2005年02月28日

東芝の燃料電池がギネスブックに掲載

株式会社東芝は28日、同社が開発した小型燃料電池システムが9月発行予定の2006年版ギネス世界記録に“世界最小のDFMC(ダイレクトメタノール燃料電池)”として掲載されることが決定したと発表した。

 携帯型オーディオプレーヤーなど小型携帯機器向けの燃料電池。本体サイズは22×56×4.5~9.1mm(幅×奥行き×高さ)で、100mWの出力を持ち、2mlの燃料で小型オーディオプレーヤーを最大約20時間駆動できるという。

 2005年中の実用化を目指している。

PC Watch 2005年2月28日

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2005年02月09日

家庭用燃料電池 世界初の市場投入―東京ガス―

東京ガスが2月8日に家庭用燃料電池を世界で初めて市場投入したというニュース

家庭用燃料電池コージェネレーションシステム

商品名は「LIFUEL(ライフエル)」

◆商品名が..
ところが商品がまだ東京ガスのホームページに掲載されていないようです。(2月9日23時現在)
Googleでも検索しましたが、日本のサイトでは「LIFUEL」という検索結果は1つもなかった

◆応募
当システムへの応募件数は約400件とのこと。たしか今年は100件の販売を実施するということ
なので、選考後契約を行うらしい。

◆導入
早ければ3月にも第一号機が設置される

◆関連サイト:
ガスエネルギー新聞
東京ガス株式会社

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2005年01月02日

琵琶湖の水 夢のエコロジー構想 滋賀県、来年度から基礎実験

 太陽光発電を利用して、水を電気分解して水素と酸素を生成し、水素は燃料電池に、酸素は琵琶湖湖底に送り低酸素化を解消しようとする大きな構想のニュース。屋久島では水力発電で電気分解で水素を生成するプロジェクトが昨年から実施されているようだし、海外では風力発電を利用した電気分解で水素を生成する計画もあるようです。  今年から市場導入される家庭用燃料電池は都市ガスやLPガスを改質して水素を取り出すのに対して上記のプロジェクトでは自然エネルギーから水を電気分解して水素を取り出す点でよりCO2排出が少なく環境にやさしいといえますよね..がんばれ滋賀県!
 琵琶湖の水を電気分解して酸素を湖底に送り込み、発生する水素を燃料電池にしてエネルギー源にする-。そんな壮大な構想を滋賀県が掲げ、来年度から基礎実験に取り組む計画を進めている。環境悪化を招く湖底の低酸素化を解消すると同時に、地震などの大規模災害時に備えて県内のエネルギー自給率を向上させる一石二鳥を目指す取り組みだ。

 県によると、琵琶湖の湖底は低酸素化の傾向にある。このため、魚やバクテリアの生息環境が悪くなる一方、窒素やリンの濃度が高まり水質悪化を招いている。一方、電気、ガスなど県内の消費エネルギー総量に対し、県内で生産されているエネルギー量は0・84%にすぎない。

 構想によると、仕組みは理科の電気分解の実験と同じで、琵琶湖に電極を挿して水を酸素と水素に分解する。水深90メートル以上の湖底付近などに酸素を送るとともに、発生する水素の8割を回収する。その上で、蓄積した水素エネルギーを燃料電池として活用する。

 計画では、05年度から3年計画で、県琵琶湖研究所と県新エネルギー推進室、同志社大の研究グループが共同で、基礎実験にあたる。室内で直径約1メートルのタンクに湖水を張って電気分解し、小魚やプランクトンを入れて生物や水質に影響を与えるか調べるとともに、湖水でも電気分解が可能な最適システムを開発し、特許を申請する予定。

 県は水質浄化のため、余呉町の余呉湖内に1993年3月に空気を送り込む装置を設けたが、電気代がかさんでいる。このため、今回の計画では、電気分解を促すのに太陽光発電などの自然エネルギーを用いる。

 鹿児島県の屋久島では昨年春から水力発電の電力を活用して水を電気分解し、水素を燃料電池車に供給する実験を始めた。12月末に見学した県琵琶湖研究所の熊谷道夫・総括研究員は「屋久島では酸素は使われていなかったが、琵琶湖の低酸素化を解決するのに使うと同時に、県外に依存しているエネルギーの備蓄につながれば」と話している。

