続を目指す構えだ。国の助成分がなくなれば制度利用の低下も懸念されるが、同課の岡田憲和課長は「普及に向け、制度を工夫していきたい」と話している。

京都新聞 2004年11月22日


投稿者 eechance : 23:12 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月20日

滋賀グリーン購入フォーラム

滋賀県グリーン購入ネットワークが全国で初めて設立されたのですね。
グリーン購入が、環境税の反対で、割引になるなどの特典があればより普及が浸透
すると思うのですが.. 

 琵琶湖の環境問題について今後の取組みや目標などを県民が共に考えていこうというフォーラムが、きょう開かれました。このフォーラムは、滋賀グリーン購入ネットワークが設立5周年を記念して開いたものです。滋賀グリーン購入ネットワークは、環境にやさしい製品やサービスを選んで買うグリーン購入を推進するための地域ネットワークとして、全国ではじめて設立されました。きょうのフォーラムは琵琶湖の観光船・ビアンカの船上で開かれ、代表幹事の土屋正春県立大学教授がグリーン購入の推進を改めて参加者らに呼びかけました。フォーラムでは琵琶湖の漁業者や企業の代表者らの講演などが行われ、参加者らが県民の環境保全行動の鏡となっている琵琶湖をめぐる問題についての認識を深めていました。

びわこ放送 2004年11月20日

投稿者 eechance : 23:03 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月19日

メタンガスの回収、日米など13カ国が利用で国際協力

 メタンは温暖化係数が高いので大気中に放出されると温暖化を進めてしまう。一方で、回収すれば燃料や燃料電池として利用できる。埋立地や下水汚泥などから発生するメタンを回収するのはまさに一石二鳥です。どんどん進めてほしいです。
 米国など14カ国は11月16日、メタンガスの回収と利用を促進するために国際協力を行う「メタン・トゥ・マーケット・パートナーシップ」を締結した。先進国と途上国が協力して、埋め立て地などから発生するメタンガスの回収、利用に取り組む。米国は途上国でのメタンガス関連事業に5年間で5300万ドルを拠出する予定。参加国は、日本、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、コロンビア、インド、イタリア、メキシコ、ナイジェリア、ロシア、ウクライナ、英国の計14ヶ国。

メタンガスは温暖化係数の高いガスで、温暖化ガス全排出量の16%を占める。メタンガスの回収、利用のための国際協力は、米国が今年7月に呼びかけたもの。EPA(米環境保護局)によれば、この取り組みにより2015年までにメタンガスの大気への放出量を二酸化炭素(CO2)換算で年間約5000万t削減できるという。この量は3300万台分の自動車が1年間に排出するCO2に相当する。

参加国は埋め立て地や地下の炭鉱などから排出されるメタンガスの回収、利用に取り組むほか、回収、利用を促進するための法律の整備や回収、利用事業への投資促進措置なども行う。先進国は途上国での事業を支援する。今後、民間企業や金融機関、NGO(非政府組織)にも積極的な参加を呼びかけていく予定だ。(日経エコロジー)

nikkeibp 2004年11月19日

投稿者 eechance : 23:50 | コメント (0) | トラックバック

岩手県知事、循環型社会の形成向け提言

官民上げて、循環型社会を構築していく必要を感じています。

 青森県境に国内最大規模の産業廃棄物が不法投棄されたことを踏まえ、26日に千葉県の幕張メッセで開かれる「日本廃棄物会議」に増田知事らが参加し、循環型社会をつくるよう訴える。  日本廃棄物会議は今回で8回目。これまで、さまざま環境問題についてシンポジウムやパネルディスカッションを通じて提言してきた。今回の会議は「岩手発循環型社会の形成に向けた提言~大規模不法投棄事件を踏まえて~」と題して開かれる。  増田知事は、パネルディスカッションの前に、自治体、国、産業界、産廃処理業界など、それぞれの役割と連携の見直しが不可欠だと訴える。

asahi.com 岩手 2004年11月19日

投稿者 eechance : 23:49 | コメント (0) | トラックバック

京都議定書:発効は2月16日 ロシアが国連に批准書寄託

 アナン事務総長は「真にグローバルな脅威と闘うための全世界の努力における歴史的一歩だ」と述べた。
 国連の気候変動枠組み条約事務局(ドイツ・ボン)は18日、ロシアが同日、地球温暖化防止のための京都議定書の批准書を国連に寄託したことを確認、90日後の05年2月16日に同議定書が発効すると発表した。

 同事務局によると、発効後は日本など議定書を批准している先進国30カ国は温室効果ガスの排出量削減目標達成を法的に義務付けられる。排出量取引も法的に認められるようになる。

 ロイター通信によると、批准書は国連安全保障理事会の特別会議が開かれたナイロビで18日、ロシアのデニソフ国連大使からアナン国連事務総長に手渡された。

 アナン事務総長は「真にグローバルな脅威と闘うための全世界の努力における歴史的一歩だ」と述べた。(ジュネーブ共同)

毎日新聞 2004年11月19日

投稿者 eechance : 23:04 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月18日

京都議定書:環境税導入せず、目標達成は可能 総合対策

 個人的には環境税の導入は必要ではないかと考えています。しかし、ふと思ったのでが、経済界が環境税の導入せずに京都議定書の目標を達成できるというのであれば、それにかけてみるという手もあるのではないでしょうか。
 経済産業省は18日、来年2月に発効する京都議定書の目標達成のための地球温暖化総合対策を産業構造審議会と総合資源エネルギー調査会(いずれも経産相の諮問機関)で作るエネルギー環境合同会議(議長・奥田碩日本経団連会長)に報告した。来年の通常国会に提出する省エネ法改正案により運輸部門を新たに規制対象に加えるほか、他国の温室効果ガス削減支援分を自国分に算入できる「京都メカニズム」を本格活用。環境税を導入せずに目標達成が可能としている。

 京都議定書では、08~12年の5年間に温室効果ガス排出量を先進国全体で90年比5%減、日本は90年度比6%減を目標に掲げている。しかし、日本の場合、現行対策での2010年度見通しは90年度比0.1~1.9%増。目標達成には同6~8%程度の追加削減対策を講じる必要がある。

 今回の総合対策は▽産業・民生・運輸部門の省エネ対策などの抜本強化(運輸部門に効率的な物流を義務付ける省エネ法改正など)▽代替フロンなどCO2以外の他の温室効果ガスの追加削減(回収システム強化など)▽京都メカニズムの本格活用(取得資金は年間約100億円)--の3本柱。同ガス排出量は10年度に90年度比6.2~8.5%減となるとしている。【須佐美玲子】

毎日新聞 2004年11月18日

投稿者 eechance : 23:53 | コメント (0) | トラックバック

東芝、新組織体制で家庭用燃料電池事業を加速

大手メーカも燃料電池市場に本気のようです。

 東芝は、商用化が近づく家庭用燃料電池の開発と事業化を行うため、燃料電池事業の推進体制を強化すると発表した。その一貫として、まずは12月1日に同社の電力・社会システム社内に燃料電池事業開発室を新設。また、UTCFuel Cells社との合弁会社である東芝インターナショナルフュエルセルズ社(TIFC社)を100%子会社化し、社名を東芝燃料電池システムに改称する。

TIFC社では、日本市場向け1kW級PEFC(固体高分子)形燃料電池の開発、製造、販売を専門に行う。また、来年度からは、国内で計画されている経済産業省の大規模実証事業に参画し、毎年100~数百台のPEDFC形燃料電池を提供した上で、量産によるコストダウンにも取り組む計画。国内市場で商用化が始まる08年度には、年間1000台以上の販売を目指すという。

nikkeibp 2004年11月18日


投稿者 eechance : 19:49 | コメント (0) | トラックバック

家電リサイクル法対象、4品目から拡大へ

環境省が、家電リサイクル法の対象を、4品目以外の中小型家電に拡大する
ことを検討しているようです。経済産業省と、これから協議していくとのこと。
4品目は、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、エアコン。

 環境省は17日、家電リサイクル法の対象製品を冷蔵庫、テレビなど現行4品目から拡大する方針を固めた。4品目も全体で不法投棄が増えており、現在は消費者が廃棄時に支払っているリサイクル料金についても、前払い方式などの導入を検討したい考えだ。早ければ06年春の改正法施行を目指し、同法を共管する経済産業省と近く協議に入る。ただ、メーカーの新たなコスト負担になる可能性もあり、調整には難航も予想される。

 家電リサイクル法は01年4月に施行され、5年で見直すことになっている。現在は、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、エアコンの4品目が対象で、消費者が廃棄時の料金負担、販売店が収集、メーカーが解体やリサイクルに責任を持つと定めている。

 電子レンジやAV(音響映像)機器をはじめとする、4品目以外の中小型家電は、一般廃棄物と同じ方法で焼却・埋め立て処分され、リサイクルルートが未確立。資源の無駄遣いや環境への悪影響が指摘される。環境省は、全家電製品への拡大も視野に法改正を検討したい考えだ。

 対象4品目も、03年度の不法投棄が合計で前年比6%増(17万5000台)となった。リサイクル料金を逃れたい消費者や、料金を徴収しても廃家電を処理に回さない業者らによる不法投棄が原因とみられる。同省は対策として、製品購入時に支払う、価格に含めメーカーが処理費用を負担する、など新たな負担方式の導入が必要とみている。

 ただ、経産省は、大幅な対象品目の拡大やリサイクル費用のメーカー負担については、現時点で慎重だ。リサイクル法導入時にも、メーカー側が、家電製品の使用年数が長く、事前に適正な処理費用を設定するのが難しいなどとして、前払い方式に反対した経緯がある。具体的な見直し内容の検討は今後、環境省の中央環境、経産省の産業構造両審議会で合同部会をつくり、諮問する。

 また、両省は家電リサイクルの見直しと同時に、鉛、水銀など特定の有害化学物質を含んだ電気・電子機器の販売を禁じる、新たな法令整備についても検討に入る。

 欧州では、06年7月以降に発売される電気・電子機器を対象に、鉛、水銀、六価クロム、カドミウムなど6種類の有害化学物質を含むものは、一部を除き販売禁止が決まっている。

 鉛などは、従来型のはんだや各種の電子部品などに広く含まれ、使用禁止になると、代替品開発や有害物質を使っていない証明のため、企業に多大なコストが発生する。欧州に製品を輸出する電機大手は、すでに納入メーカーに、6物質不使用の保証書提出を求めるなど対策を強化している。

 両省は、化学物質の有害性について科学的データを集め、中小部品・素材メーカーへの影響なども検討する方針だ。

asahi.com 2004年11月18日



投稿者 eechance : 09:13 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月17日

1億トン強が排出企業不明 温室効果ガスの公表状況

 東証1部上場の約1500社のうち、環境報告書やホームページなどを通じ温室効果ガスの排出実態を公表している企業は約400社にすぎず、排出企業が特定できないガス量は、2002年度では産業部門の排出分の約4分の1に当たる約1億2000万トン(二酸化炭素換算)に達することが17日、経済産業省などの推計で分かった。

 この量は同年度の国内総排出量の約1割に相当しており、京都議定書の目標達成のため、政府は来年度以降、企業に温室効果ガス排出量の報告を義務付ける方針。産業界はこの動きに反発しているが、未公表分の多さが明らかになったことであらためて対応を迫られそうだ。

 排出実態の未公表企業は、鉄鋼業だけで未公表分の7割を占めており、排出元不明分の大半は大手鉄鋼メーカー数社の分とみられる。同省は近く、公表状況の一覧表をホームページに掲載する。(共同通信)

京都新聞 2004年11月17日

投稿者 eechance : 22:59 | コメント (0) | トラックバック

燃料電池でコージェネ 東邦ガスが万博で実験

最近の燃料電池開発は固体高分子形が多いようですが、東邦ガスが固体酸化物形の
燃料電池を利用したコジェネレーションシステムの愛知万博で実験するというはなし。
出力は5kWで、家庭用として開発がされている1kW級より大きく商業用の利用を目指す

 東邦ガスは、愛・地球博(愛知万博)の会場で、高い発電効率が期待できる固体酸化物形燃料電池(SOFC)を使ったコージェネレーション(熱電併給)システムの実験に乗り出す。SOFCの開発競争でライバルの電力他社や電機メーカーより先行する考えだ。

 燃料電池は電池の核となる電解質の違いで「SOFC」「リン酸形」「固体高分子形」などの種類がある。SOFCは発電効率が40-65%と他より高く、作動温度も700-1000度と高温のため排熱の用途が広がる利点がある。

 東邦ガスによると、京セラ、関西電力などの各社がSOFC開発を進めているが、現在は研究所などでの実証試験段階。外部の施設での実験は国内初という。

 実験のシステムは発電出力一キロワット級で、燃料に都市ガスを使う。電解質のセラミックスの能力を最大限に発揮させるなどして発電効率45%を実現した。排熱も約200度の高温回収を可能にした。

 日本ガス協会が出展するパビリオン内に設置する。館内の電力の一部をまかなうほか、排熱を空調に利用する。

 実験終了後は出力を5kW程度に高め、主に商業用として商品化を目指す。コンビニエンスストア、銭湯、クリーニング工場などを対象に販売する予定。

中日新聞 2004年11月17日

投稿者 eechance : 22:08 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月16日

東北電力、「日本温暖化ガス削減基金」に1000万ドル出資

 東北電力は15日、12月に創設予定の「日本温暖化ガス削減基金(JGRF)」に1000万ドル出資すると発表した。同基金は国際協力銀行や日本政策投資銀行を中心に、電力各社や商社など33社が出資する総額1億4000万ドルの基金で、東北電の出資額は政府系金融機関2行などと並び最大規模になる。

 来年2月にも発効する京都議定書に基づく「京都メカニズム」を活用。先進国と途上国が共同で排出削減事業を実施し、その見返りに排出権を得る「クリーン開発メカニズム」や、他の先進国で排出削減に協力して排出権を得る「共同実施」で生み出される排出権をJGRFが購入する。企業には出資に応じて分配する。

 東北電は今回の出資により2003年度排出実績の4.5%に相当する160万トンの排出権を得る見通し。同社はこれまで世界銀行が設立した基金に出資しているほか、オーストラリアでの植林事業、カザフスタンでの共同実施による省エネルギーモデル事業など、京都メカニズムを視野に入れた取り組みに力を入れている。

NIKKEI NET 2004年11月16日

投稿者 eechance : 23:34 | コメント (0) | トラックバック

燃料電池自動車に保安基準 国交省が公表05年度施行

燃料電池自動車もいよいよ実用化に向けて環境が整いつつありますね。

 国土交通省は15日、次世代の無公害車として注目される圧縮水素を燃料とする燃料電池自動車について、道路運送車両法に基づく保安基準案を発表した。2004年度内に基準を決定し、05年4月からメーカーの型式認定の申請を受け付ける方針だ。  現行では燃料電池車に保安基準がないため、公道を走るには安全性について国土交通相の認定を1台ずつ受ける必要があり、7月現在で48台が認定されている。保安基準に沿って、自動車の型式認定を受ければ1台ずつの認定は不必要で、大量生産が可能となる。  保安基準案は、(1)爆発しやすい水素ガスが漏れない構造にし、漏れても滞留させない(2)衝突したとき燃料が漏れないようガソリン自動車と同等以上の安全を確保する(3)発電した高圧電気に感電しない技術基準を満たす--が中心。

河北新報社 2004年11月15日

投稿者 eechance : 22:49 | コメント (0) | トラックバック

長島に風力発電21基 08年運転開始/九電 九州最大、出力5万キロワット

鹿児島県出水郡長島町・東町で大規模風力発電所を開発する。営業運転開始は2008年10月の予定。

 九州電力は12日、鹿児島県出水郡長島町・東町に大規模風力発電所を建設すると発表した。出力2400キロワットの風車型発電機21基を設置する計画で、総出力は九州最大の5万400キロワット。年間発電量は、一般家庭3万世帯分に相当する約1億キロワット時を想定している。2008年10月の営業運転開始を目指す。  予定地は長島町と東町の境にある標高300-400メートルの丘陵地帯。風況調査では年平均で毎秒6.8メートルの風が吹き、九電の野間岬ウィンドパーク(笠沙町)の6.4メートルを上回り、高い運転効率を見込めるという。長島町側に13基、東町側に8基を建てる。  風車はタワーの高さ70メートル、ローター直径90メートルで、2400キロワットという出力とともに国内最大級。総出力は現在、九州最大の輝北ウィンドファーム(輝北町、16基2万800キロワット)の倍以上で、計画中の施設を含めると全国では3番目となる。  九電は関連会社九電工と共同で、発電所の建設や運営を行う事業会社を年明けに設立。今後、地権者と借地契約を結び、05年10月から工事に着手したいとしている。地元からの雇用は現段階では決まっていない。  「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」は、電力各社に新エネルギーを一定割合以上活用するよう求めている。九電は長島で得る電力を、年々引き上げられる同法の義務量に充てる。  県地域政策課によると、県内では佐多町や坊津町など13市町村で計64基が運転中。出力は合計で約7万3000キロワット。鹿児島市では現在8基(計1万400キロワット)の建設が進んでいる。長島町では、九電とは別の企業が04年度内に3基(計1800キロワット)を設置する計画がある。

南日本新聞 2004年11月16日

投稿者 eechance : 21:46 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月15日

再春館製薬所が太陽光発電設備を増設

2004年4月19日「再春館ヒルトップに日本最大級の太陽光発電が完成[ニュースリリース]」。
さらに、来年2月までに現在の1.7倍の発電電力量に増設して、工場が使う電力の18%を太陽電池でまかなうとのこと。
多くの企業で実施してほしいな~。

 化粧品通信販売の再春館製薬所(熊本市)は、生産拠点「再春館ヒルトップ・薬彩工園」(熊本県益城町)にある太陽光発電の増設に着手した。来年2月末までに出力を約1.7倍の815キロワットに引き上げる。

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が同発電普及を目的に推進しているフィールド事業としては国内最大規模になるという。

 今年2月に約2億9000万円をかけて導入した太陽光発電設備は、薬彩工園の屋根と壁に合計3600枚の太陽電池パネルを設置したもので、出力は480キロワット。年間発電量は約44万6000キロワット時で、工場の年間電力使用量の約10%をまかなうことができる。

 一方、増設では、新たにパネル1900枚を設置する。これにより年間発電量は77万6000キロワット時になる。設備費は約2億2100万円でNEDOが費用の半分を負担する。

 完成すると、既存の設備も含め工場が使う電力の約18%を太陽電池でまかなえるという。

FujiSankei Business i. 2004年11月15日

投稿者 eechance : 22:08 | コメント (0) | トラックバック

日本IBM、研修施設「天城ホームステッド」に「グリーン電力証書システム」を導入

日本IBMが研修施設で、100%自然エネルギー電力の「グリーン電力証書システム」を導入
最近は独自の研修施設を所有している企業も少なくなっていると思いますが、多くの企業が
まねをしてほしいです。

日本初の「グリーン電力研修所」

-グリーン電力証書システムを導入、年間約100万kWhを全て自然エネルギー化-

 日本IBM(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻)はこのたび、お客様エグゼクティブ向け研修施設「天城ホームステッド」(静岡県伊豆市冷川)の全消費電力を自然エネルギーによる電力に転換しました。

 天城ホームステッドでは、2002年から一部で自然エネルギーを採用してきましたが、新たに「グリーン電力証書システム」を導入し、年間約100万kWh(キロワット・アワー)の全消費電力を自然エネルギーで賄う日本初の「グリーン電力研修所」施設となりました。

 グリーン電力証書システムは、企業や団体が消費する電力を、風力などの自然エネルギーで発電された電力に転換したことを証明するもので、電力会社を中心に出資された日本自然エネルギー株式会社が2001年から展開しています。今回対象となる自然エネルギー電力は、動植物に由来する有機物をエネルギー源として発電に利用する「バイオマス発電」によるもので、東京都下水道局・森ヶ崎水再生センターのバイオマス発電設備で発電されます。

 天城ホームステッドでは、2002年8月に太陽光発電システム、2003年5月には太陽光と風力を利用したハイブリッド外灯を設置し、ロビー照明などで利用してきました。今回、グリーン電力証書システムを導入し大量のグリーン電力を採用することで、施設内の全消費電力を自然エネルギー電力に転換します。日本IBMは、京都議定書に沿って省エネ活動による大幅な地球温暖化ガスの削減を達成していますが、自然エネルギー採用による削減も積極的に進めており、同施設を自然エネルギー利用のショーケースと位置づけ、100%自然エネルギー電力を採用しました。

 1968年4月に開設した天城ホームステッドは、お客様のエグゼクティブを迎え、景勝の地で寝食をともにしながら、ビジネス変革に役立つ各種テーマについて理解を深めていただくための施設です。多くのセミナー、シンポジウムや、各界のオピニオンリーダーを招いての有識者会議なども開催しています。

NIKKEI PRESS 2004年11月15日

投稿者 eechance : 16:29 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月14日

温暖化ガス:大企業35社が「排出権」取得へ基金設立

 トヨタ自動車やソニー、東京電力、三菱商事など大手企業約35社は12月1日、地球温暖化の原因になる温室効果ガスの排出量を削減する途上国の事業を支援し、削減分を「排出権」として取得する日本初のファンド「日本温暖化ガス削減基金」(JGRF)を設立する。温室効果ガス削減を義務付ける京都議定書が05年2月に発効することを受け、国内主力企業が一体となって削減に取り組む姿勢を強調、排出権取引の新たなモデルとしての確立を目指す。

 JGRFは国内の電力、石油、機械、鉄鋼、セメント、ガス、商社の大手約35社と政府系の国際協力銀行、日本政策投資銀行が計約1億4000万ドル(約150億円)を出資して設立。途上国に温暖化防止技術などを供与して削減分の排出権を受け取る「クリーン開発メカニズム」を活用する。具体的には、途上国の風力発電所建設など温室効果ガスの大幅削減が見込める事業に資金を提供し、見返りにガス削減分の排出権を取得。排出権は出資額に応じて、各企業に分配する。