京都新聞 2005年1月2日

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2004年12月25日

家庭用燃料電池:電力、一戸建ての6割賄う--世界初、2月発売

 東京ガス、新日石の家庭用燃料電池が、2005年から市場に導入されるというニュース。 東京ガスはエコプロダクト2004(12月9~11日)でアピールしていました。新日石も12月20日にプレスリリースしています。
 家庭用エネルギー市場では、電力会社がオール電化住宅に対して、ガス会社は燃料電池で挑むということになるのでしょうか...
 ◇排熱で温水沸かし、給湯や床暖房にも

 エネルギー大競争時代を迎え、都市ガス大手も手をこまねいているわけではない。来年からは、ガス会社から電気を買う家庭も登場する。

 東京ガスと松下電器産業、荏原バラードの3社は来年2月、世界初の家庭用燃料電池を発売する。

 燃料電池は、水素と酸素が化合すると電気と熱が発生する原理を利用。都市ガスから取り出した水素で、電気と熱を起こす。出力は1キロワットで、夫婦と子ども2人が150平方メートル程度の一戸建てに住む場合、使う電力の約6割を賄うほか、排熱で60度の温水を沸かし、給湯や床暖房などに使う。

 修理代込みで、10年間100万円でリース販売する。来年1月上旬に募集を始め、06年3月までに200台を販売する。

 東京ガスの試算では、通常のガス・電気料金に比べ、標準世帯で光熱費を年間約3万円節約できるほか、ガス料金を年3万円割り引く。当面の販売地域は東京と神奈川、千葉、埼玉のみで、一戸建ての新築住宅が対象。東京ガスR&D企画部の藤崎亘課長(38)は「08年度以降、価格を50万円程度に抑え量産体制に入り、マンションなど集合住宅での使用も目指したい」と意気込む。

 新日本石油は来年3月、世界で初めて液化石油ガス(LPG)から水素を取り出す方式の家庭用燃料電池を発売する。出力は750ワットで東京ガスを下回るが、レンタル料は年6万円と安めだ。利用するプロパン業者で多少異なるが、4人家族で光熱費は年約6万円の節約と試算。関東甲信越で150台を販売。06年度から全国展開を目指す。

毎日新聞 2004年12月25日

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2004年12月24日

三重県の燃料電池実証試験事業、シャープと栗田工業が応募

三重県の燃料電池実証試験事業に、栗田工業とシャープが提案をしたというニュース。それぞれ、水素分離膜型固体高分子形燃料電池コジェネレーション(熱電併給)システム、太陽電池と燃料電池のハイブリッドシステムと特徴がある提案のようです。
 【津】三重県は、補助金事業として進めている燃料電池実証試験事業について、新たに栗田工業とシャープの両社からそれぞれ提案を受けた。

 同県は構造改革特区の認定を受け四日市市や鈴鹿市で企業から提案を募り、共同で燃料電池の実証試験を行っている。県は安全評価などを経て、採択するかどうかを05年1月中にも決める。

 栗田工業は、水素分離膜型固体高分子形燃料電池コジェネレーション(熱電併給)システムをテーマにした実証試験を行う予定。シャープは災害時の非常用電源として、太陽電池と燃料電池のハイブリッドシステムの実証試験を提案した。

 三重県は、次世代のエネルギー源として注目されている燃料電池の実証試験事業を03年度からスタート。企業からの提案をもとに03年度は2件、04年度はこれまでに6件を採択している。

 今回、提案された2件についても採択されると、全体で10件の実証実験が行われることになる。採択されれば企業側は県から経費の2分の1の補助金が得られる。

asahi.net 2004年12月24日

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2004年12月20日

新日石、LPガスの家庭用燃料電池発表

 新日本石油が家庭用燃料電池を、東京ガスに続いて、来年から市場に投入するというニュース。東京ガスが都市ガスであるに対して、新日本石油の製品はLP(プロパンガス)を利用するので、都市ガスのパイプラインがない場所でも利用できるのが特徴。
 石油元売り大手の新日本石油は、世界で初めてLPガスを使う家庭用燃料電池システムを発表しました。