 中東・アフリカでの風力発電所建設▽中南米のごみ処理場のメタンガス回収・再利用施設建設▽アジアの炭鉱で発生するメタンガスの回収・再利用事業--など4件が候補として挙がっており、途上国などから約50件にのぼる相談も寄せられている。2014年までの活動期間に、二酸化炭素(CO2)換算で03年の国内排出量(13億3000万トン)の約1.1%にあたる1500万トン前後の取得を目指す。

 京都議定書は、批准した先進国に90年(一部ガスは95年)を基準とした温室効果ガスの削減目標を設定。日本は12年までに6%の削減を義務付けられており、産業界も日本経済団体連合会が中心になって産業別の自主削減目標を掲げている。

 ただ、「国内の削減余地は年々減っている」(トヨタ)ため、途上国から排出権を取得する枠組み作りを急いでいた。ファンド形式によって、多くの案件を手がけることができ、リスク分散を図れるメリットがある。ドイツも企業連合が途上国から排出権を取得するファンドを設立している。

 JGRFに参加している商社は、取得した排出権をメーカーなどに転売するビジネスも検討しており、国際協力銀行は「途上国のプロジェクト推進を競い合えば、地球全体でガス削減に拍車がかかる。JGRFのノウハウを国内外に提供したい」と話している。【坂井隆之】

 【排出権】二酸化炭素などの温室効果ガスを排出する権利。京都議定書は先進国に対し、2012年までに温暖化ガスの排出量を一定以下に減らすよう義務付けているが、達成が困難なため他国からの排出権取得を認めている。取得方法として議定書は(1)他国の排出削減事業に協力し、見返りに排出権を取得(2)他の先進国から排出権を購入--の二つを認めている。


毎日新聞 2004年11月14日

◆ファンドに出資を予定している主な企業◆











業界企業名出資予定額
電力東京電力、関西電力、東北電力など5000
石油新日本石油、ジャパンエナジーなど1500
機械トヨタ、ソニー、シャープなど1300
鉄鋼日本鉄鋼連盟500
セメント太平洋セメント100
ガス東京ガス300
商社三菱商事、三井物産、住友商事など3000
その他国際協力銀行、日本政策投資銀行2000

(注)11日現在。出資額は業界全体の合計。単位は万ドル。

投稿者 eechance : 11:05 | コメント (0) | トラックバック

温室効果ガス削減へ官民で基金 排出権を共同購入

 二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス削減を目指す京都議定書が来年2月に発効するのを前に、電力、商社などの民間企業33社と政府系金融機関2行が12月1日、ガスの排出権を海外から共同購入する基金を立ち上げる。発展途上国などの省エネルギー対策で削減される排出権を買い取り、出資額に応じて分配する仕組みだ。日本の排出量は削減目標と逆行して増加しており、官民共同で取り組みを強める。

 設立するのは「日本温暖化ガス削減基金」。東京電力、三菱商事、三井物産、トヨタ自動車、ソニー、テルモなどの33社と国際協力銀行、日本政策投資銀行が、合わせて1億3700万ドル(約145億円)を出資する予定だ。温室効果ガス削減を目指した基金は、アジア地域では初めてという。

 基金では、途上国の削減量を先進国が受け取る「京都メカニズム」を利用。すでにアジアや中東・アフリカ、中南米などで実施される削減事業と交渉中だ。

 例えば、日本企業が途上国に協力して風力発電所を新設し、既存の火力発電所の操業を減らせば、ガスの排出量を減らすことができる。基金を通じて減らした分の排出権を買い取り、出資者の削減分に充てる。基金は14年までに1700万トン程度の買い取りを見込む。

 日本の温室効果ガスの削減目標は90年比で6%減だが、03年度の排出量は逆に8%上回り、12年までに合わせて14%減らさなければならない。

 議定書の発効で、企業に排出規制が課せられる可能性が高いが、産業界はこれまでも化石燃料の使用を減らすなどして排出削減に取り組み、今後の一層の削減には限界があるとみている。基金に参画する企業は、海外の有力な排出削減事業の掘り起こしにノウハウがある政府系金融機関と組んで、自主的に削減に取り組むことにした。

asahi.com 2004年11月14日

投稿者 eechance : 10:26 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月11日

志雄町・樋川小で太陽光発電が稼働 環境保全「最大級」で実感

幼稚園・保育園、小中学校での太陽光発電設置が着実に進んでいますね。
今回、石川県志雄町樋川小の30kWは小中学校では最大級らしい。

 石川県志雄町樋川小に県内の小中学校では最大級の太陽光発電設備が導入され、11月10日から稼働した。30kWの発電量があり、校内の消費電力の一部を賄う。二酸化炭素の排出抑制量などを示すモニターも備え、学校では環境教育に役立てていく。

 志雄町は「町の宝を活(い)かした環境にやさしいまちづくり」を基本理念に新エネルギーの導入を推進しており、今年度、国のエコスクールの認定を受けた樋川小の校舎耐震補強事業に併せて太陽光発電設備を新設した。

 屋上に縦約一メートル、横約一・二メートルのパネルである太陽電池モジュール百六十八枚を南向きに設置。玄関には発電量を表示する装置が置かれた。石油代替量や二酸化炭素排出抑制量、森林面積換算などを示すモニターも備わっており、児童らが目で見て環境に優れたエネルギーを実感できる。

 安達岩雄校長は「児童一人ひとりが環境に配慮して活動するようになってほしい」と教育面の効果を期待している。

 事業費は約四千万円で新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助採択を受けた。夏休み中などに余剰電力が出た場合、北電に売電することになっている。

北国新聞 2004年11月11日

投稿者 eechance : 23:50 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月10日

環境税で賛否の意見対立 中央環境審小委

 中央環境審議会(環境相の諮問機関)の施策総合企画小委員会が10日開かれ、環境省が2005年度からの導入に向け具体案を発表した地球温暖化対策の環境税について検討、賛否の意見が対立した。  小委では、速水亨日本林業経営者協会副会長が「自然災害の多発で温暖化問題への国民の関心も高まっている。環境省案が出て、ようやく本格的議論に入れる」、大塚直早稲田大法学部教授が「少ない税負担で温室効果ガス削減効果が期待できる」などと、京都議定書の温室効果ガスの削減目標を達成するために導入が必要として環境省案を評価。  日本経団連の桝本晃章地球環境部長は「税率が低いので消費抑制にならず、補助金のばらまきにしかならない」と税の効果を疑問視し、批判した。  小委員会は12月中に、これまでの議論を報告書にまとめる。

河北新報社 2004年11月10日


投稿者 eechance : 17:25 | コメント (0) | トラックバック

川崎市、京浜臨海部に風力発電用の風車建設

 川崎市は羽田空港対岸の京浜臨海部に風力発電用の風車を建設する。市は2010年までに、1990年比で温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)排出量を6%削減する計画を打ち出すなど、環境先進都市づくりを急いでいる。CO2の発生源になる電力消費を抑える新エネルギーの風力発電導入で計画達成に弾みをつける。臨海部の新名所にも育てる考えだ。

 東京湾アクアラインの浮島ジャンクション(川崎区)近くの浮島町公園(2.3ヘクタール)に整備する「市民健康の森」に、高さ17メートル、直径4.4メートルの風車3基を5000万円を投じて建設する。風車は陶磁器大手のニッコー製で、出力は1基あたり4キロワット時。公園内の100ワット級電灯60灯をともす電力をまかなう。費用の一部は12月下旬発行予定のミニ公募債で調達する。

NIKKEI NET 2004年11月10日

投稿者 eechance : 09:49 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月09日

廃車不法処分5分の1に 鉄価格高騰で撤去進む

 環境省は9日、全国の使用済み自動車の不法投棄などの状況について、9月時点での調査結果をまとめ、中央環境審議会などに報告した。不法投棄と、廃車を山積みする際の高さ制限違反など不適正保管を合わせた廃棄物処理法違反台数は3万2711台で、昨年3月の前回調査の16万8806台に比べ、約5分の1に減少した。

 このうち解体場などへの輸送費用がかかるため不法投棄が起きやすいとされる離島での違反台数は5027台(前回調査時は2万603台)だった。

 来年1月の自動車リサイクル法施行前に撤去するよう、同省などが指導を強化していることや、中国などアジア地域の経済成長で鉄スクラップ価格が高騰し、不法投棄された廃車を回収して輸出に回す動きが出ているためとみている。(共同通信)

京都新聞 2004年11月9日

投稿者 eechance : 23:49 | コメント (0) | トラックバック

省エネ法:改正案を諮問機関に提出、規制対象拡大 経産省

 経済産業省は9日、省エネルギー法の改正案を経産相の諮問機関である総合資源エネルギー調査会省エネルギー部会に提出した。京都議定書の目標を達成するためには、省エネ対策の抜本強化が必要と判断した。

 改正法案は、国土交通省と連携し、運輸部門と、電力・ガス会社を新たに規制対象にする。旅客や貨物の運輸部門は、民生部門と並んでエネルギー消費の伸びが大きく、現行の省エネ対策だと、10年度の二酸化炭素排出量が、90年度比20%増になる見通し。このため、荷主・運送、旅客事業者に対して、省エネ計画の策定と定期報告を義務付け、省エネを促す。また、ガスや電力会社などのエネルギー供給事業者に対しても、省エネを促進する事業の実施とその状況の公表を義務付ける。改正法案は、次期通常国会に提出する。【須佐美玲子】

毎日新聞 2004年11月9日

投稿者 eechance : 21:49 | コメント (0) | トラックバック

国立公園協会、受注事業を「孫請け」発注 業界団体に

この様なニュースがあると、環境税導入にも影響がでてきますよ!!

 環境省所管の財団法人国立公園協会(瀬田信哉理事長、東京都港区)が、同省から受注した調査など3事業を、設立間もない関連業界団体に、受注額の8~9割の価格で無断で「孫請け」に出していたことが分かった。同省は契約違反に当たるとして9日、厳重注意処分にするとともに、残りの契約を見合わせる。関連業界団体の理事には同省OBらが名を連ね、7月には同省から社団法人の許可も受けている。

 外部から指摘があり、同省が9月に立ち入り検査した。同協会は再委託の形で、02~03年度の自然再生事業基本調査(02年度約2500万円、03年度約2400万円)と、03年度の自然景観地の登山道整備マニュアル作成(約390万円)の3事業を、「自然環境共生技術フォーラム」(東京都港区、会長・高橋裕東大名誉教授)へ孫請け発注。委託額約5300万円に対し、再委託額は4369万円だった。

 同省との契約条項には、公共事業の契約の透明性を確保するため「承諾を得ない再委託の禁止」が盛り込まれていたが、同協会は承諾を得ていなかった。同フォーラムは、自然再生事業に関する技術情報の交換などを目的に02年8月、緑化造園や設計、土木業者らで設立。理事には環境、国土交通、農林水産各省OBらが名を連ねる。

 同省は同日、「契約者としての信頼を損なった」として瀬田理事長を厳重注意し、3年契約の予定だった自然再生調査の04年度分の契約も見合わせる。3事業については調査報告書が納入済みで、損害賠償請求などはできないと判断したという。今後は、委託費の50%を超える再委託を原則的に認めない方針だ。

 協会は29年発足。旧厚生省や環境省幹部が歴代、会長や理事長を務めている。協会は「再委託したが、事業の管理は協会がやった。今後は誤解を受けないよう気をつけたい」としている。

 同フォーラムは7月に社団法人の許可を受け、名称も「自然環境共生技術協会」と改めた。同省は「社団の審査の際には、契約違反の事実は知らなかった」としている。

 同技術協会の高橋会長は「自然再生事業はまだ手探りの部分もあり、技術面などで実例を集めながら検討、勉強している。今後は誤解を受けないよう努力したい」と話している。

asahi.com 2004年11月9日

投稿者 eechance : 16:39 | コメント (0) | トラックバック

富山県初の大型風力発電、小矢部市で稼働


 富山県内初の大型風力発電施設「稲葉山風力発電所」が小矢部市内の稲葉山山頂に完成した。風力発電ベンチャーのTOYAMAX(トヤマックス、富山県高岡市、橋田洋社長)などが出資する「小矢部風力発電」が建設した。すでに稼働しており、北陸電力向けに販売する。

 稲葉山山頂の稲葉山牧場内に出力600キロワットの風車を3基設置した。風車の高さは約65メートルで、「600キロワット級の風車では国内で最も高い」(橋田氏)。羽根の直径は44メートル。約1200世帯の電力使用量に相当する年間403万キロワット時の発電を見込む。

 来年以降に第2期計画に着手し、出力2000キロワットの大型風車を5基設置する予定。風車は計8基、合計出力は1万1800キロワットとなり、7000―8000世帯の電力量を賄えるという。

NIKKEI NET 2004年11月9日

※TOYAMAX(トヤマックス、富山県高岡市、橋田洋社長)のHPは2004年11月現在ないようです。
関連情報としては、風力発電を紹介/小矢部風力発電有限会社が参考になります。

投稿者 eechance : 00:07 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月08日

松下電器が家庭用燃料電池で信頼性にメド、05年春発売へ

 松下電器産業は2005年春に市販開始予定の1kW級家庭用燃料電池コジェネレーション・システムの信頼性確保にメドを付けた。最長1万3000時間の耐久試験データを解析した結果、連続運転では一定時間が経過した後の出力電圧の変動がほぼゼロ(0mV/1000hr)になることを確認、さらに断続運転では、電圧降下が7μV/回と十分小さいことを確認した。


松下は2005年春から東京ガス、さらにその1年後には大阪ガス、東邦ガスの計3社を通じて、このシステムを発売する予定。当面はモニター事業という位置付けになるが、今回、実用レベルの信頼性を確保したことで、数年後の本格ビジネス移行に向けて明るい展望を得たという。(田島 進)

NIKKEI BP 2004年11月8日

投稿者 eechance : 22:26 | コメント (0)

2004年11月07日

エネルギーと環境を議論 経産省など主催のシンポ

 新エネルギーの可能性や省エネについて考えるシンポジウム「エネルギーと環境のことを考えよう」が7日、那覇市で開かれた。資源の少ない日本で資源の活用や自然環境への影響などを討論するもので、新里隆男元琉球大教授やキャスターの草野満代さんらのパネリストが約250人の聴衆を前に議論した。

 冒頭、資源エネルギー庁の堀尾容康エネルギー情報企画室長は日本のエネルギー自給率が4%であることを指摘、問題を提起した。

 草野さんは「石油ショックを知らず、エネルギーの安定供給について危機意識のない世代が今の経済活動の中心を担っている。エネルギー民度を上げなくてはいけない」と警鐘を鳴らした。

 新里元教授は「沖縄県内のすべての自動車がサトウキビから抽出するエタノールをガソリンに3%混ぜた燃料を使えば、二酸化炭素排出量を年1・3%削減できる」と、地域産物の可能性を紹介した。(共同通信)

京都新聞 2004年11月7日

投稿者 eechance : 23:29 | コメント (0)

菜種廃油精製しエンジン動かす 新風館で環境フェスティバル

 環境に優しい社会に向けた取り組みを分かりやすく紹介するイベント「環境フェスティバル」が7日、京都市中京区の新風館で開かれ、子どもたちが体験コーナーなどを通じて楽しく学んだ。

 環境問題に取り組むきっかけづくりのため、ワイズメンズクラブ国際協会西日本区京都部が初めて企画した。

 滋賀県などで自治体と市民団体などが取り組む「菜の花プロジェクト」の紹介では、食用の菜種油の廃油を精製した自動車燃料でカートのエンジンを始動させ、運転席に乗った子どもたちは「車がぶるぶると揺れる」とクリーン燃料の力を実感していた。

 マンガン電池の原理を応用して木炭とアルミで発電させる実験や、車が1分間に排出する二酸化炭素の量を、2リットルのペットボトル59本を並べて示す展示もあった。

京都新聞 2004年11月7日

投稿者 eechance : 20:21 | コメント (0)

2004年11月06日

省庁の縦割りを懸念の声 環境税で対話集会

 地球温暖化防止のための環境税をテーマにした小池百合子環境相と市民の対話集会が6日、都内のホテルで開かれた。約200人の参加者からは、環境税実現に向け省庁の縦割りなどを懸念する声が出た。

 環境税は温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出抑制のため石炭、石油など化石燃料に課税するもので、同省が導入を求めている。

 小池環境相が、来年2月に発効する温暖化防止の京都議定書の温室効果ガス削減目標達成のため導入の必要性を訴えたのに対し、会場からは「省庁の縦割りの縄張り争いで、うまくいかないのではないか」との意見があった。

 また「石油会社など企業と、消費者のどちらが負担するのか分かりにくい」という声もあり、環境相は「税の内容について透明性の高い議論を続け、納税者の理解を得たい」と述べた。(共同通信)

京都新聞 2004年11月6日

投稿者 eechance : 23:55 | コメント (0)

2004年11月05日

バイオ燃料化事業が初代最高賞 京都市、独自の品質規格策定で

 農林水産省は5日、本年度初めて創設した「バイオマス利用活用優良表彰」の最高賞「農林水産大臣賞」に京都市のバイオディーゼル燃料化事業を選び、「バイオマスフロンティア」の称号を贈った、と発表した。植物を原料にした生分解性プラスチックを開発したソニーも同時受賞した。

 農水省は、2002年の「バイオマス・ニッポン総合戦略」の閣議決定を受け、食品廃棄物や間伐材などバイオマス(生物資源)の利活用を推進するために同表彰制度を創設。全国の自治体や企業などから77件の応募があった。

 京都市の同燃料化事業は、市民などから回収した使用済みてんぷら油(廃食用油)をディーゼル自動車で利用できるように再生処理して燃料化する内容。排ガスのクリーン化など環境保全効果が期待されており、市は、今年6月に稼働を開始した燃料化施設(伏見区)で年間150万リットルを精製し、ごみ収集車と一部市バスの計約300台で使用している。

 市の受賞理由を、同省は「国内最大級の燃料化施設を整備し、円滑な利用のために市独自の品質規格『京都スタンダード』を策定した」としている。

 桝本頼兼市長は「同燃料化事業が農林水産大臣賞を受賞したことは、確実となった京都議定書の発効と合わせ、二重の喜び」とコメントした。

京都新聞 2004年11月5日

投稿者 eechance : 23:11 | コメント (0)

環境税:1世帯年間3000円に 環境省最終案

 環境省は5日、石油や石炭など化石燃料に含まれる炭素に課税する環境税(地球温暖化対策税)の最終案をまとめ、自民党環境基本問題調査会に提示した。炭素1トンあたり2400円、一般家庭の年間負担額は約3000円となる。産業界の反発が根強いため、当初案より縮小した。06年1月の実施を目指しており、12日の政府税制調査会で論議される予定だが、05年度からの実施は難しそうだ。

 課税対象はすべての化石燃料と電気。ガソリン、軽油、灯油は輸入・製造段階でかけ、石炭、重油、電気、都市ガスは事業所や家庭など消費段階で課税する。ガソリン1リットルあたり約1.52円、電力1キロワット時当たり0.25円、都市ガス1立方メートル当たり1.38円。

 税収は年間4900億円で、省エネルギー機器の購入や環境関連産業の育成、森林整備など温暖化対策に使うほか、企業の雇用対策にも充てる。

 産業界には「国際競争力に影響が出る」との反発が根強いことから、鉄鋼生産用石炭などは免税とし、化学工業などのエネルギー多消費型産業や低所得者層への税率も減免対象とする。

 日本が京都議定書の温室効果ガス削減目標(90年比6%減)を達成するためには、今後13.6%を削減しなければならない。同省はこれまで炭素1トンあたり3600円を課税し、1兆円の財源で、京都議定書の温室効果ガス削減目標を達成できるとの試算を示していた。しかし、産業界に配慮して税額を低く抑え、浸透を狙うこととした。環境税の導入で、削減される温室効果ガスは4パーセント分だが、国内排出量取引の導入や規制、産業界の自主的取り組みなどで削減目標は達成できるとしている。【足立旬子】

毎日新聞 2004年11月5日

投稿者 eechance : 22:36 | コメント (0) | トラックバック

環境税、1世帯当たり月250円負担・環境省最終案

 環境省は5日、地球温暖化対策として検討してきた環境税最終案を正式に発表した。石油や石炭など化石燃料に含まれる炭素1トン当たり2400円を課税する内容で、1世帯当たり月約250円の負担になる。税収は年間約4900億円になる見通し。年末にもまとめる政府の地球温暖化対策推進大綱に環境税創設を盛り込みたい考え。2006年1月の実施を目指す。

 最終案は11月中旬に開かれる政府税制調査会(首相の諮問機関)の基礎問題小委員会に提出する。最終案ではガソリン、灯油などについては業者が輸入・製造する段階で課税。ガソリン換算で1リットル当たり1.5円にする。石炭や天然ガスなどは大口事業者の消費段階で、電気やガスなどは利用料金に上乗せして課税するため、消費者の負担になる。税率は電気は1キロワット時当たり0.25円、都市ガスは1立方メートル当たり1.4円。環境省は産業界が主張する「国際競争力の低下」に配慮し、鉄鋼生産用の石炭やコークスなどの使用については免税にするほか、エネルギーを大量消費する化学工業などの製造業には軽減措置を導入する。低所得者や中小企業にも免税・軽減する。

NIKKEI NET 2004年11月5日

投稿者 eechance : 11:33 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月04日

地球温暖化防止の学習に 太陽光発電システム完成式--三浦臨海高 /神奈川

 県立三浦臨海高(三浦市)で、太陽光発電システムの完成式があった。NPO法人「ソフトエネルギープロジェクト」(横浜市)と協力して設置、地球温暖化防止の学習にも役立てる。

 校門脇にできたシステムは太陽電池72枚で包まれ、1カ月の発電量は350キロワットほど。蛍光灯(40ワット)100本分をまかなえる電力量となる。同法人が、国と県の補助金約500万円で作った。

 完成式では、同高の「エコ委員会」の3年、小車輝和委員長(18)が「クリーンエネルギーに関心を高めたい」と生徒たちに呼びかけた。同プロジェクトの佐藤一子理事長は「神奈川県の電力消費量は、全国4位となっている。温暖化を防ぐ意味でも電気を無駄にしないで」と協力を求めた。

 テープカットし、発電が始まった。金子善政校長は「生徒の環境問題への取り組みも高まっている。地元に開放している環境講座もあり、太陽光発電は本校だけでなく、小、中学生の学習にも活用したい」と話した。【網谷利一郎】

毎日新聞 2004年11月4日

投稿者 eechance : 23:51 | コメント (0)

2004年11月02日

知床で新たな漁業規制せず 環境省が国際機関に回答へ

 世界自然遺産候補地である北海道・知床の海域内での漁業規制などを求めていた国際自然保護連合(IUCN、本部・スイス)に対し、環境省は2日、最終回答案をまとめた。新たな漁業規制は行わず(1)スケトウダラ資源などを調査し、漁業と海洋生物保護両立のための海域管理計画を5-10年後をめどに策定する(2)必要なダムには魚道を設置する--を柱とした。

 北海道斜里町で開いた地元関係者との連絡会議で示した。すでに道や林野庁、漁業者との調整を終えており、環境省はこの内容で回答する。

 IUCNは8月、同省への書簡で、知床の推薦区域内について、海域(海岸線から沖合1キロ)でのスケトウダラ漁の禁止や、陸域のダム60カ所すべての魚道設置、不要なダムの撤去の検討などを求めていた。

くまにち.コム 2004年11月2日

投稿者 eechance : 22:20 | コメント (0)

2004年11月01日

富山県内初の本格的風力発電、小矢部に完成

 小矢部市の稲葉山の山頂に建設されていた民間企業による風力発電の風車が完成した。11月4日午前10時から完成式があり、営業運転を始める。富山に初めて、本格的な風力発電事業が登場する。

  市営の稲葉山牧場に建設された風力発電機は、3基。ドイツ製で高さ65メートル、羽根の直径44メートル。JR北陸線の列車からも見える大きさだ。1基で最大600キロワットの発電能力がある。

  高岡市千石町のベンチャー会社「TOYAMAX」(トヤマックス)と茨城県日立市に本社がある「日立エンジニアリングサービス」が出資した「小矢部風力発電」が事業母体。事業費は4億6300万円で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けた。北陸電力に15年契約で売電する。

  標高347メートルの山頂近くに建てた観測塔で昨年夏から風速などを調査した。風力発電を企画したTOYAMAX社長で小矢部風力発電副社長の橋田洋さん(54)によると、採算ラインの年平均秒速6メートルを上回る6・5メートル以上の風力があることが確認されたという。

  3基で1200世帯以上の年間電力を生み出せる計算だが、稼働率を約30%と見込み、約400世帯分になるという。

  「他県ではクリーンエネルギーの本格風力発電が進んでいる。富山県は風が弱く向かないと見られていた。でも県内をくまなく調査したら採算にあう場所があった。地球温暖化の原因のCO2削減にも寄与できる」と橋田さんは話している。

  事業が軌道に乗れば、高さ120メートルの国内最大級2千キロワットの風車5基を増設する計画もある。小矢部市の全世帯の電力をまかなえる計算という。

  県内の風力発電は、高岡市の伏木海陸運送と日本ゼオンが、それぞれ最大2~4キロワットの風車1基を稼働させている。

  県商工企画課新産業科学技術班は「自家発電のための風力発電はあったが、小矢部のものは初の本格事業。風力など新エネルギーへの認識がまだ浸透していないので、PRになれば」と話している。

asahi.com富山 2004年11月1日

※TOYAMAX(トヤマックス、富山県高岡市、橋田洋社長)のHPは2004年11月現在ないようです。 関連情報としては、風力発電を紹介/小矢部風力発電有限会社が参考になります。

投稿者 eechance : 11:36 | コメント (0)

2004年10月31日

イチゴ生育に燃料電池 三重県などで来月末から試験

 ビニールハウスでのイチゴ栽培に燃料電池を使うユニークな実証試験を、三重県などが始める。電池から発生する電気と二酸化炭素、熱をイチゴの生育に生かす「一石三鳥」の取り組み。車や携帯電話への活用が注目されている燃料電池だが、農業との組み合わせが成功すれば、用途の拡大が期待できそうだ。

 燃料電池は、燃料に濃度3%のメタノール溶液を使い、酸素との化学反応で発電。一般的な水素燃料電池では副産物として水が出るが、メタノール燃料電池ではさらに二酸化炭素も発生する。

 夕方か早朝に二、三時間、出力一キロワットの燃料電池でハウスを電照。日照時間を増やす。二酸化炭素はイチゴの光合成の基になり、熱はハウス内を温めるのに使って、イチゴの生育を助長する計算だ。

 同県の補助事業(補助率二分の一以内)で「ジーエス・ユアサ パワーサプライ」(東京)と県内企業、三重大などが共同研究する。国から燃料電池技術の構造改革特区に認定されている鈴鹿市内でイチゴ農家が協力、一反(約九百九十平方メートル)のビニールハウスを試験場として提供する。

 実証試験は燃料電池に関するデータを蓄積するとともに、農業という新たな用途展開を探る狙い。県産業集積室は「電気が引かれていない場所でも、温室栽培が可能になる」と期待する。

 十一月末からビニールハウス内に機器を運び入れ、試験を始める予定。

中日新聞 2004年10月31日

投稿者 eechance : 22:51 | コメント (0)

2004年10月30日

中国電、環境に配慮した製品購入をグループで拡大

 中国電力は事務用品や資機材などを調達する際に環境への負荷が少ない製品・サービスを優先する「グリーン購入」をグループ全体に拡大する。グリーン購入の対象や判断基準などをまとめた共通ガイドラインを作成した。調達物品の選別時に従来の価格・品質面の視点に加え、環境面にも配慮することで、グループ全体で環境保全に取り組む姿勢を鮮明にする。

 事務用品、OA機器、自動車、衣類、印刷サービスなどで、グループ全社にグリーン購入を義務付ける。特に事務用品などでは環境に配慮した製品を認定した「エコマーク」の表示物品などを積極的に購入する。

 グループ全体で約4800台を保有する営業用自動車などについては、排ガス中に含まれる有害物質が少ない低公害車の導入を進める。現在、全車両の約12%にとどまる低公害車の割合を2005年度に20%以上、2010年度には70%以上に高めていく。

NIKKEI NET 2004年10月30日

投稿者 eechance : 21:17 | コメント (0)

2004年10月28日

ハイブリッド発電機設置 高知市の朝倉第二小

 エネルギー教育の実践を進めている朝倉第二小学校(高知市若草南町)に太陽電池と風車を利用したハイブリッド発電機が設置され、27日、除幕式が行われた。発電機は新エネルギーの学習のほか、防犯灯や震災などの災害時に活用する。

 同校は、エネルギー環境教育情報センターから指定を受け、エネルギー教育を推進している。昨年度、高岡郡梼原町の風力発電所を見学した5年生が、風力発電など将来のエネルギーの大切さを実感。子どもたちから「学校にも風力発電があったらいいね」と声が上がり、高知柏ライオンズクラブの支援も受け、坂本技研(南国市蛍が丘)が建設した。

 発電機は太陽光と風力で発電し、夜になると自動的に電灯がつく仕組み。高さ4・5メートルで体育館の横に設置された。

 風が吹くたびに風車が回る発電機を見上げ、5年生の正岡綾さんは「自分たちの願いがかなって本当にびっくりした。これから、どうやって電気になるのかを勉強したい」と話していた。

高知新聞 2004年10月28日

投稿者 eechance : 09:47 | コメント (0)

バイオマス利用促進をテーマに懇談会=長野県/上伊那

 関東農政局伊那統計・情報センター(竹内弘センター長)は二十七日、上伊那地方のバイオマス利活用の促進をテーマにした農林情報懇談会を伊那市の南信農協会館で開き、地域のバイオマス利活用事例が紹介された。  上伊那森林組合が間伐材や林地残材を原料に製造する木質ペレットや、約二割が未利用の状態で廃棄処分されるスプラウト食品(芽物野菜)を乾燥し、パウダー化した機能性食品素材の開発(信州大学大学院農学研究科など)などの事例が報告され、課題には「製造コストの低下」などが挙がった。  グループ内の飲食店や弁当店から出る生ごみのたい肥を使って農産物を生産、利用する循環システムの構築を図るマリンフーズグループの小沢隆志社長は「伊那は観光はなくとも、自然と田畑が豊富。農薬を使わない農作物の栽培を伊那から発信したい」と話した。  同農政局企画調整室の藤田裕一企画官は「バイオマスを進める上では、地球環境のため、というだけでなく、身近な地域の快適さを考えることが大切」とし、「伊那のようにバイオマスが豊富な地域では、国内平均(一次エネルギー供給量の約六%)以上に地域のエネルギーを賄えるはず。地域の姿として面白い」と話した。

長野日報 2004年10月28日


投稿者 eechance : 09:22 | コメント (0)

2004年10月27日

エコ食器 万博で活躍へ/瀬戸の業者開発

コーンと貝殻混ぜ、土に戻る

  「自然の叡智(えいち)」をテーマにした愛知万博(愛・地球博)会場のレストランなどで使われる食器に、再生可能な生物資源・バイオマスを利用したものが使われるのを受け、業者に指定された瀬戸市孫田町の「瀬戸陶土」(谷口良治郎社長)が26日、新陶磁器「アイコーン」を発表した。トウモロコシからできた樹脂を原料に混ぜたリサイクル可能な陶磁器だ。

  バイオマスを利用したプラスチックは、石油系のプラスチックと違い、土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解され、環境にやさしい素材として注目されている。

  同社は県陶磁器工業協同組合(瀬戸市)の「省エネルギーとリサイクル陶磁器開発事業推進会議」のメンバーで、8年前からバイオマスの陶磁器開発に取り組んできた。

  アイコーンは、トウモロコシから作った樹脂25%と粘土30%、ホタテの貝殻粉末45%の割合でできている。成形して150~170度の熱で焼成し、表面を漆で仕上げる。コストは割高だが、軽くて壊れにくいのが長所で、製品としての役割を終えれば、土壌に返すことができる。

  日本バイオインダストリー協会(東京都)が万博会場で導入するバイオマスの食器の業者を公募。同社は、レーム化学(清洲町)などとともに指定6社に選ばれた。

  すでに県立愛知病院(岡崎市)などから食器の注文や照会が寄せられているという。

asahi.com愛知 2004年10月27日

投稿者 eechance : 22:03 | コメント (0)

京都議定書、来年初めにも発効ヘ ロシア上院批准案可決

 ロシア上院は27日、地球温暖化の防止を目指す京都議定書の批准法案を、下院に続いて可決した。ウクライナ訪問中のプーチン大統領の帰国を待って、大統領による署名と国連への批准書寄託が行われ、批准手続きが完了する。ロシアの批准を受けて、同議定書は来年初めにも発効する見通しとなった。

 上院での採決の結果は、賛成139票に対し、反対1票。圧倒的な大差で可決された。

 同議定書は、批准した先進国の温室効果ガス排出量(90年時点)が、先進国全体の55%以上になることなどを発効の条件としている。ロシアの批准でこの条件が満たされることになる。

 プーチン大統領による同法案の署名は14日以内に行われ、国連への批准書の寄託から90日後に同議定書が発効する。

 同議定書の批准問題は、ロシアが世界貿易機関(WTO)に加盟するため、特に欧州連合(EU)の同意を取り付ける切り札に使われた。批准法案はロシアが議定書に参加する期間を08年から12年までに限定しているが、これは批准反対派への配慮と、今後も外交カードとして温存する狙いがあるとみられる。

asahi.com 2004年10月27日

投稿者 eechance : 21:08 | コメント (0)

2004年10月26日

森林保全の財源 県民税に上乗せ 滋賀県が検討 税額明らかに

 新たな森林づくりの財源として、滋賀県が、現行の県民税に個人800円、法人2200円-8万8000円を上乗せして徴収する案を検討していることが26日、分かった。具体的な税額が明らかになるのは初めて。

 県は新たな森林づくりの施策に必要な事業費を年間約6億円と見積もっている。この財源を確保するため、新たな県民負担額について、(1)個人、法人とも同額の1000円(2)個人300円、法人6600円-26万4000円(3)個人800円、法人2200円-8万8000円-の3案を検討した。

 その上で、県は▽個人、法人で3対1の県民税の税収割合を維持▽赤字法人への過重な負担を軽減できる-などとして、(3)案を「最も妥当な方法」としている。

 県は9月28日、学識者らでつくる「森林づくりの費用負担を考える懇話会」に、県民税に上乗せする案を示した。基金として上乗せ分を積み立て、手入れ不足の人工林整備や「県民協働」の森林づくりに充てる計画だ。

 森林保全のため同様の方式で、高知県が「個人、法人とも500円」、岡山県が「個人500円、法人1000円-4万円」をすでに徴収している。来年4月から鳥取県が「個人300円、法人600円-2万4000円」、鹿児島県が「個人500円、法人1000円-4万円」を徴収する。

京都新聞 2004年10月26日

投稿者 eechance : 23:47 | コメント (0)

2004年10月25日

太陽光発電を導入 茂串保育園

幼稚園・保育園への太陽光発電設置の仕掛け人は「環境アドバイザーの鏡宏一さん」のようですね

茂串保育園は、ゴミの分別、散歩などの時の空き缶拾い、生ゴミ堆肥化などにも取り組んでいる、
環境志向の保育園です。すばらしい..

 環境保護に配慮した教育に取り組む熊本県牛深市の社会福祉法人共愛会・茂串保育園(福岡得史園長、70人)は23日、園内の中庭で太陽光発電の導入を祝う「発電式」を開いた。園児や母親らが集まった。

  兵庫県から駆けつけた環境アドバイザーの鏡宏一さんが、電気を大切に使うことの重要さを紙芝居で説明。続いて、全員でカウントダウンし、太陽光発電に切り替わった瞬間を拍手で祝った。

  園舎の屋上には発電用のパネルが設置された。今後、園内の電力はすべて太陽光発電でまかなわれるという。総事業費は約800万円。

asahi.com 熊本 2004年10月23日

投稿者 eechance : 13:30 | コメント (0)

2004年10月23日

太陽光発電の体験談や課題を発表 大津で「発電所長会議」

 最近、幼稚園・保育園での太陽光発電や風力発電の設置のニュースをよく見かけます。
もっともっと普及してほしいな~

 自宅や保育園で太陽光発電を実践している人たちの体験を聞く「発電所長会議」が23日、大津市本丸町の市生涯学習センターで開かれた。

 環境に負荷が少なく、大気を汚さない太陽光発電の良さを知ってもらおうと、大津市の市民団体「おおつ環境フォーラム」が開催。会議には約30人が参加し、太陽光発電をしている5人が「発電所長」として、自らの体験談や発電の問題点を発表した。

 大津市鳥居川町の大津あいあい保育園で共同発電をしている下村勉理事長(64)は「発電能力が維持できるかなど問題はあるが、省エネを考えるきっかけになる。設置費用のもとが取れるかどうかが重要ではない」と話した。

京都新聞 2004年10月23日

投稿者 eechance : 21:06 | コメント (0)

「東京の水」汚名返上へ、都が高度処理やタンク点検実施

 「東京の水はまずい」という悪評を返上するため、東京都水道局が水源から蛇口までを見直し、おいしい水をつくる事業を始めた。国の基準を上回る「おいしさ」の目標を独自に掲げ、マンションなどの貯水槽もすべて無料点検する。ペットボトル飲料に押された「水道離れ」を食い止める作戦。背景には独立採算が求められる公営企業の現実がある。「水道水はまずいというのは今や偏見。いちど飲んでみてほしい」と、PRにも力を入れる。

 東京都は水質目標として、カルキ臭の元になる残留塩素を国基準の4割、不快な味をもたらす有機物質は2割に、かび臭を感じないようにするなど、「世界一おいしい水道水」をめざして8項目を定めた。

 浄水場では、家庭の一般的な浄水器より強力なオゾンと生物活性炭を使った「高度浄水処理」でおいしい水をつくる。砂濾過(ろか)などの通常処理に加えることで、かび臭やカルキ臭の原因物質を多く取り除く。東京で始まり、大阪市、千葉県、沖縄県でも同じ方式が採り入れられている。

 江戸川下流で取水していた金町浄水場(葛飾区)にはかつて、「かび臭い」という苦情が相次いだが、高度処理を導入後はなくなった。

 11月、朝霞浄水場(埼玉県)で高度処理を導入すると、23区内の大半に高度処理水が届くようになる。通常処理の水とのブレンドだが、「十分おいしい」という。

 2人組の調査員が、新宿区内の4階建てマンションの横に置かれた貯水槽のふたを開け、懐中電灯で中の水を照らす。都が10月から本格化させた貯水槽の調査だ。

 「壁面の汚れはありませんか」「異物や浮遊物は」。点検項目を声に出して確認していく。

 都内には約22万個の貯水槽があり、水道利用者の4割がその水を使っている。タンク内が汚れていれば水も汚れる。

 核家族化で水の使用量が減り、タンクに1週間ほど滞る例も。これが浄水場で塩素を多く入れなければならない原因にもなり、まずさにもつながっている。都はすべての貯水槽を5年かけて調べ、貯水槽を使わず直接各戸と結ぶ「直結給水」への切り替えも促す。

 都水道局によると、都内の水道使用量は、92年度の15億5千万立方メートルを境に減少傾向に転じ、03年度は15億1千万立方メートル。標準的な4人家族にして14万軒近くが1年間に使う量が減った計算だ。

 水道需要が伸び悩む中、「独立採算で運営する地方公共企業として、一層の企業努力が求められている」との危機感が、取り組みの背景にある。

 水道離れはペットボトル飲料の普及も一因。昨年、都がまとめたアンケートでは、水道水をそのまま処理せずに飲むことが「まったくない」人が50%を超えた。味やにおいに満足している人は4人に1人に過ぎない。一方、コストがかかっても「安全でおいしい水」を期待する人が8割を超えた。

asahi.com 2004年10月23日

投稿者 eechance : 13:32 | コメント (0)

2004年10月22日

岡山の保育園 エコ発電導入/風力と太陽光

 子供たちに地球環境保護への関心を持ってもらおうと、岡山市中井の高島第一保育園が園内に風力発電用の風車と太陽光発電設備をつくり、16日から運用を始めた。

 設置は、環境問題について全国各地で講演をしているアドバイザーの鏡宏一さん(59)が園側に提案し、3年がかりで準備してきた。総工費2300万円の半分を新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金でまかなった。

 園舎の屋上に設置された120枚のソーラーパネルを使った太陽光発電設備は、一般家庭の約6世帯分の電力がつくれる。庭に立てられた5枚の羽根を持つ風車(高さ7・5メートル)は、発電量は少ないものの自動で羽根の角度を変え、受ける風の強さを調節できる最新型。二つをあわせて園の6割の電力を賄えるという。

 この日、生産した電力量を伝えるパネルに数字が出ると、約200人の保護者や園児から拍手が起きた。鏡さんは「環境保護に関心を持つ子供に地球と人間の良い関係をつくってほしい」と話した。

asahi.com岡山 2004年10月22日

投稿者 eechance : 13:44 | コメント (0)

雪ニモ負ケズ風力発電来月から改良機実験/稚内

 稚内市内で東海大や地元経済人、稚内開発建設部などが、雪に強い家庭向け風力発電機の実用化に取り組んでいる。コマのように水平に回る珍しいタイプで実験機を同市・宗谷港に設置し11月からデータ収集を始める。昨年、同港に設置した実験機を大幅改良したもので「将来的に地元の事業に育てば」と意気込んでいる。

  今回の実験機は東海大が開発した。垂直軸型風車で、プロペラ型風車と違い、風向に関係なく回転、風切り音も少ない。設備や保守も簡単。風車を何段も重ね積みして大型化することもできる。

  昨年末から同じ垂直軸型風車の1号機で実験を始めたが、付着した雪が潮風の塩分で固くなって羽根の形状が変わり、回転しないことがあった。

  今回の改良機は羽根の表面に、雪や塩分がつかないよう特殊塗料をつけるなどした。羽根の長さは5メートル。高さ13メートル、最大出力は10kWと、一般家庭の消費電力をまかなえる能力がある。1号機(羽根の長さ2メートル、高さ7メートル、最大出力1kW)より大型化した。耐久性や、港内の街路灯14基に接続して、利用技術を開発する。

  地元の若手経済人グループ「わっかない産業クラスター研究会」は「積雪寒冷地で、各家庭が使える『宗谷型』風車の実用化ができれば、部品の製造や保守点検などの地元の事業に育つのでは」と話している。

asahi.com 北海道 2002年10月22日

投稿者 eechance : 12:17 | コメント (0)

2004年10月21日

市民風力発電にコストの壁 1キロワット3円じゃ採算合わない!--大間町/青森

◇06年春にも本格稼働

 大間町に「市民風力発電」を建設する計画が進んでいる。事業主体の有限責任中間法人「市民風力発電おおま」(代表理事、富岡敏夫・NPO法人グリーンシティ理事長)は東北電力と売電の仮契約を済まし、06年春にも本格運転を予定する。だが、電気の買い取り価格が安いという壁にぶち当たり、資金集めに苦慮している。

 建設を計画しているのは発電容量1000キロワットの風力発電1基。建設費2億5000万円のほかランニングコストがかかる見込みで、資金は(1)市民からの出資(2)電力会社への売電--などで賄おうと考えている。