 発表されたのは発電容量が750ワットの「エネオス・エコ・LP1」で、LPガスを燃料にする家庭用の燃料電池として、世界で初めて商品化されます。


TBS 2004年12月20日

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都市再生機構、賃貸マンションに家庭用燃料電池を導入

 世界初、マンションに家庭用燃料電池を採用するというニュース。先日、エコプロの東京ガスのブースでは担当者が「最初は新築一戸建てのみ」と言っていたが... おっ、今日のWBSでも燃料電池を取り上げるようだ。
 都市再生機構は、賃貸マンションに家庭用燃料電池を導入する。来年3月から夏にかけて完成する「アーベインなんばウエスト」(大阪市浪速区、2棟252戸)および来年末に完成予定の「サンヴァリエ桜堤団地」(東京都武蔵野市、2棟85戸)の一部住戸で採用する。家庭用燃料電池の集合住宅への採用は世界で初めてという。

 家庭用燃料電池は、大阪ガスと東京ガスがそれぞれ電機メーカーなどと共同開発した製品を採用する。燃料電池は都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を反応させて電気を発生し、さらに反応熱で沸かした温水を貯蔵して利用する。都市再生機構によると、70平方メートルの住戸に3人で住む家庭で電力需要の約74%、給湯需要の約92%を家庭用燃料電池で賄えるという。

 水素を都市ガスから取り出すため、ガス代は余計にかかるが、電気代が節約できるため、光熱費を12%程度抑えることが可能。導入戸数はアーベインなんばウエストが26戸、サンヴァリエ桜堤団地17戸の予定。

日経産業新聞 2004年12月20日


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2004年12月14日

自然エネルギー国際会議 世界初、浜松で開催

 2005年6月に新エネルギーの国際会議を浜松で開催するというニュース。 開催時期は愛知万博が実施されているので、静岡県も頑張っているぞ~とアピールしています!! 「ノーベル賞レベルの学者による基調講演」っていうのがちょっと面白い鴨
 風力や太陽光など再生型自然エネルギーの最先端技術を紹介する「風力・再生型自然エネルギー・燃料電池国際会議」が2005年6月、浜松市のアクトシティ浜松で開かれる。県などが主催し、世界中の学者らが新エネルギーの取り組みを解説するなど、静岡から最先端の技術を発信し「新エネルギー先進県」に向けた姿勢を示す。県によると世界規模の再生型自然エネルギーに関する会議は世界初開催という。 (萩原誠)

 国際会議の日程は2005年6月7~10日。具体的な内容は今後詰めるが、ノーベル賞レベルの学者による基調講演のほか、風力や燃料電池など六分科会に分かれて最新技術や世界の動向などを議論する。さまざまな国から三百人程度が参加し事例発表する見込み。一般向けに最先端の技術を分かりやすく紹介する講演会やパネルディスカッションも計画している。

 見本市も同時開催する予定で、会場内に約八十のブースを設け、県内をはじめ国内外の企業が新エネルギーに対する取り組みを紹介する。また、来場者に企業が効果的にプレゼンテーションできるオープンスペースも設ける。

 同国際会議は、「自然の叡智(えいち)」をテーマに愛知県で来年三月開幕する「愛・地球博」(愛知万博)の開催記念も兼ねている。同万博に世界中から来場する人たちに静岡にも足を運んでもらい、県の新エネルギーに対する取り組みなどを世界中にアピールする狙いもある。

中日新聞 2004年12月14日

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2004年12月13日

燃料電池をハウス栽培に活用 ジーエス・ユアサコーポレーション

 電気、熱、CO2を利用するコジェネレーションシステムで、イチゴを栽培するというニュース。
 ジーエス・ユアサコーポレーションは13日、自社開発の燃料電池をイチゴのハウス栽培に活用する実証実験を三重県鈴鹿市で始めた。燃料電池を農業分野に活用するのは世界初の試みで、約1年間かけてデータを集め、2007年度の商品化に生かす。

 実験に用いているのは、メタノール水溶液を水素に改質せずにそのまま燃料に使う直接メタノール形の燃料電池(幅48センチ、奥行き85センチ、高さ72センチ)。出力は1キロワットで、容量230リットルの燃料タンクを満タンにすれば2週間前後は運転できる。

 鈴鹿市の農家が保有するビニールハウス約990平方メートルに1台を設置。日の出前の2時間は日照不足を補う照明の電源に使い、排出する二酸化炭素はイチゴの光合成に、熱はハウス内の温度を保つのに活用する。