 しかし、東北電力には1キロワット時当たり3円という低価格でしか買ってもらえなかった。一般的に、風力発電の採算コストは8~9円とされており、厳しい数字だ。

 低価格の原因について「(電力会社に風力発電など新エネルギーの一定導入を義務づけた)新エネルギー利用特別措置法(RPS法)が示した義務量が低いため」と指摘するのは、長谷川公一・東北大教授(環境社会学)だ。

 昨年から施行されたRPS法では、電力会社は(1)独自で新エネ導入を図る(2)新エネ事業者が発電量に応じて発行するRPS証書を購入する--などで義務量を達成する必要がある。ところが、東北電力は元々、新エネの導入量が多かったこともあり、RPS証書を新規購入する必要性が薄い。そのため「電気分だけの3円になったと考えられる」(長谷川教授)というのだ。

 東北電力は「RPS証書の購入を持ちかけられた場合、話し合いには応じる」としているが、高価格での取引は考えにくい。そこで、富岡代表理事らは「(RPS証書は)他の電力会社に買ってもらおう」と考え、義務量の達成が難しい東京電力などに購入を働きかける方針だという。

 県内でも大間町は風が強く、効率の良い発電が期待される。それだけに、富岡代表理事は「何とか建設にこぎ着けたい」と運動を続けている。【小山由宇】

毎日新聞 2004年10月21日

投稿者 eechance : 22:25 | コメント (0)

電力自由化拡大,西日本

 西日本地区では関西電力エリアの離脱が目立ってきた。10月1日の時点で,離脱需要家の件数は140件・規模にして40万kW程度となっている。今年2月時点での離脱需要は61件,規模では約21万kWだったことを見ると,この半年間で規模はほぼ倍増となっている。  この間,関西エリア内で運転を開始した新規電源は大阪ガスの姫路製造所・約5万kWとユニチカに設けた電源コージェネ約6万kW,エネサーブ大津エネルギーセンターの約1万kW。エリア内ではないが,住友共同電力新浜火力発電所の余剰電力を活用するサミットエナジーなどが関西エリア向けでの攻勢を強めている。関西電力としては,値下げについてはいまだ白紙の状態としている。  一方,すでに1月からの値下げ検討を表明した中部電力は,10月現在の需要離脱は明らかにしていないが,今年度に入ってからの離脱は微小としており,規模にしてほぼ7万-8万kW程度にとどまっていると見られる。エリア内での新規電源計画もなく,中部電力では,「来年4月以降をにらみ,様子見をしているのではないか」とみている。早い段階での値下げ表明についても「営業がやりやすくなっている」と各支店などの営業現場からも好評のようだ。  九州電力エリアでは,10月現在の離脱需要は24件・規模では約6万kW。離脱の規模はほぼ4月時点と変わらないが,この間に行われた官公庁関連の電力入札4件ではいづれも新日鐵が落札。九州地区での存在感が増してきた。これらの需要に対応するための電源として,広島ガスのコージェネ余剰電力を「関門連系線」を越えて活用している。  連系線容量の制約はあるものの,来年4月からの振替料金制度のパンケーキ構造廃止により,ある意味,西側の60Hz地区は市場が大きくまとまってくる可能性が強い。九州電力はすでに1月からの値下げを表明しているが,60Hz域内に電源を持つPPSの動きに注目していく考えだ。  関西・九州と活発な動きを見せるエリアに挟まれ,域内の自家発も多い中国電力。10月現在の離脱需要は,今年4月と変わらず9件・約2万kWとなっているが,広島ガスの新日鐵への卸販売のほかファーストエスコ向けの岩国ウッドパワーなど,自家発が余剰電力をPPSに卸販売する動きが徐々に出てきている。値下げ時期は白紙だが,西日本地区での他電力の動きを見ながらの判断となりそうだ。  四国電力の離脱は引き続き1件・4千kWのみで,新規電源などの動きもなく入札もほぼ四国電力が需要を守っている。北陸電力も現在のところは離脱はないが,エネットが域内に電源を獲得しており,これがどう動いてくるのかが注目される。また自家発など分散型電源との競争が産業用を中心に激しくなっていることから,個別コンサルティングを中心として営業を強化している。

2004/10/21

投稿者 eechance : 13:19 | コメント (0)

2004年10月20日

環境省:ごみ処理見直しへ素案報告 来春に基本方針改正

 環境省は、家庭から出るごみなど一般廃棄物の処理のあり方を見直すことを決め、素案を20日の中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会に報告した。自治体によって扱いが分かれる廃プラスチックは可燃ごみとして焼却処分し、ごみの収集・処理は原則有料化する。ごみの排出を抑制し、最終処分場の延命を図るためだ。同省は廃棄物処理法に基づいて自治体のごみ処理の原則を定めた「基本方針」を来春改正、取り組みを後押しする。

 環境省によると、一般廃棄物の年間排出量は01年度が5468万トン。92年度に比べて378万トン(東京ドーム約10杯分)も増えた。減少傾向は見られず、全国の最終処分場の残余年数は約12年とひっ迫した状態だ。

 可燃ごみとするプラスチックは、容器包装リサイクル法の対象品目になっていないレジ袋やラップ類、樹脂製のおもちゃなどで、重量で一般廃棄物全体の約1割、体積で約4割を占める。都道府県庁所在地では横浜、京都、福岡など27市が可燃ごみ、名古屋、神戸など21市と東京23区が不燃ごみとして扱っている。

 素案は、これらの廃プラスチックを直接埋め立てず、焼却処分した熱を発電などに利用することが適当とした。家庭では生ごみや紙とラップ類などを分別する必要がなくなる。処分場の残余年数は数年延びる見通しだ。

 一方、回収用のごみ袋を有償にするなど、すでに自治体の約8割は一般ごみの収集・処理を有料化している。環境省によると、ごみの処理を有料化した人口10万人以上の23都市では、導入前は1人1日当たり1.11キロあったごみ排出量が、導入5年後には同0.97キロに減ったという。

 同省廃棄物対策課は「自治体の対応がバラバラでは、リサイクルも進めにくい。ごみ処理の原則を示すことで減量化を図りたい」と話している。【河内敏康】

 ◆処理現場や自治体の反応は…

 環境省が、一般廃棄物の処理のあり方を大幅に見直す方針を決めた。リサイクルに回せないプラスチックは可燃ごみとして焼却し、収集などは有料化する。ひっ迫する最終処分場の延命策だが、焼却については「住民のリサイクル意識の低下につながる」などの反発も出ている。処理の現場や自治体の反応を追った。

 ★掘り返しで延命

 新潟県巻町の丘陵地の一角、敷地面積6万平方メートルのごみ埋め立て処分場で、83年から18年間にわたって同町など4町村から持ち込まれた約8万2000立方メートルもの不燃ごみを掘り起す作業が続けられている。「賞味期限 86年12月」。こんな刻印が残るレトルト食品の袋が土の中からのぞく。

 同処分場は、4町村で作る衛生組合が運営。掘り起こされる1日平均16トンの不燃ごみは、隣の潟東村に02年に完成した溶融炉施設に運び込まれて焼却される。焼却後に出る1日平均6トンの集じん灰は、埋め立て処分場に再び埋め戻される。その差10トンの「節約」。5年ほど前に「あと3年で満杯になる」といわれた同処分場の延命策だ。事業は02年度から始まり、このペースなら「40年以上延命できる」(阿部昭・組合事務局長)と言う。

 課題もある。焼却後は集じん灰のほかに「スラグ」と呼ばれる砂状の固形物が出る。操業当初、これをカラーブロックに加工して販売する契約を業者と結んだが、事業は約4カ月でとん挫。行き場を失ったスラグが溶融炉施設に積み残される事態を招いた。新たに、路盤材として販売する契約を県内の業者から取り付けたが、商業ベースに乗るかどうか未知数だ。

 日本環境衛生センター(川崎市)によると、全国8カ所で掘り返しによるごみ処分場の再生事業を計画・実施している。

 環境省も今年度から処分場の再生にかかる事業費の4分の1を補助する制度を始めた。同省廃棄物対策課は「ノウハウを蓄積し、全国に普及させたい」と話す。【三枝泰一】

 ★戸惑う自治体

 プラスチック焼却はごみ減量化につながるが、分別収集に取り組む自治体には戸惑いもある。

 東京都の廃棄物審議会は今年5月、廃プラスチックの埋め立てをやめ、焼却による熱を発電などに利用すべきと、環境省より先に提言した。答申を受けた都は、埋め立てをしている東京23区に焼却への転換を求めた。

 だが、江東区の担当者は「焼却は有害物質が発生する恐れがあるので、埋め立てをしてきた。焼却への転換は住民の不安を招く」と反発する。

 名古屋市は99年、旧環境庁などの反対を受け、日本有数の渡り鳥の飛来地である藤前干潟を最終処分地として埋め立てる計画を断念した。翌年からごみを16種類に分別収集するなど、ごみ減量化に取り組んできた。

 しかし、02年度の不燃物埋め立て量は3万トンあり、処分場の寿命は10~50年と長くはない。同市ごみ減量部減量推進室の古谷伸比固室長は「プラスチックのリサイクルが無理なら、焼却という選択肢も出てくるが、リサイクルできるプラスチックもごみに回してしまえとならないか心配」と、市民のリサイクル意識の低下を危惧する。【奥村隆、山田夢留】

 ★生産者にも責任を

 廃プラスチックの焼却が可能になったのは、ダイオキシン対策に伴って大型焼却炉の整備が全国的に進んだからだ。環境省によると、全国の自治体の焼却能力は1日当たり約12万6000トン。焼却量は同約11万6000トンで、まだ余裕がある。同省は「最新の排出基準を満たした炉なら、ダイオキシンなどが発生する心配もない」と言う。

 だが、環境NGO「止めよう!ダイオキシン汚染・関東ネットワーク」事務局長の藤原寿和さんは「安全性の検討が不十分だ」と指摘する。

 ダイオキシンの発生抑制には高温でゴミを焼却する必要があるが、焼却に伴って数十万~数百万種類の化学物質が生成される。しかし、これらの物質の詳細な分析や測定はなされていない。

 旧環境庁を中心に00年に制定された循環型社会形成推進基本法は、製品の再使用や再生利用の推進を掲げ、熱回収は最後の手段とした。京都大環境保全センターの高月紘教授(廃棄物工学)は「ごみを減らすのなら、リサイクルしやすい商品開発の義務付けなど、生産者側の規制を強めるのが先決だ」と話す。【河内敏康】

毎日新聞 2004年10月20日

投稿者 eechance : 23:14 | コメント (0)

廃油をごみ収集車燃料に 丹後のNPO回収 1カ月2000リットル

 京都府丹後地方の家庭や飲食店から出た廃油を回収し、バイオディーゼル燃料としてリサイクルに役立てているNPO法人「丹後の自然を守る会」(蒲田充弘理事長)は、今年に入って回収量が1カ月間に約2000リットルを超え、京都市が所有あるいは業務委託している全ごみ収集車の燃料の3分の1を賄っている。故郷の海「阿蘇海」の美しさを守ろうと始めた取り組みが、地球環境保護という大きな実をつけ始めた。

 守る会は、自営業の蒲田さん(43)=岩滝町岩滝=らが、幼いころから親しんできた阿蘇海の水質環境を守ろうと、2000年に結成。廃油回収は、てんぷら油などをバイオディーゼル燃料にリサイクルしている京都市内の業者の協力を得て、01年から取り組んでいる。

 当初は、岩滝町内の民家前など3カ所にプラスチックタンクを置き、地元住民が持ち寄った廃油がタンクいっぱいになると同会会員が回収。月平均の回収量は20リットルにも満たなかった。

 徐々に会の規模と活動範囲を広げ、現在、会員数は40人。京丹後市網野町や野田川町など各地に支部を持ち、丹後2市3町の幼稚園やスーパー、公共施設など計200カ所にタンクを設置して、各支部員らが回収している。

 昨年は月平均約1000リットルだが、グンゼ宮津工場やYAKIN大江山など大手会社にも協力を依頼するなど精力的に活動した結果、今年はほぼ倍の廃油を回収した。

 京都市が所有あるいは業務委託しているごみ収集車は、バイオディーゼル燃料を100%使用する220台。このうち約70台分の燃料を賄っている。

 蒲田さんは「今年は年間5万リットルの回収を目指している。自分たちの環境は自分たちで守るという考え方が大切。今後も活動範囲を広げたい」と話している。守る会はTel:0772(46)9094。

京都新聞 2004年10月20日


投稿者 eechance : 23:12 | コメント (0)

電力自由化拡大,東日本

 東京電力の10月時点の自由化部門の離脱需要は,約130万kW,約390件となった。9月時点では約125万kW,約380件程度だったため,9月3日の値下げ(平均5.31%)発表後,1ヶ月間で約5万kW,約10件が離脱したことになる。引き続き特別高圧業務用が中心で,高圧は7月に離脱したスーパー約60件を含む約70件で,7月以降に大きな変化はない。  東電の値下げ内容公表後,営業現場では「値下げでかなり競争力が出ており,離脱防止に効果があるのでは」とみている。一方で,「PPSも相当抵抗している状況」で,特別高圧業務用では東電との契約価格の3-5%程度引き下げるケースが多いという。官庁入札は,PPS同士での競争が激しさを増しており,東電が入り込む余地はほとんどない状態が続いている。  今回の値下げについて,東電では「お客さまには相当,喜んでいただいている」との反応を得ている。特に,原油などの燃料価格全般の高騰のおり,ボイラーを使うユーザーから料金値下げを歓迎する声が多いという。自家発の導入についてもペースが鈍っているようだ。  東電エリア向けのPPSの新規電源は,4月から10月までの間に新日鐵,サミットエナジー,イーレックス向けの電源35万kW超が運転を開始した。PPSは一様に「すでにつくった電源は何とか売るしかないが,今後の電源計画は練り直さざるを得ない。(対抗値下げの)余力も少なくなってきた」など,厳しい事業環境となってきた。  東電の値下げは当面の離脱を阻止するという目的以上に,今後の新規大型電源への建設意欲を削ぐという効果がにじんできており,長期的な視点での「顧客確保」効果をもたらすとみられる。  このほか東日本地区の動きとしては,東北電力が値下げを表明。「来年1月の実施を念頭に準備を進めている」状況で,前回(平均7.10%)まではいかないのではという感触としている。東北電力管内ではまだ離脱需要はなく,新設された電源も首都圏向け。ただ顧客からは東電を意識して「一銭でも安く」という要望は強いが,前回のように下げ幅で東電を上回るかということは特段意識せず,できるところからという姿勢だ。  北海道エリアでも,新規参入者の電源建設や需要離脱の動きは出ていない。

2004/10/20

投稿者 eechance : 19:08 | コメント (0)

浮き魚礁の黒潮牧場で風力発電 高知県が研究に着手

高知県は土佐湾沖の浮き魚礁「黒潮牧場」で、本格的な風力発電の研究に着手する。産業技術総合開発機構(NEDO)の補助事業を使った全国的にも珍しい取り組みで、携帯電話の中継局などの活用も検討する予定。19日には県関係者らで組織する調査委員会の初会合を高知市内で開き、活用方法や意義について話し合った。

 黒潮牧場は土佐湾内に12基設置されており、うち3基は太陽光発電を装備。魚礁としてだけではなく、気象情報の収集や簡易灯台としても活用されている。

 ただ、太陽光だけでは電力が不足がちで、黒潮牧場に今以上の機能を持たせることは難しい状況。そこで着目したのは、洋上で常時吹いている風速6―7メートル以上の風。風力発電装置の設置を検討することになった。

 高性能の発電装置を使えば、現在の消費電力を大幅に上回る発電が可能になるため、簡易灯台などの機能も向上させられるだけでなく、さらに別の活用にも可能性が広がる。

 このため、携帯電話の中継局や、津波感知システム設置など、多方面での利用が検討課題として挙がっている。

 また、「黒潮牧場でうまくいけば、別に専用のブイを浮かべ、大規模な発電を行う可能性も考えられる」(関係者)という。

 初会合では上林匡・県理事が「実質的に日本初の本格的な洋上風力発電に取り組むことは、高知の未来を切り開くという大きな意義がある」とあいさつ。産官学で構成した6人の委員から、東海大学総合科学技術研究所の関和市教授を委員長に選出した。

 調査委では今後、新しく付加する各種の新機能に必要な電力量を調査するなど、具体的な研究を重ねていく予定。来年1月ごろまでに、将来的な新エネルギーとしての活用までを視野に入れたビジョンを策定する。

高知新聞 2004年10月20日

投稿者 eechance : 13:37 | コメント (0)

田原臨海風力発電所の風車11基中8基地立ち上げ

 ジェイウインド田原が進める田原臨海風力発電所の建設工事現場で18、19の両日、田原市童浦校区の住民代表や関係者を集めた見学会が開かれた。11基の風車のうち、8基の組み立てが完了しており今月中に残り3基も立つ。11月から来年2月まで試験・調整を行い、3月から運転をスタートする。すでに蔵王山などから風車が並んだ様子が眺望できる。

 同風力発電は中部最大規模で総出力は2万2000キロワット(1基あたり2000キロワット)。年間で一般家庭約1万2000世帯分(参考=田原市は約1万3000世帯)に相当する約4000万キロワット(平均風速毎秒6メートル)を発生するという。デンマーク製で、風車の発電機や変圧器を内蔵するナセルまでの高さが67メートル。最高到達点は107?にもなり、臨海部ランドマークとしても期待される。

 01年7月から行っている風況観測や翌年9月からの鳥類など環境調査を元に、03年4月に売電先の中部電力と協議し、経済産業省には補助金を申請。同年12月に田原市と公害防止協定書を締結し着手した。

 資源循環型社会の形成、自然資源利用による環境負荷の少ない活力あるまちづくりを目指す田原市の「たはらエコ・ガーデンシティ」の貢献事業でもあり、CO2削減効果も高い。ブレード(約40?)3枚の回転速度は9~19rpm(毎分)で、全電力を田原臨海線に接続し、中部電力へ送る。

 立地場所はトヨタ自動車や同市の敷地内など。ジェイウインド田原は、電源開発66%、豊田通商34%の出資会社で、電源開発新事業部部長の三保谷明氏が社長を務める。三保谷社長は「台風の影響を受けたが、風車1基につき約1週間のペースで組み立てが進んでいる。渡り鳥のルートでもなく、騒音へも気を遣って民家から標準以上離している」などと話している。

東日新聞 2004年10月20日

投稿者 eechance : 13:25 | コメント (0)

2004年10月19日

三菱重工業、し尿の窒素を電気分解で除去する初の装置

三菱重工業は2004年10月18日、し尿に含まれる窒素を電気分解で除去する電解脱窒素装置を高知県中芸広域連合(奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村)に納入したと発表した。窒素濃度や処理量の変化に柔軟に対応し、高速に処理できるシステム。同分野で電気分解による窒素除去システムは国内初という。価格は1ユニット一括販売で約8000万円前後、リースでは7年間契約で年間1000万円前後。地方自治体や広域組合などに向けて販売する。

電解脱窒素装置は、水槽中の電極で発生する次亜塩素酸と排水中のアンモニア性窒素を反応させて窒素を除去する。従来の生物処理システムで半日から1日かかっていた処理時間を、30分から1時間に短縮できるほか、設置面積も20分の1程度とコンパクトになるのが特徴。大規模な改造を必要とせずに、既存処理施設に追加設置が可能で、生物処理を主体にした従来のし尿処理システムに組み込める。

同社によると、日本の都市部の下水道普及率は66%程度で、残りはし尿処理施設で浄化しているという。このため、窒素・リンなどは東京湾のような閉鎖性水域の富栄養化を引き起こして、赤潮の発生やアオコの増殖を招くなどの問題が発生している。電解脱窒素装置では、国が進める「第5次水質総量規制」や「水質汚濁防止法」など窒素の排出規制に対応可能。また、浄化槽への汚泥の混入率増加に伴う、し尿の性状変化に対しても威力を発揮するという。(遠藤 剛=Infostand)

日経BP 2004年10月19日

投稿者 eechance : 23:35 | コメント (0)

10キロワットの風力発電「風流鯨」 来年4月から販売

 当サイトでは、風力発電「風流鯨(かぜながすくじら)」の検索が多くあります。日経新聞の記事を引用したのですが、どうもまだ、製造・販売元のニッコー、大和ハウス工業ともにHPで紹介していないためのようです。ニッコーに直接問い合わせてみたら、「風流鯨については仕様確認の後ホームページにて 発表する予定です。」とのことです。
 ※ニッコー小型風力発電システム
 ニッコー(石川県松任市)大和ハウス工業(大阪市)と共同で最大出力十キロワットの風力発電機を開発する。四キロワット以下の小型機市場で国内トップシェアを持つニッコーの技術を生かし、両社が基本設計や電源システム開発で協力する。省エネや環境対策をにらむ企業、民間工場からの受注を見込み、来年四月にも販売を開始する。

 来年一月から、発電量や設置条件などのデータを調査する。価格は設置工事などの諸経費を含め千五百万円程度となる見込み。販売はニッコーと大和ハウス工業が100%出資する大和エネルギー(大阪市)が担当する。初年度は二社合計で三十台、三年後には年間五十台の販売を目指す。開発機の名称は「風流鯨(かぜながすくじら)」に決定した。

 ニッコーは電子セラミックやFRP(繊維強化プラスチック)の製造で培った技術を生かし、1999年に風力発電機事業に参入。これまで家庭用二百ワット級から四キロワット級までを商品化した。前期の売上高は全体の1%(約二億円)前後だが、販売台数は順調に伸びている。

 今年四月には住宅産業の需要掘り起こしを狙い、デザイン性を重視した小型機「FUGUE(風雅)」を投入した。住宅大手と手を組んだことで「営業効果が上がり、市場拡大に期待が持てる」(技術部)としている。

 大和ハウス工業は生ごみ処理装置など環境負荷低減機器の開発を強化しており、今回の共同開発もその一環。今後、風力発電を取り入れた建築や都市開発の提案を検討する。

北国新聞 2004年10月19日


投稿者 eechance : 14:42 | コメント (0)

燃料電池のブレイクスルーになるか…水素ベースの電解質膜

 燃料電池用電解質膜メーカーの世界的大手、ポリフューエル社(本社:米カリフォルニア州)は5日、燃料電池に不可欠なこの電解質膜に関する新しい技術群について発表した。水素燃料電池で駆動するクルマの商品化開発を加速するという。

電解質膜の改良は燃料電池の大きな課題とされる。約40年前に燃料電池が最初に実用化されて以来、業界で「フッ素」膜と呼ばれる高分子化合物の膜が使われてきたが、適用分野によって製造コスト、性能、信頼性といった点で限界があった。

ポリフューエルによると、新技術は、電解質膜に水素ベースの高分子化合物をするもので、フッ素膜より大幅なコスト低減と、優れた動作特性を示す。

新開発された炭化水素膜は相対湿度35%で安定して作動し、最高温度・セ氏95度まで安定した性能を維持する。さらに、一般的なフッ素膜の2倍の強度、16倍の硬度を持ち、水素透過性は4倍低い。

これらの数字は、耐久性と製造能力の重要な基準だ。ポリフューエルは実際の動作環境下で、従来のフッ素膜技術に比べ10-15%多い電力を生み出す炭化水素膜を、はるかに低コストの素材と工程によって製造することに成功したという。

Response 2004年10月18日

投稿者 eechance : 12:10 | コメント (0)

都営燃料電池バス運行停止

昨夏に全国で初めて導入した東京都営バスの燃料電池バスが、点検のために運行を休止していたことが、十八日分かった。バスと同じ構造の燃料電池乗用車の高圧水素タンクに不具合があり、開発したトヨタ自動車が「念のために」と引き取った。

 燃料電池バスは、水素と酸素の化学反応で電気を発生させ、有害な排ガスは出さない。トヨタと日野自動車が共同開発し、実証実験で都に一台を無償提供した。

 昨年八月末から、東京駅八重洲口と江東区門前仲町をそれぞれ起点とし、臨海副都心に至る二路線などを走行した。車内で燃料電池の仕組みを紹介するビデオを流してPRし、「音が静か」と乗客の評判も高かった。

 ところが、今月十四日にトヨタが自社で使っている燃料電池乗用車のタンクに水素漏れが発生。環境省など省庁にある燃料電池乗用車十六台とともに、都バス一台の点検も決めた。

 燃料電池の都バスは、今年十二月二十四日まで運行予定だった。トヨタは「対策を立てるまで戻せない」と話すが、都交通局は「早く復帰できれば」と期待している。

東京新聞 2004年10月19日


投稿者 eechance : 01:38 | コメント (0)

2004年10月18日

京セラ、施工を合理化した新ソーラー発電システム

 京セラは10月18日、公共産業向けの新たなソーラー発電システム「ECONOWAVE(エコノウェーブ)」を発表した。「設置時の合理化とデザイン性を高めた」(同社)という。10kW、30kW、50kWの3システムを揃え、11月から市場に投入する。基礎工事費用は、10kWシステムの場合、500mm角14個で200万円程度。


本来、公共産業向けのソーラー発電システムを施設の平面屋根に設置する場合、複数の基礎を屋上に敷設する必要があった。これに対して、同社が確立した新しい工法では、太陽電池モジュール1枚を一対の架台で固定し、そのまま屋根に設置するだけで施工できるようにした。「屋上での基礎工事が不要となるため、騒音や防水配慮などの問題が解決する」(同社)


また基礎工事の省略によって組立日数を短縮し、「例えば10kWシステムの場合、従来の4段標準架台の工法で3日かかっていた組立が1日でできる」(同社)。従来工法と比べて架台部材も大幅に削減できるため、省資源、軽量化、コスト削減につながるという。


「設置形状は波打つ水面のようなウェーブを描いており、美しいデザイン性を実現している」(同社)

日経BP 2004年10月18日

投稿者 eechance : 19:44 | コメント (0)

女性の手で間伐や草刈り 山の再生目指す山師集団

 荒れた山を手入れし自然環境を守ろうと、鳥取県智頭町のグラフィックデザイナー中野ゆかりさん(36)が、女性だけの「おんな山師集団」をつくり、間伐作業や林道の草刈りなどの活動に取り組んでいる。

 総面積の93%が森林という智頭町は高齢化や人口流出などで林業に携わる人が減り荒れた山が増加。間伐に手が回らずやせた木が目立つという。

 たまたま仕事で山に入り、現状に驚いた中野さんは2002年6月、「おんな山師集団」を結成。女性でもできるとの思いも込めて名付けた。これまでに知人や鳥取大生など延べ100人以上が参加。2、3カ月に1度は山に入り、山仕事に汗を流した。

 祖父が持つ13ヘクタールの山が活動の中心。「山に親しんでもらいたい」と、シイタケ栽培や山のわき水で手打ちうどんをゆでて食べるなどイベントも取り入れている。

(共同通信社)

Web東奥 2004年10月18日


「山に足を入れてびっくり。土石流で山肌は裂け、光は差さず、荒れ放題。森は危機に瀕していると感じました」。  鳥取県智頭町の持ち山に目が向いたのは、町のタウン誌作りに携わり、森林の取材をしたのがきっかけ。  植林して数十年になる針葉樹林の持ち山は手入れをしてないため、幹が細い。「女性でも間伐できる」と思い、女友達七人に声を掛けて「山師集団」をこの春、結成した。  県の補助事業を利用して伐採の道具を購入。林業家の指導を受けて毎月、山で伐採や林道づくりに汗を流してきた。  この秋、中野さんらの活動を知り、鳥大の学生三十人が森林ボランティアと称して応援に駆け付けてくれた。そんなことから「みんなで楽しむ場として山を活用したい」と思うようになった。  春は源流の水でお茶をたて花見をし、夏はキャンプ。山菜やキノコが採れる山にしたいし、実のなる木を植え、動物とも共生したい:。山を舞台に夢が広がる。  智頭町大内、三十四歳。

山陰中央新報 2004年10月18日

投稿者 eechance : 16:53 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月17日

岐阜の産廃業者ら7人逮捕 山林に不法投棄


 岐阜県警生活保安課と岐阜北署は18日、岐阜市の山林に産業廃棄物を不法投棄したとして、廃棄物処理法違反の疑いで同市の産廃処理会社「善商」社長の為重美紀(55)と実質経営者疋田優(62)の両容疑者や、三重県名張市のごみ収集運搬会社「ニッカン」役員亀井義久容疑者(51)ら計7人を逮捕し、関係先を家宅捜索した。
 岐阜市の調査などで、不法投棄したごみの総量は50万立方メートルを超えることが判明。国内の不法投棄事件としては青森・岩手県境(約88万立方メートル)に次ぎ、香川県・豊島(てしま)=約56万立方メートル=と同様に大規模となる見通し。
 善商はコストを抑えたい産廃排出業者から、相場の約半値で大量に引き取って不法投棄する手口で、10億円以上の利益を上げていたとみられる。

FLUSH24 2004年10月18日

投稿者 eechance : 14:18 | コメント (0)

2004年10月16日

水力発電を伊那市の地域産業に 10月26日に記念講演会

 自然と共生しながら豊かな水資源を利用した循環型の地域づくりを目指す「伊那谷自然エネルギー研究会」(小沢陽一代表)は10月26日、伊那商工会議所大会議室で発足記念の講演会を開く。「マイクロ水力発電初歩講座」と銘打って、水力発電研究第一人者の古賀康正さん、自然エネルギー技術開発を事業とするヴァイアブルテクノロジー役員の中島大さんが講演する。水力発電に関心のある人、研究をしている人の聴講を広く呼び掛けている。  同研究会は伊那商工会議所が窓口となり、県のチャレンジ枠事業の補助金を受けながら運営していく。今年度は講演会やセミナーを開き、会員を募りながらネットワークを広げ、来年度以降は水力発電の小型試作機をテスト稼動させ、製品開発を行う計画。伊那谷の市町村単位で「水力発電による一万キロワット運動を提唱」しながら将来的には企業による製品化までこぎつけ、「新エネルギー産業のまち・伊那市」を代表する地域産業の柱のひとつとして位置付ける構想だ。  太陽熱、風力発電などクリーンエネルギーの中でも小規模の水力発電は、次世代エネルギーの注目株。発電機を設置すれば太陽熱や風力と異なり、二十四時間、三百六十五日稼動できるメリットを持つ。代表の小沢さんは、NPO法人の「南アルプス研究会」の中心メンバーとして山小屋や長谷村で水力発電にかかわる研究に携わってきた。「伊那谷の天竜川水系は水に恵まれた土地柄。水力発電について独自に研究している人も多い。お互いに連携してネットワークを広げたい」と話す。  二十六日は午後一時三十分から三時間の講演会を開き、同時に研究会への入会手続きも行う。入場無料だが、事前に伊那商工会議所(電話0265・72・7000)まで聴講の申し込みが必要。

長野日報 2004年10月16日

投稿者 eechance : 14:06 | コメント (0)

エコバスが琵琶湖横断 廃食油を精製、民間で初

 一般家庭などから回収した廃食油を精製した「バイオディーゼル燃料(BDF)」で動く民間の路線バス「びわこ横断エコバス」が16日、滋賀県の琵琶湖を横断する路線で運行を始め、同県守山市で式典が行われた。

 軽油と比べ黒煙の発生が少ないのが特徴で、人と環境にやさしい「エコ交通」を推進する県とバス会社などが協力。県交通政策課によると、京都市バスなど自治体運行の路線バスにBDFの利用例はあるが、民間主導では全国初の試み。軽油に約20%のBDFを混ぜて使うという。

 式典では、国松善次知事らがテープカット。「みんなで盛り上げよう」と出発を祝った。

 琵琶湖を挟んで東西にあるJR守山駅(守山市)-堅田駅(大津市)間の約13・4キロを1日36往復する予定。(共同通信)

京都新聞 2004年10月16日

投稿者 eechance : 13:26 | コメント (0)

2004年10月15日

「京都議定書の早期発効を」 京都府知事、ロ大統領あてに親書

 【モスクワ14日社会報道部】ロシアを訪問中の京都府の山田啓二知事、田坂幾太府議会議長は14日、モスクワ市内の大統領府で、ビクトル・イワノフ大統領補佐官と会談した。山田知事は、地球温暖化防止に向けた京都議定書の早期発効への協力を求める大統領あての親書を手渡すとともに、来春予定されているプーチン大統領公式訪日の際は京都を訪れるよう要請。補佐官は「日本文化の集積地である京都訪問がいかに重要か大統領に報告した」と述べ、前向きに検討していることを明らかにした。

 補佐官は大統領と同じ旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身で、大統領に最も近い人物とされる。日本政府の招きで来日した10月6、7日に非公式で京都を訪問し、山田知事と懇談した。

 14日の会談で、山田知事とイワノフ補佐官は笑顔で再会。「京都議定書の批准方針を決めた大統領の英断に敬意を表します」と山田知事が切り出すと、補佐官も「友好の発展は中央政府だけではなく、地方から進めることが大切」と述べた。

 会談後、知事は「議定書の早期発効を願う京都府民の思いを伝えた。順調に手続きが進んでいる感触を得た」と話した。

 山田知事を団長とする「府・レニングラード州友好訪問団」は同日中に、州都サンクトペテルブルク入りした。

京都新聞 2004年10月15日

投稿者 eechance : 02:15 | コメント (0)

2004年10月14日

農地や市街地の排水も対策 環境省が湖沼法改正へ

 環境省は14日、湖沼水質保全特別措置法(湖沼法)で指定された琵琶湖など全国10カ所の湖沼の水質を改善するため、新たに農地や市街地の排水対策を促進する方針を決めた。中央環境審議会の「湖沼環境保全専門委員会」で詳細を検討した上で、次期通常国会に同法の改正案を提出する。

 2006年度以降、指定湖沼について都道府県が水質保全計画を改定する際に反映させる。

 水質浄化を目指す湖沼法は施行から約20年が経過するが、すべての指定湖沼で汚濁度の指標となる化学的酸素要求量(COD)の環境基準を満たしていない。

 このため、従来の対策の中心だった工場や生活排水対策に加え、新たに農地からの肥料を含んだ土の流出や、市街地排水を抑える対策を取るよう同法に明記する考え。

くまにち.com 2004年10月14日

投稿者 eechance : 22:09 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月13日

バイオマス産業化へ 県、助言組織発足

 新エネルギーとして家畜の排泄(はいせつ)物や木くずなどを活用するバイオマス利用を促進している県は13日、大学教授や専門家が集まって助言する組織「バイオマス・アドバイザリーボード」を立ち上げた。今後、県全体のバイオマスに取り組む方向性を見いだすための一役を担う。

  県は現在、バイオマス活用のマスタープランを策定中で、アドバイザリーボードの助言を受けながら今年度中には完成させる予定だ。

  同日には早速、あらかじめ県がまとめた計画案について意見交換が行われた。構成員の1人で、岩手・木質バイオマス研究会長の金沢滋さんは「特定の地域だけの利用で完結するのか、一歩踏み込んで産業として取り組むのかを明記するべきだ」と指摘した。

  県内では、カキ殻や昆布の堆肥(たいひ)化する一方、木質ペレットを新燃料とするなど、各地でさまざまな取り組みが始まっている。「バイオマスの分野が産業化すれば雇用の拡大、地域の活性化につながる」と、県の担当者も期待している。

asahi.com岩手 2004年10月13日

投稿者 eechance : 15:30 | コメント (0)

2004年10月12日

キヤノン、燃料電池に向けた触媒層形成技術を発表

キヤノンと産業技術総合研究所(AIST)の研究グループは、小型燃料電池に向けた電極技術を開発、「ECS 2004」で発表した。キヤノンが燃料電池の要素技術の研究を進めていることを明らかにしたのは今回が初めて。デジタル・カメラなどの携帯型機器での利用を想定する。(蓬田 宏樹=シリコンバレー支局)

日経BP 2004年10月12日


投稿者 eechance : 15:24 | コメント (0)

バイオディーゼル燃料のフォーラム開催 全国初15日に国際交流会館

 使用済みのてんぷら油(廃食用油)をディーゼル自動車で使用できるようにリサイクル精製した「バイオディーゼル燃料」の普及に向けた、全国初の「バイオディーゼル燃料利活用推進自治体フォーラム」が15日、京都市左京区の市国際交流会館で開催される。

 京都市を含む、全国の自治体や学識経験者らでつくる「バイオディーゼル燃料利活用研究会」(委員長・池上詢京都大名誉教授)が主催する。

 同燃料は、二酸化炭素の排出抑制など環境保全効果が期待されている。

 市は、すべてのごみ収集車や市バスの一部など計約300台で使用しているほか、今年6月には、全国の自治体施設としては最大規模(年間150万リットル生産)の精製施設を設置するなど、同燃料普及に努めていることから、フォーラムを初開催することになった。

 当日は、同燃料を導入している自治体関係者や国機関、環境問題に関心を持つ議員ら約150人が参加する。池上委員長の基調講演のほか、同燃料をめぐる国内外の状況や課題などを報告、紹介し、普及に向けた方策を探る予定。

京都新聞 2004年10月12日

投稿者 eechance : 15:20 | コメント (0)

2004年10月08日

稚内で「全国風サミット」/風力発電の有効利用に向け

 風力発電の導入を進める全国の自治体や事業者が、現状について意見を交わす「全国風サミット」が13日から3日間、北海道稚内市で開かれる。

 サミットは今回で11回目。全国から26市町村の担当者や事業者ら計約350人が参加し、新ビジネス創出や、環境影響評価の在り方について話し合う。

 北海道苫前町ではことし2月、風車に衝突したとみられる国の天然記念物オジロワシが、胴体が切断された状態で見つかっている。このため日本気象協会の担当者がサミット初日、風力発電所の動植物への影響について報告する。

 2日目は風力発電に携わる市町村の担当者らがパネルディスカッションし、現状や問題点について討論。3日目は風力発電所の見学会を行う。

四国新聞 2004年10月08日

投稿者 eechance : 10:29 | コメント (0)

2004年10月07日

サッポロと島津と広島大、廃棄するパンから水素を生成する発酵技術を開発

世界初、廃棄するパンから水素の生成に成功 ~燃料電池に有害な成分を含まない水素発酵技術を開発~

 サッポロビール株式会社(社長:福田貞男、本社:東京都渋谷区、以下サッポロビール)、株式会社島津製作所(社長:服部重彦、本社:京都市中京区、以下島津製作所)、国立大学法人広島大学大学院先端物質科学研究科・代謝変換制御学研究室(西尾尚道教授、大学:東広島市鏡山、以下広島大学)は、独立行政法人農業生物資源研究所(理事長:岩淵雅樹)からの委託研究の下、世界で初めて製パン廃棄物等から水素を高効率で生成する「水素・メタン二段発酵技術」(*1)を確立し、ベンチパイロットスケール(*2)で6ヶ月の連続運転に成功しました。これまで、バイオガス(*3)の燃料電池利用に際してはこれを劣化させる有害物質の硫黄分の除去(*4)が大きな課題でしたが、本技術では発酵を適切にコントロールすることで、硫黄分を含まないバイオ水素とメタンとを別々に生成させることに成功しました。

 今回の共同研究は、サッポロビールが主に発酵の技術面を、島津製作所が主に発酵装置の設備面を、広島大学が本発酵に関与する微生物の探索をそれぞれ担当し、平成11年1月10日より開始しました。
食品製造廃棄物等の処理方法としては、飼料や肥料などへのリサイクルあるいはメタン発酵技術(*5)を用いるバイオガス変換などがあります。本技術ではメタン発酵の前段に水素発酵工程(*6)を設置することで食品製造廃棄物中の固形分を効率的に分解すると同時に水素生成を行わせます。この技術は固形分の分解に適しているため処理時間が短縮され、それに伴う装置の小型化も可能となります。一例として、製パン廃棄物を用いた試験では、処理時間(*7)を1/4に短縮する操作方法によって供給量の約80%が分解し可溶化しました。さらに生成するバイオガス(バイオ水素+メタン)は、回収ガス量を基に算出した発熱量で、メタン発酵単独と比較して10%以上増加しました。本年10月中旬からパイロットスケール(*8)での試験を開始し、実用化に向けた研究を継続いたします。なお、本技術は食品廃棄物のみならず、将来的には農林廃棄物などへの応用も視野に入れることができ、広い分野での事業化が期待されます。

 なお、本研究は、農林水産省所管の「農林水産バイオリサイクル研究」の一環として、独立行政法人農業生物資源研究所冨山雅光主任研究員をグループリーダーとする「微生物によるバイオ燃料電池交換技術の開発」により進められています。

日経プレスリリース 2004年10月7日

投稿者 eechance : 15:41 | コメント (0)

国立公園内ペット同伴お断り 小笠原諸島も対象に

  環境省「生態系壊れる」--来年4月からの規制検討  環境省は、全国の国立公園と国定公園の環境保護を目的に犬や猫などペット類の持ち込み禁止対象として関係法令の改正を検討していることが分かった。規制が実施されるとペット同伴で小笠原諸島など国立公園内に立ち入いることができなくなる。

 同省が法改正を検討しているのは、全国にある国立・国定公園(83カ所)を管轄する「自然公園法」の施行令。国立公園内での動植物の採取、持ち出しは同法で禁止され、違反すれば6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金が科せられる。

 同省によると、改正は地域に特有な高山植物や動物の生態系が、外部から新たな種が入ることで破壊されるのを防ぐ目的で、ペットも例外にしていない。これまで小笠原諸島で野生化したヤギが植物を食い荒らしたり、野生化したネコがメグロを食べるなどの被害が報告されているという。

 同省は、盲導犬や介助犬などについては、対象とするかどうか検討課題としているが、年内に改正案をまとめ、来年4月から施行する方向で作業を進めている。

小笠原新聞 2004年10月7日

投稿者 eechance : 15:25 | コメント (0)

2004年10月06日

環境税導入めぐり認識対立 小池環境相と奥田経団連会長

 小池百合子環境相は6日、日本経団連の奥田碩会長と都内のホテルで懇談し、環境省が来年度からの導入を目指す環境税への理解を求めた。しかし、奥田会長は「税ではなく、技術革新とライフスタイルの変更を進めるべきだ」と主張し、議論は平行線をたどった。

 小池環境相はロシアが京都議定書の批准を閣議決定して発効が確実となったことに触れ、「温室効果ガスの1990年比6%削減という数字が、具体的意味を持った」と話し、環境税導入の必要性を訴えた。

 これに対し、経団連側は「環境税は企業の国際競争力を低下させる」とし、「(途上国への技術移転で生じた削減量の一部を自国分に算入できる)クリーン開発メカニズムの活用や原子力の普及を進めるべきだ」と主張し、国内対策を重視する環境省との意見の隔たりの大きさがあらめて浮き彫りとなった。

 環境省は、石油など化石燃料に課税する環境税導入を来年度の税制改正要望に盛り込んでいる。

京都新聞 2004年10月6日

投稿者 eechance : 21:52 | コメント (0)

2004年10月05日

温暖化対策、排出権取引を活用・総合エネ調確認

 総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)は4日、需給部会を開き、二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの削減に向けた対応などを協議した。ロシアが批准の方針を決め京都議定書が来春にも発効する見通しになったのを受けて、環境税の導入論が広がってきたことに委員から批判が続出。海外と温暖化ガスの排出権を取引する「京都メカニズム」を積極活用して、議定書の削減目標達成を目指す方針を確認した。

 環境税の導入をめぐっては、旗振り役の環境省が温暖化ガスの排出を抑制する切り札として導入論議を進める構え。これに対し、経産省は新税導入による企業負担の増加を警戒、同日の部会でも幹部が「環境税は効果が不透明で導入は不適切だ」と強調し、京都メカニズムの活用に向けた制度整備を急ぐ考えを示した。部会では2010年度を目標年次とする長期エネルギー需給見通しを最終的に了承した。現行の地球温暖化対策推進大綱による対策を進めても2010年度のCO2排出量は11億トンと、1990年度より5%増える。 (07:01)

NIKKEI NET 2004年10月5日

投稿者 eechance : 11:53 | コメント (0)

2004年10月01日

対策見直し迫られる日本 ロシア、議定書を議会に

 ロシアの京都議定書批准が確実になったことで、日本は温室効果ガスの「1990年比6%削減」という国際公約達成のため、遅れが目立つ国内対策の思い切った見直しを迫られることになる。

 政府は2002年の議定書批准にあたって「地球温暖化対策推進大綱」を策定。省エネ機器や低燃費車の開発、産業設備の効率向上などの国内策を進めてきたが、排出増加には歯止めがかからず、02年度の国内排出量は7・6%も増加した。

 環境省は13%超のギャップを埋める追加策として、化石燃料に課税する環境税や、国内排出量取引制度の導入などを提案している。だが、日本経団連などは「産業競争力を損ねる」と反発。経済産業省もこれに同調し、高いコストをかけて国内で削減することよりも、他の国での削減に協力し、削減量の一部を自国分として計算できる「京都メカニズム」の大幅な活用を重視する立場だ。

 日本には、統一的な手法で企業が排出量を算定し、国が検証する制度すらないのが実情で、全域での排出量取引を来年1月から開始、一部では環境税の導入も進む欧州諸国に比べ、対策の見劣りは否めない。

 各省の折衝を経て来年初めには新大綱がまとまるが「対策費用を誰が、どのような形で負担するのか」という肝心な点は手付かずのまま。環境保護団体からは「密室での数字合わせに終始するのでは」と懸念の声が挙がっている。(共同通信)
京都新聞 2004年10月1日

投稿者 eechance : 10:18 | コメント (0)

2004年09月30日

「ペットビール」発売白紙に アサヒビール反響殺到で

 アサヒビールは30日、年内に予定していた国内初のペットボトル入りビールの発売を見合わせると発表した。アルミ缶よりペットボトル容器の方がリサイクル率が低いことなどを問題視する環境団体など消費者からの反響が予想以上に多く、同社は影響を検証し直すことにした。

 同社は容器メーカーと共同で、長年の懸案だったビールの味を損なう酸素や光の進入を遮り、炭酸を逃がさない新型ボトルを開発。7月、韓国や欧州では普及している「ペットビール」の発売を決めた。同社は58年に初めてビールに缶容器を導入した実績もあり、今回も「ペットボトルは容器が自由な形に加工でき、若者にも売り込める」として、他社に先駆けた。

 しかし、環境団体グリーンピース・ジャパンが「地球温暖化やごみ問題につながる」として大手ビール5社に公開質問状を送付。消費者も同社に賛否あわせ計800件の声を寄せた。ペットボトルの生産量に対する回収率は61%(03年度)で、97年度の約10%から急速に改善しているが、アルミ缶の約82%には及ばない。同様にペットビールの技術を持つキリンビールは「ビールにふた付き容器の必要性は薄い」としている。
asahi.com 2004年9月30日

投稿者 eechance : 21:46 | コメント (0)

ロシアが京都議定書批准へ 30日閣議決定し議会提案

 【モスクワ29日共同】ロシア政府当局者は29日、インタファクス通信などに対して、地球温暖化防止のための京都議定書批准を議会に諮る方針を、30日の閣議で決めると述べた。批准は下院、上院の承認、プーチン大統領の署名を経て成立するが、両院は大統領与党が圧倒的多数を占めており、批准は確実とみられる。議定書はロシアの批准後、90日を経て発効する。

 1997年の採択以来、発効の目途が立っていなかった議定書は、早ければ数カ月後に発効の見通しとなった。議定書から離脱した米国を除いて温暖化防止に向けた国際的な枠組みが本格的に始動する。

 今後は、ロシアを軸とした排出権取引など発効後の温室効果ガス削減をめぐる駆け引きに焦点が移る。(共同通信)

京都新聞 2004年9月30日


投稿者 eechance : 13:47 | コメント (0)

2004年09月29日

「排出権取引」を考えるシンポ開く 産業界と国、環境NGOが意見交換

 地球温暖化防止に向けた京都議定書に基づく「排出権取引(ETS)」を、日本国内でどのように実施するかを考えるシンポジウムが29日、東京都内で開かれた。排出権の設定方法など具体的な課題をめぐり産業界と国、環境NGOが意見を交わした。

 ETSは、京都議定書を批准した国同士や先進国の企業間で二酸化炭素の排出枠を売買し、排出枠を購入した国や企業はそれを自分の削減にカウントできる。2005年から欧州連合(EU)内の企業間で実施されるが、日本では具体化していない。

 シンポジウムはNGOのWWF(世界自然保護基金)ジャパンの主催。WWFジャパンは今月、「50メガワット以上の発電機を備えた企業に対し排出上限を設定し、排出権取引を実施する」などの日本版ETS案を発表しており、シンポは同案をもとに議論した。

 この中で同案を作ったドイツ・エコ研究所のフェリックス・マテス博士は「ETSを単独で使うのではなく、環境税などと組み合わせた運用が重要」と強調した。一方、同案について経済産業省は「個別の企業に排出上限を課すのは規制緩和の流れに反する」と指摘。産業界からも「企業は排出削減努力を自主的にしている。規制ではなく市場に選んでもらうべきだ」(トヨタ)などの意見が相次いだ。

 これに対し気候ネットワークの浅岡美恵代表は「日本では産業界からの排出が増えており、ETSは有効に働く。ETSを機能させるためには、排出上限の設定は不可欠」と反論した。

京都新聞 2004年9月29日

投稿者 eechance : 21:10 | コメント (0)

焼き鳥、蒲焼きに影響か? 中国が木炭輸出を全面禁止へ

 中国政府が10月から、木炭の輸出を全面的に停止する方針であることが28日、明らかになった。森林の保護など環境対策が理由という。日本でウナギのかば焼きや焼き鳥などに使う木炭の多くを中国産に依存しており、飲食業界などへの影響は大きそうだ。

 中国では、国土に占める森林の割合(被覆率)は16.55%(02年)と日本の約4分の1。国家林業局は森林開発を制限し、被覆率を2050年に26%まで引き上げる国家目標を打ち出している。

 木炭は木材を大量に使用するため、商務部は昨年8月、断面直径4センチ、長さ10センチ以上の木炭の輸出を禁止していた。今回は、その措置をさらに拡大することになる。

 林野庁によれば、03年の中国産木炭の輸入量は6万2000トンで、輸入量全体の半数以上を占める。特にウバメガシが主な原料で安定した火力が長時間にわたって得られる白炭は、高級品が「備長炭」として飲食店に珍重されるが、4万4000トンの国内消費量のうち中国産が3万6000トンだ。

 中国からの輸入が止まった場合、「減った供給量を早急に補うことは難しい」(林野庁特用林産対策室)という。

 ただ、4カ月分の消費量程度の中国産木炭の在庫があるため、林野庁は「在庫を使い切る前に、国産の生産量を増やしたり、マレーシアなどからの輸入量を増やすなどの対策を実施する」という。

 また業者によっては、のこぎりくずを加工して生産し、白炭に似た性質を持たせた「オガ炭」への切り替えで代替を図るところも出てきそうだ。 (09/28 21:26)

asahi.com 2004年9月29日

投稿者 eechance : 13:30 | コメント (0)

小学生1万2000人を追跡 車とぜんそくの関係探る

 東京、尼崎などの大気汚染訴訟判決で車の排ガスによる大気汚染と健康被害の因果関係が認定される中で、汚染とぜんそくなどの因果関係を探るため、環境省は29日までに、2005年度から幹線道路沿いなどの小学生計約1万2000人を対象にした大規模な「局地汚染」調査を5年計画で実施する方針を決めた。

 国の本格調査が実現するのは、公害健康被害補償法の改正などを受けて1987年度に検討が始まってから18年ぶり。環境省は初年度の事業費として、来年度予算の概算要求に5億4200万円を計上している。

 計画では(1)昼間の交通量が4万台以上ある幹線道路沿道地区(2)その後背地区(3)対照的な田園地区--の計40校を選定。3学年程度を対象に、保護者や学校の協力を得て、ぜんそく症状の有無などを質問票で尋ね、呼気中の一酸化窒素濃度の測定や血液検査をする。(共同通信)

京都新聞 2004年9月29日

投稿者 eechance : 13:09 | コメント (0)

2004年09月27日

ダイオキシン排出、95%削減 大気や河川中の汚染改善

 環境省は27日、2003年の国内のダイオキシン類の総排出量が最大でも404グラムとなり、対策を始めた1997年の8135グラムに比べ、95%の削減を達成したと発表した。

 発生源別では、一般ごみ焼却場から大気への排出が70分の1以下に減少。産業部門では、アルミのリサイクル施設を除いて国の目標値をクリアした。

 また、同時に発表された03年度のダイオキシン環境調査結果では大気や河川中の平均濃度は前年度より改善傾向にあったが、高松市の新開西公園内で基準値の3倍が検出されるなど、土壌の汚染状況は悪化した。大気で環境基準値を超えたのは、長野県松本市西原公園の1カ所。(共同通信)
京都新聞 2004年9月27日

投稿者 eechance : 21:30 | コメント (0)

省エネ効果を保証、ESCO事業が急成長 企業から自治体にも広がり

 地球温暖化問題などによる省エネ機運の高まりを背景に、オフィスや工場、公共施設などに各種の省エネ策を提供するESCO(エネルギー・サービス・カンパニー)事業が急成長している。

 普通の省エネ改修と異なり、契約時にESCO企業が省エネ効果を保証。工事費などの経費は省エネによる光熱費削減分から賄うため、発注者が設備投資費用を掛けずに済む利点がある。コスト意識の高い民間企業の導入がほとんどだが、自治体でも徐々に増えてきた。

 「深刻な財政難の中、初期投資の金がかからず、光熱費削減が可能という一石二鳥の事業」と、大阪府公共建築室設備課の加茂英雄総括主査はESCO事業のメリットを強調する。

 府は2001年度に、府立母子保健総合医療センターに自治体で初めてESCO事業を導入。大阪ガスの子会社ガスアンドパワーなど3社による企業体が高効率冷温水機や空調のインバーター制御、熱電供給装置などを設置し、03年度の光熱費削減額は目標の7600万円を上回る年間約8000万円を達成した。

 府は契約期間の12年間、削減額のうち毎年5400万円を企業側に支払い、残りは府の利益になる。府は07年度までに、28の施設にESCO事業を導入する予定だ。

 業界団体のESCO推進協議会の調べでは、ESCO事業の契約は03年は230件、契約額は前年の2・5倍の353億円に急増した。導入しているのは、電気、自動車など各種工場やショッピングセンター、ホテル、病院など大規模施設が多い。事業主体は松下電工などのメーカーや電力、ガス、ゼネコンなどで、市場拡大に伴い新規参入も増えてきた。

 ESCO事業を成功させる鍵は、事前の省エネ診断。事業実施後、計画通りの光熱費削減ができなければ未達成分をESCO企業が支払う契約のため、どこにエネルギーの無駄遣いがあり、各種の省エネ策の組み合わせでどの程度省エネが可能かを正確に見込むのが重要なノウハウになる。

 シンクタンク「住環境計画研究所」の村越千春研究室長は「潜在的な市場規模は3兆円近いが、一層の普及のためには、導入した企業が倒産した場合に備え公的な基金をつくるなど、ESCO企業の資金調達の仕組みを整える必要がある」と指摘している。(共同通信)

京都新聞 2004年09月27日

投稿者 eechance : 18:14 | コメント (0)

2004年09月26日

ポスト「京都」へ初会合 温暖化、科学者作業部会

 【ローマ26日共同】地球温暖化問題についての政府間組織「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第1作業部会がイタリア北部トリエステで26日、最新の科学的見解をまとめるための初会合を開いた。2012年までの温暖化対策しか規定していない「京都議定書」を受け継ぐ国際協定づくりを後押しする科学者の取り組みが本格化することになる。

 2007年に採択予定のIPCC第4次総合報告書作成に向け、執筆に当たる世界の科学者ら約100人が内容や構成の基本方針を話し合う「第1回編集会議」。日本からは東大気候システム研究センターの住明正教授らが出席し、29日まで開かれる。報告書は温暖化に関する今後の国際交渉の重要な基礎となる。(共同通信)

京都新聞 2004年9月26日

投稿者 eechance : 13:27 | コメント (0)

2004年09月25日

国連防災会議:行動計画草案まとまる 温暖化防止を最優先

 【ジュネーブ大木俊治】来年1月に神戸市で開かれる国連防災世界会議で採択を目指す行動計画の草案がまとまった。地球温暖化が災害の遠因との観点から、気候変動枠組み条約に沿った温暖化防止政策の促進を優先課題の一つに挙げている。日本が阪神大震災(95年)の教訓として訴えていた地域コミュニティーの活用についても盛り込まれた。10月11~12日に各国代表が参加してジュネーブで開く第2回準備会合で審議し、最終案を策定する。

 草案の仮題は「国家とコミュニティーの災害回復力の構築-2005~2015年の行動計画の要素」。国連の国際防災戦略事務局(ISDR)が原案を作成し、各国の意見を踏まえて修正された。防災国家計画の策定と体制整備、災害危険の事前調査など計50の目標を掲げ、各国政府や国際機関が取り組むべき行動を列挙。日本が提案した防災を考慮した開発計画、早期警報システム整備などの要素も盛り込まれた。

 地域コミュニティーの活用については「災害の危機管理や政策協議でコミュニティーの積極的な参加につなげる特別なメカニズムを開発する」「危機管理へのコミュニティーの参加を制度化する」ことなどを目標に掲げている。

 草案はまた、途上国の要求で「長期的な災害危険の増大を防ぐため気候変動枠組み条約に沿った政策の実施を促進する」方針を盛り込んだ。二酸化炭素の排出量を規制する同条約京都議定書への批准を拒否している米国の対応が注目される。

 各国政府には、こうした目標を実現するため、防災国家計画の公表と定期的更新、達成度の監視などを求めている。ただし「可能な範囲で」との条件つきで、当初想定されていた定期報告の提出義務は、負担増を嫌う各国の反対で見送られた。

 国連防災世界会議は、阪神大震災から10年の機をとらえ日本政府と兵庫県が誘致。昨年12月の国連総会で開催が決まった。

毎日新聞 2004年9月25日

投稿者 eechance : 16:43 | コメント (0)

米加州政府:世界で最も厳しい排ガス規制の導入を決定

 【ロサンゼルス國枝すみれ】米カリフォルニア州大気資源局は24日、地球温暖化の防止を目的にした世界で最も厳しい排ガス規制の導入を決めた。大型トラックなど一部車種を除き、同州内で販売される09年モデルの乗用車、小型トラックから二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を現行の25%、16年モデルでは最大34%の削減が義務付けられる。同州は全米自動車市場の約13%を占めており、自動車業界は全米で同州の基準を満たすモデルを生産することになりそうだ。

 AP通信によると、自動車業界は「新規制を達成するためには自動車を最初に発明したのと同じくらい複雑な技術導入が必要」と反発、法廷闘争も辞さない構えだ。業界は規制に対応するため1台あたり3000ドル(約33万円)の値上げが必要になると試算しているが、州政府側は約1000ドルとみている。

 この規制はカリフォルニア州のデービス前知事が導入法案に署名、州政府大気資源局で基準作りを進めていた。ニューヨーク州がカリフォルニア州の排ガス規制を導入する方針を発表しており、他州にも広がる可能性がある。

 カリフォルニア州は連邦政府に先だって排ガス規制を始めたという理由から、全米で唯一、独自の排ガス基準設置が許されている。他州はカリフォルニア州か連邦政府の排ガス基準のどちらか一方を使うことになる。

毎日新聞 2004年9月25日

投稿者 eechance : 14:40 | コメント (0)

京都議定書:ロシア大統領顧問 批准法案の議会提出を示唆

 【モスクワ杉尾直哉】地球温暖化防止のための京都議定書について、ロシアのイラリオーノフ大統領顧問(経済問題担当)は24日、タス通信に対し、「(ロシアの議定書批准)問題は早期に解決するだろう。最終的な決定は憲法に従い、ロシア下院が下す」と語り、ロシア政府が、議定書批准法案を近く議会に提出することを強く示唆した。早ければ、今秋にも批准法案が議会に提出される可能性があり、京都議定書は発効へ向けて大きく踏み出した。

 ロシア下院は、プーチン政権与党の「統一ロシア」が議席の3分の2を占め、法案が提出されれば可決は確実だ。京都議定書の発効は、ロシアの批准が不可欠となっている。

 イラリオーノフ氏は、これまで「京都議定書は科学的な根拠に基づかず、ロシア経済発展の足かせとなる」として、批准反対の姿勢を示してきた。同氏が批准法案提出を示唆したことは、プーチン大統領が批准を了承したためとみられる。

 イラリオーノフ氏は「この数週間、数カ月の間に議定書問題が政治的な議論の主要課題の一つになる」と語り、二酸化炭素などの温室効果ガスの国際的な取引を巡る欧州連合(EU)などとの協議が残っていることを示唆した。

 ロシア政府は同日までに京都議定書批准について、関係省庁に意見を求める文書を送付した。議定書担当の主要省庁、天然資源省は23日、「議定書批准により、ロシアが経済的な損害を受けることはない」とする報告書をまとめたことを明らかにした。

2004年9月24日 毎日新聞 

投稿者 eechance : 14:36 | コメント (0)

2004年09月24日

大気汚染と関連性見られず環境省のぜんそく調査

 環境省は24日、3歳児を対象にしたぜんそくと大気汚染の関係についての2002年度調査で「汚染濃度の高低とぜんそくの有症率に関連性は見られない」とする結果をまとめた。ぜんそく有症率は3・46%(前年度3・57%)だった。  02年度は、全国38地域の約9万3000人が対象で、3歳児健診に合わせて調査票を送り、保護者約7万8000人から回答を得た。  ぜんそくの有無や5回以上の風邪ひきといった回答と、二酸化窒素(NO2)や浮遊粒子状物質(SPM)などの汚染物質の濃度分布を比較。  地区別の有症率は秋田県横手市が5・48%で最も高く、長崎県島原市5・41%、熊本県荒尾市・玉名市が5・08%の順。

2004年9月24日 FLUSH24

投稿者 eechance : 23:37 | コメント (0)

2004年09月23日

エコタクシー始動、目印は屋根の上の地球マーク 東京

都内初の企業エコタクシー=東京都江東区で

 二酸化炭素の排出量が少ないハイブリッド車10台をそろえたタクシー会社が、東京に登場した。その名も「エコタクシー」。元小学校教員の中村秀樹さんが作った。

 環境破壊の要因になっている車社会の変革を訴えていきたいという。「乗車したお客さんにも環境への関心を高めてもらいたい」と中村さん。

 目印は屋根の上の地球をかたどったあんどん。全車が禁煙だ。初乗りは認可運賃で最も安い570円。地球だけでなく、お客さんのふところにも優しいタクシーになりそうだ。

09/23 asahi.com

投稿者 eechance : 13:26 | コメント (0)

2004年09月22日

環境教育支援へ登録制開始 環境省、10月から人材認定事業

 環境省は22日、環境教育を支援するため、自然観察の指導員など民間の人材認定事業を国が登録する制度を10月1日から創設すると発表した。昨年7月に成立した「環境保全の意欲増進および環境教育推進法」に基づく制度で、民間非営利団体(NPO)などの各種の人材認定事業に国が「お墨付き」を与え、人材を活用しやすくするのが狙い。

 登録制度は、自然体験や生態系保護、リサイクル技術の指導員など環境保全に関する人材認定事業が対象。実施主体の団体や企業から申請を受け付け(1)認定基準、認定方法が明確(2)過去3年間以上事業を継続している-などに当てはまる事業をデータベースに登録し、ホームページなどで公表する。(共同通信)

2002年9月22日 京都新聞

投稿者 eechance : 20:16 | コメント (0)

ヤマハ発動機、メタノール燃料電池二輪車の実用化に向け公道走行を開始

 ヤマハ発動機(株)は、直接メタノール燃料電池二輪車の実用化に向け開発をすすめてきたが、9月13日公道走行を開始する為にナンバーを取得した。  今後当社では、2005年12月31日まで、公道を走行しさまざまな調査や確認、また環境に関わるデ-タの収集などを行う。

 ヤマハ発動機では、高効率なエネルギー変換器として注目されている燃料電池の実用化について20年以上前から取り組んできた。燃料電池の燃料は水素ガスを使用するシステムが一般的だが、コンパクトに仕上げるのが難しい。
 今回、公道走行を開始する燃料電池車「FC06 PROTO」では、液体であるメタノールの水溶液を燃料とする、改質器等を必要としない当社独自の直接メタノール燃料電池「ヤマハDMFC(ダイレクトメタノール燃料電池)システム」を開発し搭載した。
 「ヤマハDMFCシステム」は出力1kW以下の小型機器に応用した場合、出力特性を落とさずに軽量化できるというメリットがある。今回の車両はこうした特徴を活かしたものである。

 ヤマハ発動機は、小型パーソナル・ビークルの普及自体が社会全体での環境負荷低減に繋がると考えており、これまでにも電動ハイブリッド自転車「PAS」やエレクトリックコミューター「Passol」など、クリーンなエネルギー“Smart Power”を動力源とするパーソナルサイズのコミュータを市場に投入してきた。

 当社では2003年7月、「ヤマハ燃料電池システム」を発表し、昨年の第37回東京モーターショーに燃料電池二輪車「FC06」を参考出品した。今回の燃料電池二輪車の公道走行開始は、新中期経営計画「NEXT50」の“成長戦略の推進”のうち「新動力源戦略」を具現化したものである。
2004年9月22日 NIKKEI PRESS

投稿者 eechance : 13:06 | コメント (0)

2004年09月21日

琵琶湖の環境保全に一役 彦根・ブリヂストンなどプロジェクト

 世界自然保護基金(WWF)ジャパン=東京都港区=は、ブリヂストン=同中央区=と共同で琵琶湖の環境保全活動を行う「びわ湖生命の水プロジェクト」を21日に立ち上げた。活動拠点を同社彦根工場(彦根市高宮町)に置き、湖東・湖北地域を対象に活動を展開する。

 同プロジェクトは、本年度から2006年度の3カ年計画。同社が3600万円の資金提供を行い、同工場従業員や家族がボランティアで琵琶湖流域の自然観察会や講習会に参加し、地域社会の意識高揚も図る。

 本年度は地域住民向けの講習会などを行い、05年度は滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)などとともに自然調査マニュアルを地域に配布し、季節ごとの自然観察会などを開く。06年度は湖東・湖北のフィールドワークや個人観察で得られた調査結果をもとに保全計画を立てて保全・回復活動を実施する。

 同社の山口博執行役員は「従業員や家族の行う地域活動を通じて、県民の環境に対する意識が一層高まることを期待している」としている。

2004年9月21日 京都新聞

投稿者 eechance : 20:53 | コメント (0) | トラックバック

三菱製紙、世界最高の光電変換効率を示す色素増感型太陽電池用「メタルフリー有機色素」を開発

 三菱製紙株式会社(本社 東京都千代田区丸の内 取締役社長 佐藤健)は東北大学多元物質研究所(宮城県仙台市 中西八郎所長)内田聡助手の協力を得て、世界最高の光電変換効率を示す色素増感型太陽電池用「メタルフリー有機色素」の開発に成功した。量産安定性を確認した上で販売体制を整える。  1991年にルテニウム系金属錯体色素を使った色素増感型太陽電池が発表されて以来、初めてこのルテニウム色素を置き換えることが可能な実用レベルの色素を開発した。  昨年、同社は写真用色素合成技術を元に、従来の「メタルフリー有機色素」にない特徴を持った新規メロシアニン系色素を開発し、サンプル供給及び試験販売を行ってきた。  その後、更に高い光電変換効率を目指して、分子設計技術を駆使した開発を行なった結果、現在学会誌で発表されている「メタルフリー有機色素」としては世界最高の光電変換効率8.00%を示す色素を見出した。詳細について9月発行のアメリカ化学会誌に発表する。  開発に成功した赤色の「メタルフリー有機色素」は、ルテニウム系金属錯体色素と同等の高い光電変換効率を持つと共に、熱的安定性、耐光性等が優れており、更に光の吸収し易さを示す分子吸光係数が約7万であり、ルテニウム系金属錯体色素の4.9倍もある。  このため10μm以下の薄膜半導体電極であっても大きな光電流が得られるという特徴がある。  同社では、赤色の色素と共に、更に黄色、青色等の種々の色をもつ「メタルフリー有機色素」の開発を行うと共に、今後シリーズ化し市場の要望に沿って販売をしていく考え。  色素増感型太陽電池は現在主流のシリコン型太陽電池と比較して、原材料の制約が少なく、低コスト化、折り曲げ可能なフィルム化などが期待されているため、次世代型太陽電池として国内外での研究開発が加速してきている。また色素を変えれば様々な色を用意できることから、その特徴を生かして、携帯用電子機器、大面積の屋根用、窓ガラス用、ブラインド用、ビル壁面用等への応用展開も可能となってきた。 2004年9月21日 NIKKEI PRESS

投稿者 eechance : 18:11 | コメント (0)

東京の真夏日が最多に 熊谷、京都でも記録更新

 日本列島は21日、暖かい空気が流れ込んだ影響などで東日本から西日本にかけて気温が上昇、東京・大手町では午前11時すぎに32度を超え、東京都心の今年の真夏日(気温30度以上)は計68日となり、1923(大正12)年の統計開始以来、最多記録となった。これまでの最多は2000年の67日。  熊谷(埼玉県)と京都でも真夏日の最多記録を更新。熊谷は76日、京都は93日となった。  今年の夏は太平洋高気圧の張り出しが強く、各地で猛暑となった。都市部では人工排熱の増加や緑地減少によるヒートアイランド現象の影響もあったとみられる。 2004年9月21日 FLUSH24

投稿者 eechance : 13:22 | コメント (0)

2004年09月16日

産総研、家庭用燃料電池実用化へ固体高分子形燃料電池の高性能触媒を開発

かなりヘビーな内容ですが、非常に興味深い内容です。


■固体高分子形燃料電池の高性能触媒を開発
-家庭用燃料電池実用化に大きく前進-

● ポイント 
 ・家庭用燃料電池として期待される改質ガス型燃料電池に不可欠であった、白金・ルテニウム合金触媒に代わる新触媒を開発 
 ・高価格な白金・ルテニウムに代わる高性能な触媒は、これまで10年以上にわたって世界中で探索されてきたが実現できなかった。 
 ・有機金属錯体を材料とした新開発の触媒により世界最高の耐CO被毒性能を達成し、さらに大幅なコスト削減が可能に 
 ・家庭用燃料電池の実用化に向け大きく貢献 


概要

 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エネルギー技術研究部門【部門長 大和田野 芳郎】は、固体高分子形燃料電池の中でも家庭用燃料電池として期待の大きい改質ガス型燃料電池に関連して、コスト削減と耐久性向上の鍵をにぎる高性能燃料極触媒の開発に成功した。

 家庭用燃料電池では、都市ガスなどの燃料を燃料改質器によって一旦水素に変え、これを燃料電池に送り込んで発電する。しかし、その際改質ガス(水素)中に副生物である一酸化炭素(CO)が不純物として混入し、この濃度が数ppm(数/10,000 %)以上になると、燃料極触媒である白金に対し非常に有害な作用を及ぼし、燃料電池性能が著しく低下するということが問題となっていた。これまで、燃料電池側の対策として、COに耐性を有する白金・ルテニウム合金触媒が用いられてきたが、高価である上に、同触媒でも25 ppm以上のCO混入には対応できなかった。

 今回開発した触媒は、白金の補助触媒として有機金属錯体という廉価な材料を用いるという製造方法に特徴があり、しかも従来の実用触媒に比べ性能が格段に優れるという利点を持っている。本触媒の製造方法は、白金の化合物と補助触媒である有機金属錯体を混合し、カーボン粒子の上に担持した状態で「蒸し焼き」することによって作製されるもので、これにより安定な材料を得ることができる。

 【図】は燃料電池の運転条件の電位において、COを含む水素ガスを使った時に取り出せる電流値を純水素の場合を100として表したものである。本触媒は100 ppm以上のCO耐性を有しているが、この様な高レベルのCO耐性を有する触媒は世界でも初めてであり、本触媒が実用化されれば、CO低減に対する燃料改質器の厳しい性能基準を緩和することができ、改質器自体のコスト削減という波及効果も有する。

 今後、有機金属錯体による触媒の作用機構を解明し、さらに検討・改良を重ねることにより、クリーンエネルギーとして期待されている家庭用燃料電池の実用化に貢献していく予定である。

 本研究開発の成果は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構【理事長 牧野 力】(以下「NEDO技術開発機構」という)の委託事業「固体高分子形燃料電池システム技術開発(平成12~16年度)」により得られたものである。この成果はギリシャで行われる国際電気化学会(9/14-24)で発表される。


研究の背景

 新しい「発電装置」である燃料電池は、従来の内燃機関に比べ、静粛性に優れており、二酸化炭素(CO2)や大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)及び硫黄酸化物(SOx)の排出を大きく削減することが可能であるなどの特徴を有することから、クリーンエネルギー源として早期の開発、普及が求められている。

 燃料電池では、水素を燃料極に、酸素(空気)を空気極に導入することにより、水素と酸素が結合して水になる反応の化学エネルギーを効率良く電気に変換することができる。

 通常家庭用燃料電池などでは、都市ガスなどの燃料から一旦水素を作り出し、この水素を燃料電池に送り込んで発電する、という方式がとられる(これを改質ガス型燃料電池という)。

 ところが、都市ガスから水素を作り出す際に、一酸化炭素(CO)という物質が少量生じ、これが燃料極に用いられる触媒である白金に対し非常に有害な作用を及ぼすことが問題となっている(触媒被毒現象という)。燃料電池の著しい性能低下に繋がるこのような被毒現象に対処するためには、COに対する耐性の優れた触媒材料が必須であるが、従来は白金・ルテニウム合金触媒のような高価な材料しか有効でないとされてきた。ルテニウムは白金以上に希少な金属であり、資源的な制約(及びコスト)が問題となっている。しかも白金・ルテニウム合金触媒においても、耐CO被毒性の実用上の限界は25 ppmオーダー程度であり、燃料電池運転開始時に燃料改質器から出てくる水素中の高CO濃度(100 ppm以上)には耐えられないことも問題であった。

 このため、白金・ルテニウム合金触媒以上の性能を有する触媒が必要とされ、ここ20年間世界中の研究者が探索を行ってきたが実現できなかった。


研究の経緯

 産総研ではここ10年ほど固体高分子形燃料電池の研究に取り組んでおり、材料物性研究、システム構成法研究などに関するポテンシャルを蓄積してきた。特に分子設計及び合成の容易な有機金属錯体を用いることにより、従来のものに替わる高性能な触媒の開発を継続して行っており、この分野では国内外の他の機関をリードする実績を有している。今回開発に成功した触媒は、白金の化合物と補助触媒である有機金属錯体を混合し、カーボン粒子の上に担持した状態のものを原料とし、不活性ガス中電気炉で熱処理するという産総研独自の技術開発によってなされた。

 なお、本研究開発の成果は、NEDO技術開発機構の委託事業「固体高分子形燃料電池システム技術開発(平成12~16年度)」により得られたものである。


研究の内容

 今回原料として用いた錯体はsalenあるいはmqphの略称で呼ばれる、分子形の簡単な化合物である。これらの化合物を種々の金属塩と反応させることにより有機金属錯体を合成した。中心金属としては、ニッケル、鉄、バナジウムなどを選んだ。

 触媒作製に際しては、白金の原料となる化合物と有機金属錯体を溶液中で混合した後、カーボン粉末担体に担持させ、乾燥後に熱処理を行い新規混合触媒を合成するという手法によって得られた「蒸し焼き」状態の混合触媒が有効であることが分かった。

 燃料電池の構成要素である膜・電極接合体において70℃での半電池試験を行った結果、白金・ルテニウム合金触媒の性能を遙かに上回る、100ppmオーダーの耐CO被毒性を有する触媒開発に成功した(特許出願中)。

 有機金属錯体を原料として用いる利点は、合金触媒に比べ原料価格が大幅に低減できること、分子設計の自由度が高いことから触媒探索の範囲が圧倒的に広いことであり、今後も高性能触媒開発の可能性が期待される。


今後の予定

 本触媒の耐久性に関して予備的に行った試験では、純水素を用いた連続100時間運転において、従来の白金・ルテニウム合金触媒と変わらない性能を維持しており、有機金属錯体を用いたことによる耐久性低下は見られなかった。今後引き続き本格的な耐久性試験を行うことにより、実用化の問題をクリアしていく予定である

 触媒の製造コストの削減に関しては、ルテニウムの不使用、白金使用量の軽減により、従来の1/3以下に低減可能なことが試算されているが、それ以上に、CO低減に対する燃料改質器の性能基準が緩和されることで、システム全体の大幅なコスト削減が可能となることが期待される。

 本触媒がなぜ白金・ルテニウム合金触媒のような従来触媒を大幅に超える性能を発現したのか、その作用機構についてはまだ明らかになっておらず、現在詳細な解明を急いでいるところである。1つの仮説として、有機金属錯体が熱処理の過程で白金と複合体を形成し、白金の電子状態を変えたのではないかと考えている。もしこれが正しければ、従来の白金・ルテニウム合金触媒におけるCO被毒回避機構に代わる新しい作用機構の発見に繋がるもので、今後の基礎研究による解明が期待される。

 今回産総研で行った有機金属錯体を原料とする触媒製造技術に関する成果は、燃料電池において必須とされる、安価でかつ大量生産を可能とする技術である点が注目される。また、有機金属錯体の組み合わせによるバリエーションが広がることにより、新たな触媒探索に大きな弾みがつくと予想される。

 家庭用燃料電池は「省エネルギー発電」、「環境負荷低減技術」として、今後国民生活になくてはならないものとなるであろうが、現在は材料コスト高、耐久性などその普及までに乗り越えなければならない多くの課題を抱えている。産総研における本触媒技術に関する成果は、燃料電池における材料技術のイノベーションとして大きな一歩となることが期待されている。

 今後、高性能燃料極触媒の実証試験を行い、家庭用燃料電池の普及に向けた技術移転を行うとともに、更に安価で性能の優れた触媒探索を推進していく予定である。


用語の説明

◆ 固体高分子形燃料電池
 燃料電池では、電池内を電気が流れる経路が必要で、これを電解質という。この電解質が高分子材料でできているものを固体高分子形燃料電池といい、動作温度は80~90℃と低いにもかかわらずエネルギー密度が高く、電気自動車、家庭用電源として期待されている。

◆ 改質ガス型燃料電池
 通常の燃料電池では、燃料として水素ガスを用いて発電している。例えば電気自動車では自動車に高圧水素タンクを積み、燃料電池内で2H2 + O2 → 2H2Oの反応から得られるエネルギーを電気にし、それでモーターを駆動している。
 一方家庭用燃料電池では、インフラ整備されている都市ガス(メタン)を燃料とする方が有利であるが、固体高分子形燃料電池ではメタンを使って直接発電することはできない。そこで、メタンから水素を作り出し(燃料改質という)発電に利用することが行われる。これを改質ガス型燃料電池という。

◆ 燃料極、空気極
 燃料電池では水素及び酸素(空気)のようなガスの反応エネルギーを電気に変換している。その際単に水素と酸素とを混合すると燃焼(爆発)するのみで大きなエネルギーにならない。水素を取り込むところ(燃料極)と空気を取り込むところ(空気極)を分離し、酸化反応と還元反応とを分離していることに特徴がある。

◆ 触媒
 少量存在するだけで自身は消費されることなく、化学反応に関与して速度を高めたり反応選択性を変えたりすることのできる材料。 

◆ 改質ガス
 通常、家庭用燃料電池に使用される改質ガスは、燃料改質器において都市ガスのような燃料から燃料電池発電に必要な水素を得るため、CH4 + 2H2O → CO2 + 4H2のような反応によって作り出される。この際、1 % 程度の一酸化炭素(CO)が混入するため、燃料電池の触媒に負荷をかけないように、選択酸化反応によってCO量を10 ppmまで落とすという基準が定められている。 

◆ ppm
 1ppmは百万分の1、即ち1/10,000%である。 

◆ 白金・ルテニウム(Pt-Ru)
 白金は原子番号78、ルテニウムは原子番号44のともに貴金属である。これら2種類の元素を固溶させてできた白金・ルテニウム合金は、優れた耐CO被毒性をもつ実用触媒として40年ほど前に開発された。現状価格は白金触媒に比べ1割程度高くなるが、ルテニウムが希少資源であるため燃料電池の普及により生産量が追いつかなくなると、価格高騰をもたらすという危惧がなされている。 

◆ 有機金属錯体
 C、H、Oなどからできている有機化合物の中で、金属元素をN、O、S元素からなる配位子によって取り込むことができるものをいう。 

◆ salen
 N,N'-ethylenebis-(salicylideneaminato)の略称であり、下記に示した分子形を有する錯体化合物である。2つの窒素と2つの酸素原子からなる配位子を持ち、この中心に金属原子が配位する。応用例としては、ヘモグロビンに代わる酸素運搬体(人工血液や酸素富化膜)としての利用で知られる

◆ mqph
 N,N'-mono-8-quinolyl-o-phenylenediamineの略称であり、下記に示した分子形を有する錯体化合物である。3つの窒素からなる配位子を持ち、この中心に金属原子が配位する

◆ 半電池試験
 燃料電池は燃料極と空気極の2つの箇所でそれぞれ水素ガス、空気(酸素)が反応して発電している。燃料極触媒を試験する場合、燃料電池の燃料極の部分だけを取り出して調べることが行われる。燃料電池全体を構成して調べると空気極の特性も拾ってしまい、判定がしにくいからである。この様な目的で1つの極のみを調べる試験を半電池試験という。


問い合わせ
 独立行政法人 産業技術総合研究所 広報部 
 広報業務室 〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
 つくば本部・情報技術共同研究棟8F
 TEL:029-862-6216 FAX:029-862-6212 E-mail:presec@m.aist.go.jp

2004年09月16日
日経プレスリリース



投稿者 eechance : 18:56 | コメント (0)

神鋼電が3日ぶりに小反発―小型風力発電装置発売との一部報道が手掛かり


 神鋼電機<6507.T>が3日ぶりに小反発し、一時7円高は293円まで買われている。16日付で日刊工業新聞が、「太陽光発電装置を併設した小型風力発電装置を発売」と報じたことが手掛かり材料視されている。
 会社側では「きょうから発売を開始した。最大出力1560ワットタイプが、工事費をのぞいて220万円。機種によって価格帯は当然異なるが、今後1~2年のうちに全体で500台から1000台の販売目標を立てている」(総務人事部)とコメントしている。
 日足チャート上では、8月9日の271円で目先の調整を完了し、その後は戻りを試す展開となったものの、300円台前半の75日および200日の両移動平均線が上値抵抗ラインとして立ちふさがった格好。直近の信用買い残が1275万3000株と、売り残431万6000株に対してやや重い展開となっていることもあり、当面はもみ合い商状が続くことになりそうだ。

2004年09年16日 株式新聞


投稿者 eechance : 12:58 | コメント (0)

燃料電池自動車が国内初の長距離高速走行

燃料電池自動車の普及促進を図る「おおさかFCV推進会議」と岩谷産業は共同で、我が国初の燃料電池自動車による長距離高速走行を実施する。

燃料電池自動車は15日早朝に東京都庁を出発し、大阪府庁まで走行する。21日には大阪府庁から東京都庁までを走行する。往復とも、東名・名神高速道路を利用する。使用するのはトヨタ自動車製の「トヨタFCHV」とホンダ製の「ホンダFCX」。1台ずつ、同時に走行する。移動式水素ステーション1基を搭載した岩谷産業の専用キャリアカーが併走し、東名・名神高速道路数ヵ所で水素を充填する。

燃料電池自動車は現在、首都圏を中心に国のプロジェクトとして、様々な実証試験が行われている。おおさかFCV推進会議も国のプロジェクトと連動しながら自主的な取り組みを進めている。昨年10月には大阪府庁内に移動式水素ステーションを設置。大阪市此花区にある「大阪水素ステーション」を活用して、燃料電池自動車や水素インフラの普及促進に努めている。今回の企画もその一環として実施した(日経エコロジー編集/EMF)。

2004年09月15日 nikkeibp.jp


投稿者 eechance : 08:08 | コメント (0)

2004年09月15日

温暖化をサミット議題に 英首相、米に「復帰」促す

 【ロンドン14日共同】英国のブレア首相は14日、ロンドンで講演し、地球温暖化など世界が直面する気候変動に対し緊急に行動する必要性を訴えるとともに、議長国として英スコットランドで来年開催する主要国首脳会議(サミット)の「最重要議題」とすることを表明した。議定書を離脱したブッシュ米政権には復帰を促した。

 イラク戦争では国内外から米国追従との批判も浴びた首相だが、来年春にも総選挙を控え得意の環境分野でリーダーシップを示す姿勢を鮮明にした。

 首相は、温暖化防止を目的に二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量削減を決めた京都議定書を「最初の一歩」と指摘した。その上で、温暖化を防ぐ技術革新などの「緑の産業革命」を推進する必要性を強調した。(共同通信)

2004年9月15日京都新聞


投稿者 eechance : 14:19 | コメント (0)

2004年09月13日

全小中学校で風力発電 つくば市


 つくば市は市立の小・中学校全53校に、3年かけて小型風力発電施設を設置する。環境省が費用の3分の2を負担するモデル事業だ。また、発生した電気を売った収益を原資に「エコマネー」を運用する事業を年度内に始める計画だ。調査費などの補正予算案を9月市議会で審議している。

  市新エネルギー推進室によると、同事業は二酸化炭素の排出量を削減するのと同時に、地域経済を活性化させる狙いがある。発生した電気を学校で使うこともできる。また、風車が回り、電気が生まれるのを子供たちが目で見ることで、環境教育の効果も期待できる。

  発生した電気は東京電力に売却し、収益で地域通貨「ちっぷ」を運用する。運用の細部はこれから決まるが、ちっぷは環境に配慮した行動をした時に、二酸化炭素削減量に応じて交付される。学校や事業所の花いっぱい運動や、エコ商品を買ったり、「マイバッグ」で買い物をしたりした場合などを想定している。

  手に入れたちっぷは、公共交通機関やエコ商品、地元農産物を買う際などに利用できるよう、地元商工会と協議を進めることにしている。

  水戸地方気象台によると、昨年1年間のつくば市内の平均風速は毎秒2・5メートル。各学校には、立地条件に応じて最大発電能力20キロワット以下の小型風力発電施設を設置する。総事業費の見積もりはこれからだが、風車設置の費用は、環境省から3年間で5億円が交付される予定だ。

(9/12)


投稿者 eechance : 15:47 | コメント (0)

2004年09月12日

太陽光発電出資募る、唐津の市民団体


 唐津市の市民団体「からつ市民共同発電所を実現させる会」(中村勝彦、吉森康隆共同代表)は、1口10万円の出資を募って太陽光発電パネルを設置し、売った電気の収入などを配当する事業に取り組む。

  同会は九州電力が玄海原子力発電所に導入しようとしているプルサーマル計画に反対しており、「原発の代替策の一つとして提案した」としている。

  パネルは中村代表が園長を務める同市の城内シオン保育園に10月をめどに設置する。費用は約450万円。発電した電気を保育園や九電に売ることで得られる収入は年間で15万円程度の見込みで、毎年12月に配当する。一部は地元商店街の商品券や地域通貨で支払うという。

  パネルの耐用年数は20年のため、出資者は元が取れない。同会は、ドイツ・アーヘンなどで実施されている「発電原価保障制度」(行政が補助金を出して、一定期間発電を続ければ元が取れるようにする仕組み)の実現を目指し、国や県などに政策提案をしていくという。

  問い合わせは同会事務局の三浦正之・唐津市議(090・1362・4710)。

2004年9月12日 asahi.com佐賀

投稿者 eechance : 22:39 | コメント (0)

2004年09月10日

ドラム缶2万6千本に急増 硫酸ピッチの不法投棄

 不法投棄が見つかった有害物質の硫酸ピッチの量が2003年度、全国でドラム缶(200リットル)換算で約2万6000本に上り、02年度の約1万5000本から急増していることが10日、環境省の調査で分かった。

 同省は「自治体の取り締まり体制が強化され、明るみに出る事件が増えたのではないか」としている。

 1999年度以降の累計は全国で約5万本分。このうち4割近い約1万9000本が未処理のままになっている。撤去した量は約3万1000本で、地方自治体による代執行などが42%と最も多く、硫酸ピッチを排出した事業者が25%、倉庫などの管理者が8%などだった。

 硫酸ピッチは軽油引取税の脱税を目的に、軽油を密造する過程で発生するタール状の物質。直接触れるとやけどをする恐れがあるほか、有害な亜硫酸ガスを出す。(共同通信)



投稿者 eechance : 22:40 | コメント (0)

光化学オキシダントが悪化 ヒートアイランドが影響?

 環境省が10日発表した2003年度の大気汚染状況調査で、光化学スモッグの原因になる光化学オキシダントの環境基準の達成率が0・3%と悪化傾向にあることが分かった。

 窒素酸化物など原因物質の発生量が減っているのに改善がみられず、同省は「都市が高温化するヒートアイランド現象などで、汚染物質相互の化学反応が促進されるためではないか」と推測している。

 光化学オキシダントの有効測定局は全国で1193局。このうち基準を達成した測定局は0・3%でわずか3局。前年度の0・5%から悪化したほか、汚染濃度の年平均値も微増している。

 一方、オキシダントの原因物質となる二酸化窒素の環境基準達成率は99・9%と前年度より向上。非メタン炭化水素の年平均値も改善傾向だった。(共同通信)


投稿者 eechance : 22:36 | コメント (0)

過去10年の平均的規模に南極のオゾンホール

 気象庁は10日、南極上空に8月下旬、オゾンホールが出現したと発表した。成層圏のオゾン層破壊物質の量などから、今年のオゾンホールは過去最大規模だった昨年並みまで発達することはないが、過去10年間の平均的規模までは発達すると予想している。

 オゾンホールは南極上空のオゾンが著しく減少した状態を指し、9月下旬-10月上旬に最盛期を迎える。

 気象庁が米航空宇宙局(NASA)から入手した人工衛星観測データの解析によると、今年のオゾンホール出現は過去10年間でも時期が遅い方だったという。

 気象庁は「南極上空の非常に気温が低い大気の渦(極渦)がやや小さいことなどから、オゾンを破壊する化学反応が進行しにくかった」とみている。オゾン層に回復の兆しが出ているとはいえず「さらにフロン類(オゾン層破壊物質)の回収の推進が必要」としている。(共同通信)

投稿者 eechance : 22:30 | コメント (0)

「京都議定書批准は不利」 ロシア産業・技術省 外相は支持強調

 【モスクワ9日共同】ロシア産業・技術省は9日、地球温暖化防止のための京都議定書批准は「ロシアにとって不利な側面がある」とする専門家の報告をまとめ、公表した。

 しかしロシアのラブロフ外相は同日「(批准準備を加速するとした)プーチン大統領の表明は生きている」と述べ、議定書を支持する考えに変更がないことを強調した。

 プーチン大統領は5月、欧州連合(EU)との首脳会談で「議定書を支持し、批准に向けた動きを加速させる」と明言していた。(共同通信)



投稿者 eechance : 07:44 | コメント (0)

2004年09月09日

排出権取引、東海地方でCDM制立ち上げへ

 東海地方の企業やNGOなどが中心となって、来春にも、国内CDM(クリーン開発メカニズム)制度を立ち上げることになりました。取り組みの進んでいる大手企業などが、中堅・中小企業などに対して温室効果ガス排出削減技術を提供する見返りとして、排出権を獲得できるようにするもので、民間セクターによる自主的な排出権取引制度の創設は国内初の試み。また、岩手県や岐阜県など地方分権研究会への参加5県も排出権取引のシミュレーションを実施するなど、来年度の導入を目指して検討されている国内排出権取引制度を視野に入れた取り組みが活発化してきています。

投稿者 eechance : 17:56 | コメント (0)

地球温暖化:二酸化炭素の排出権取引を開始へ 

 ロンドン国際石油取引所(IPE)は7日、二酸化炭素(CO2)の排出権取引を開始すると発表した。米国で排出権取引を手掛けるシカゴ・クライメート取引所との提携で排出権を金融商品化し、先物取引は年内に、現物取引は来年初めから取り扱う。

 CO2などの温室効果ガスは地球温暖化の原因とされ、京都議定書で国・地域別の排出削減目標が定められている。排出権取引は、企業ごとに温室効果ガスの排出上限を定め、上限を上回りそうな企業が余裕のある企業から排出量を購入できるようにする仕組みで、議定書の削減目標達成に向けた有力な手段として期待されている。

 欧州連合(EU)は来年1月から排出権取引制度を導入することにしており、IPEはこれに向けた受け皿をいち早く提供し、排出権取引ビジネスで先行したい考えだ。(ロンドン共同)

毎日新聞 2004年9月8日 13時22分

投稿者 eechance : 07:16 | コメント (0)

2004年09月07日

日本電工、燃料電池用の純水装置に参入

 鉄鋼副原料大手の日本電工は燃料電池用の純水装置に参入した。化石燃料を水素に変化させる時に必要な装置で、工業用水向けなどとして実績のある技術を応用して、燃料電池用を開発した。燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーション向けに受注が決まり、今後、本格販売に乗り出す。

 純水装置は水に含まれる塩素などの不純物を取り除く。日本電工は溶けた不純物は通しにくく、水だけを通す性質を持つ膜を使い、不純物を除去。わずかに残る不純物をさらに樹脂に吸着して、純度を高める装置を開発した。

 燃料電池では化石燃料を水素に変える時に蒸気を使い、この蒸気は純度が高い純水を使う。水素ステーションの場合、必ず1つは純水装置が必要。家庭や工場の自家発電に使う燃料電池でも、それぞれに純水装置がなければ発電ができない。日本電工は工場用水や井戸水を浄化する設備を手掛けており、市場の伸びが見込める燃料電池向けに販売していくことにした。

2004 09/06 07:00
NIKKEI NET

投稿者 eechance : 15:22 | コメント (0)

2004年09月05日

省エネカーレース:手作りバッテリーで快走 愛知・豊田

 手作りのバッテリーカーで走行距離を競うカーレース「2004ワールド・エコノ・ムーブ」が4日、愛知県豊田市の豊田スタジアム外周コースで始まった。今年で3回目。地元からの参加が増え、初めて100台を超えた。

 レースは、同市などがつくる実行委員会が主催し、バッテリー容量や走行時間別に3種目に分かれる。車体の全長(3メートル)や幅(1.2メートル)は決められているが、材質やボディーの形状は自由。全国の工業系の高校・大学や企業のチームがエネルギー効率などを考え、工夫をこらした省エネカー103台を参戦させた。

 搭載するバッテリーの出力量は最長の2時間レースでも、ガソリンに換算すると、おちょこ半分程度。レースでは思わぬスピードで軽快に走るものもあり、観客は、熱心な声援を送っていた。【土井健三】

毎日新聞 2004年9月4日 22時31分

投稿者 eechance : 06:06 | コメント (0)

2004年09月04日

富士山再生:高木美保さんら樹海でごみ清掃

 タレントの高木美保さんと一般参加者ら約200人が4日、山梨県側の富士山麓(さんろく)の青木ケ原樹海で、不法投棄されたごみの清掃に汗を流した。

 毎日新聞富士山再生キャンペーンの一環として行われた富士山クリーンツアー(協賛・三菱商事)。参加者は4班に分かれ、環境NPO(非営利組織)「富士山クラブ」が協力。樹海を走る県道沿いで空き缶、ペットボトルなどを拾った。車の灰皿から捨てられた吸殻の山や、樹海散策の道しるべに使われたと思われるビニールロープもあった。高木さんは「思っていたよりも多いですね」と、満杯になったごみ袋を両手に抱えていた。

 この後、同県富士吉田市で開かれた講演会で、高木さんは「ごみを拾って富士山をきれいにしたいと思うのは、美しく生きたいという人間の最終的な欲望を満たすこと」などと訴えた。【吉見裕都】

毎日新聞 2004年9月4日 20時43分

投稿者 eechance : 21:08 | コメント (0)

2004年09月02日

ラムサール条約登録へ向け、54カ所を選定

 環境省は2日、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約への登録に向け、基準を満たす国内54カ所の湿原や湖沼を選び、専門家らによる検討会で報告した。来年秋にウガンダで開催される締約国会議までに地元自治体や漁協、土地所有者ら関係者と協議。少なくとも9カ所以上で合意を得て、現在13カ所の登録を22カ所まで増やしたいとしている。

 選定された湿地は以下の通り。


 (北海道)サロベツ原野、サロマ湖、能取(のとろ)湖、網走湖、涛沸(とうふつ)湖、知床半島サケ・カラフトマス遡上河川、野付半島・野付湾・尾岱沼(おだいとう)、風蓮湖、阿寒湖、沼の原・沼の平、雨竜沼湿原、大沼

 (青森)仏沼、十三湖・岩木川、屏風山湿原池沼群、八甲田山湿原群▽(岩手・秋田)八幡平周辺湿原群▽(宮城)蕪栗(かぶくり)沼▽(山形)最上川河口▽(福島)裏磐梯湖沼群、猪苗代湖▽(福島・群馬・新潟)尾瀬ケ原・尾瀬沼

 (茨城・千葉)利根川下流部▽(栃木)大田原市の湧水湿地、湯の湖・戦場ケ原・小田代ケ原湿原▽(千葉)三番瀬▽(東京)父島・母島の河川、小笠原諸島周辺

 (新潟・長野)苗場山周辺湿原▽(新潟)福島潟、瓢湖▽(富山)立山周辺湿原群▽(福井)三方五湖

 (京都・兵庫)丹後・但馬地方低山地湧水域のアベサンショウウオ生息地▽(和歌山)串本錆(くしもとさび)浦・潮岬西岸▽(島根・鳥取)中海▽(島根)宍道湖、隠岐島周辺沿岸▽(山口)秋芳洞

 (福岡)和白干潟▽(佐賀)有明海大授搦(だいじゅがらみ)▽(大分)九重火山群湿原▽(鹿児島)出水干拓地、藺牟田(いむた)池、屋久島西部海岸、住用湾流入河川と河口部▽(沖縄)屋我地(やがち)、慶良間諸島周辺沿岸、久米島の渓流・湿地、名蔵アンパル、石西礁(せきせいしょう)湖、仲間川、浦内川、西表島南西部海域と河口域



(09/02 20:17)

投稿者 eechance : 22:21 | コメント (0)

2004年09月01日

燃料電池:小中学校に設置へ 環境省が予算化

 地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量が少ない燃料電池を、小中学校に試験的に設置する事業を環境省が来年度から始める。児童、生徒に地球温暖化問題に関心を持たせ、環境教育に役立ててもらおうとの狙い。初年度は全国の小中学校計10校に導入、06年度には各都道府県に1校まで広げる計画だ。来年度予算の概算要求に1億円を盛り込む。

 燃料電池は水素と空気中の酸素を化学反応させ、電気を取り出す。水素は水と天然ガスや石油を反応させて取り出すため全くCO2が出ないわけではないが、既に実用化されている一般家庭用の燃料電池では、通常の電力に比べCO2の排出量を約40%削減できるという。

 設置する小中学校を公募し、選ばれた学校に、一般家庭用の約10倍に当たる10キロワット級の中規模の業務用燃料電池を設置する。照明などの電力を賄うだけでなく、発電の際に出る排熱を給食作りなどに利用できる。

 温室効果ガスの排出量は学校やオフィスビルなど業務部門で増加が著しく、02年度の排出量は90年比で約37%増えた。同省地球温暖化対策課は「学校のエコ化は、将来の地球環境保全を担う子どもたちに環境に関心を持ってもらうのによい教材となる。これまであまり進んでいなかった中規模燃料電池の技術開発の促進にもつなげたい」と話している。【河内敏康】

毎日新聞 2004年8月31日 10時40分

投稿者 eechance : 20:30 | コメント (0)

2004年08月31日

環境省:イヌワシ650羽、クマタカ1800羽 生態調査

 環境省は31日、希少種のイヌワシとクマタカの生態調査の結果を発表した。全国にイヌワシは約650羽、クマタカは約1800羽いると初めて推定された。同省野生生物課は「繁殖の成功率が低下しており、急激に減少する恐れがある」と懸念している。

 環境省と経済産業省、国土交通省が既存の資料や現地での生態調査などを基に推定した。イヌワシは主に東北地方や信越地方などの標高500~1000メートルの山岳地に生息していた。クマタカは全国各地に分布し、標高300~500メートルの範囲に生息していた。

 環境省のレッドデータブックでは、イヌワシとクマタカはいずれも、近い将来絶滅の危機が高い種に指定されている。【河内敏康】
毎日新聞 2004年8月31日 19時13分

投稿者 eechance : 22:44 | コメント (0)

岩手など5県が模擬実験温室効果ガスの排出量取引

 改革派の知事らでつくる地方分権研究会は31日、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量取引の模擬実験を、研究会に参加する岩手、岐阜、和歌山、福岡、佐賀の5県と民間企業などが合同で実施すると発表した。
 国が来年度から実施を目指す制度と異なり、森林による二酸化炭素吸収について売買の対象にするのが特徴。森林保全の推進を狙い、実験結果を基に制度の在り方について年内に提言をまとめる。  実験は9月6日から10日間、コンピューターネットワーク上で実施。5県と民間企業18社、9つの林業経営者、森林組合が参加する。

デイリー東北FLUSH24

2004年(平成16年) 8月31日

投稿者 eechance : 22:33 | コメント (0)

2004年08月06日

知床 世界遺産へ揺れるヒグマの里

 「シリ・エトク」(最果て)とアイヌ語で名付けられた北海道の知床半島が、来年にも世界遺産に登録される可能性が濃厚だ。しかし地元では、自然遺産として保護されてきたヒグマが街に出没する事態も頻発している。“世界遺産特需”を期待する一方で、ヒグマとの「共生」という新たな問題を突きつけられた知床をルポした。 (蒲 敏哉)

■自然遺産では国内で3番目

 オホーツク海を見下ろす海岸沿いの街、斜里(しゃり)町ウトロを歩いていると、大きな看板が目に入ってくる。

 「ヒグマ生息地域 厳禁! 餌やり・接近」

 道ばたには人をまったく恐れないエゾシカの群れやキタキツネたちが顔をのぞかせ、ここが知床国立公園内にあることを実感する。

 「人を恐れないのも、シカならいいのですが、ヒグマとなると事は重大。世界遺産として登録されれば観光客がどっと来る。ゴム弾などで対応する自然解説員の手が回らなくなるほど接触の可能性が高くなるのでは…」。知床自然センターの山中正実事務局長は複雑な表情をみせる。

 「世界遺産」はエジプトのアブ・シンベル神殿をダム工事から守る運動から発足した。今年五月現在で、「文化」や「自然」などで計七百五十四件が登録されている。先月には熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が文化遺産として登録され、日本でも話題となった。知床は自然遺産として申請されており、来年七月のユネスコ委員会で認められれば、自然遺産では屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森、秋田県)に次いで国内三番目となる。

 ただ、知床国立公園でヒグマが目撃された件数は一九九五年に百九十二件だったのが、二〇〇二年には五百九十四件と三倍以上に増加した。山中氏は「個体数が増えたのではない。三十年前に害獣駆除目的以外の狩猟が禁止され、人間の怖さを知らない『新世代』ヒグマが人前に現れるようになったから」と説明する。

■「自然との共生と簡単に言えない」

 ヒグマは、国立公園内の人けの少ない場所だけでなく、ホテルや民宿も立ち並ぶウトロの街中にまで出没している。九二年には一件だけだったのが〇一年には三十一件に激増。〇二年六月には、山の高台にあるウトロ小中学校の校庭に、電気牧さくを破って若い雌が現れ射殺された。

 上野優教頭は「たまたま運動会の振り替え休日だったからよかったものの、子どもを預かる場所として、ここは自然との共生とか簡単に言える状況ではない」と厳しい表情で訴える。

 同校では昨年度から総合学習のカリキュラムにヒグマ対策の授業を導入。知床自然センターのスタッフが着ぐるみを着て、ヒグマに遭遇した際の逃げ方などを教えている。

■「熊の入った家」被害を逆手に民宿は盛況

 ウトロと知床半島の反対の街羅臼(らうす)町。沿岸約五十キロに漁師の住宅が並び、家屋の裏には深い森林が迫る。

 「ヒグマが台所に入り込み、一升瓶を抱えて居座られたのはまいった」と民宿「熊(くま)の入った家」を経営する鹿又知子さん(58)は苦笑いしながら振り返る。“事件”は八六年九月発生。傍若無人に振る舞うヒグマに一家七人は二階で恐怖の一夜を過ごした。被害を逆手にとって始めた民宿は全国から問い合わせがある。

 別の主婦(63)は「露天風呂に行くときもヒグマを見かけるし、家の近くに出たときは親類の家に泊まる。怖いといえばそうだが、そうやって私たちはヒグマと付き合ってきた」とたんたんとした表情だ。

 地元が受ける世界遺産効果について、斜里町観光課は「昨年、知床には年間百五十六万人が訪れた。旅行業者などの推計では、来年登録されれば世界中から注目され、〇八年には二百二十万人の来客を見込んでいる。周辺市町村の期待も熱く遺産登録は道東振興の起爆剤」と皮算用する。

■観光客10%増で「知床はパンク」

 しかし、前出の山中氏は「交通に難のある屋久島、白神山地と違い、知床は既に観光バスがひっきりなしに入る飽和状態だ。登録後10%増加するだけでパンクするだろう」と見通し、こう懸念する。

 「道ばたでテントを張るライダー、気軽に菓子を与える観光客をきっかけに最悪の場面はいつ起きてもおかしくない」

 この懸念を裏付けるように今年六月、知床五湖でヒグマに遭遇した団体客が近づいて写真を撮るなどしたため危険に陥る事故が発生した。このため、知床五湖では三十九日間という過去最大の全面閉鎖の措置がとられ、現在も入域がごく一部にとどまったままの厳戒態勢が取られている。

 こうした状況に環境省の担当者は「昨年度、自然公園法が改正され、無秩序に人が入り込むことを避けるため、利用調整地区を設けることができるようになった。世界遺産への登録が見込まれる知床がその第一号となる可能性は高い。一日当たりの入場制限を設ければ、ヒグマとの過剰な接触がコントロールできるのでは」との見通しを示す。

■クマとの遭遇全国で相次ぐ

 ただ、今年は知床に限らず、全国でクマとの遭遇による事故が相次いでいる。五月八日に岩手県で登山客四人がツキノワグマに襲われ一人がけが。六月五日、群馬県の尾瀬ケ原で二人が腕などをかまれた。二十七日には広島県の山中の工場にツキノワグマが入り込み従業員が重傷を負った。専門家はどうみるか。

 環境省の担当者は、こう解説する。「森の中の植生が変わり食べ物がなくなったことや、猟銃を持たない人間の存在に慣れてしまったという側面、さらに二、三年前の豊作の年に多くの子グマが生まれ、ちょうど今、成獣になりつつあるという事情もある。だが西日本では絶滅状態で、四国、中国地方もわずかな生息数しかない。保護策が進んだから、個体数が増えたとはとても言えない状況」

 東京都あきる野市で「東京ムツゴロウ動物王国」を開園した作家の畑正憲さんは「人間は、自然の中で、恵みをたくさん頂きながら生きている。そうした中でクマに襲われてしまうのは生態系全体の視野で見れば、ごく当たり前のこと。これが国立公園内ならなおさらで、米国のヨセミテ国立公園などでも相当の件数があって試行錯誤の末、問題が解決されてきた」と説明し、知床国立公園が動物と人間の共生に向けた過渡期にあることを強調する。

 世界自然保護基金(WWF)ジャパンの石原明子上席研究員はこう訴える。

 「国内では二〇〇〇年にヒグマが三百頭、ツキノワグマも千五百頭がスポーツハンティングや害獣駆除名目で射殺され、ほとんどから漢方薬として数十万円で取引される熊の胆(くまのい)が抜き取られている。クマを見かけたというだけで簡単に駆除許可を出せば、熊の胆目当ての届け出が増加する恐れがある。世界遺産をきっかけに、クマをめぐる暗黒部分も明らかにしなければ人とクマの本当の共生は実現しない」

東京新聞 2004.08.01/特集


投稿者 eechance : 22:47 | コメント (0) | トラックバック