 三重県と鈴鹿市の燃料電池実証試験補助金制度を活用した取り組み。実験は来年10月まで続け、得られた成果を燃料電池の改良や農業分野への展開に生かして2007年度の実用化につなげる。

京都新聞 2004年12月13日


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2004年12月09日

東京ガス家庭用燃料電池 エコプロ2004

 エコプロダクト2004に参加。いろいろ面白い展示がありました。
その中で家庭用燃料電池が来年2月にいよいよ市場導入される
東京ガスのブースで、

荏原バラード製の家庭用燃料電池
荏原バラード製の家庭用燃料電池と綺麗なお姉さん

松下電器製の家庭用燃料電池
松下電器製の家庭用燃料電池と綺麗なお姉さん

◆説明員の方に聴いた情報
◇10年間のリースで100万円
◇利用状況のデータを、解析のためメーカに提供する
 ->利用者にもデータをフィードバックできるかも
◇初期導入時は耐用年数が3年のため、3年後には交換する
 ->その後7年は耐用年数が伸びるので交換はない予定
◇導入の条件:東京、神奈川など地域限定で、新築一戸
 ->先日のニュースリリース後、九州などからも問い合わせがあったらしい
◇2008年には、50万円程度で売りきりを目指す
 ->2008年まで待ったほうが得策かな..

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2004年12月06日

家庭用燃料電池:世界初のシステム発売へ 東京ガスなど

 いよいよ、家庭用燃料電池が市場に導入されるというニュース。
 東京ガスと松下電器産業、荏原バラードの3社は6日、電気供給と廃熱利用による給湯を同時に行う家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを来年2月8日に世界で初めて発売すると発表した。廃熱利用によりエネルギー効率をアップさせたのが特徴で、05年度末までに200台を限定販売する予定。08年度から本格的な普及を目指す方針だ。

 燃料電池は水素と酸素を反応させて発電するもので、二酸化炭素の排出を抑制し、有害物質がほとんど出ない「環境にやさしい次世代燃料」として期待される。

 今回発売される燃料電池の発電容量は1キロワット。都市ガスを改質して水素を取り出して発電し、発電の際に生まれる廃熱を給湯に利用する。メンテナンス代込みで10年間100万円でリース販売する。同じ燃料電池が新しい首相公邸にも設置される予定。

 このシステムを使うと、標準的な4人家族で使用電力量の6割をまかなえる。一般的な電気・ガスを使う場合に比べて料金は年間3万円程度、安くなり、1次エネルギーを26%、二酸化炭素排出量を40%削減する効果があるという。

 メンテナンスの関係で発売当初は東京都や神奈川県などに販売対象地域を限定するが、08年度以降は50万円程度に抑えて年間数千~数万台を販売する計画で、市野紀生・東ガス社長は「環境を考えた水素社会実現への大きな一歩」と強調している。【野原大輔】

毎日新聞 2004年12月6日

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2004年11月24日

「加速良く静か」 燃料電池自動車の試乗会--松江市役所で/島根

岩谷産業の燃料電池自動車の試乗会が島根県松江市で行われたというニュース。
戦略的に水素ステーションの展開を行っている岩谷産業を応援しています。

 次世代エネルギーとして期待される水素ガスを燃料にした燃料電池自動車の試乗会が松江市役所で行われ、松浦正敬市長らが市役所周辺の約1キロのコースを試乗した。

 LPガスなどを扱う岩谷産業(東京都港区)の主催で、松江市ガス局が実施。燃料電池車は、水素と酸素を反応させて電気を生み出し、モーターを回して動かす。水以外の排気ガスを出さないため環境に悪影響を与えない。燃料の水素は、一般家庭で広く使われている天然ガスを原料として合成されるため、市ガス局が天然ガス利用をPRするために行った。

 試乗した市ガス局職員の西尾哲也さん(32)は「タイヤの走行音と燃料ポンプの音がするくらいでとても静か。加速も非常によく、高級車に乗っているようでした」と話した。【酒造唯】

毎日新聞 2004年11月24日

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2004年11月18日

東芝、新組織体制で家庭用燃料電池事業を加速

大手メーカも燃料電池市場に本気のようです。

 東芝は、商用化が近づく家庭用燃料電池の開発と事業化を行うため、燃料電池事業の推進体制を強化すると発表した。その一貫として、まずは12月1日に同社の電力・社会システム社内に燃料電池事業開発室を新設。また、UTCFuel Cells社との合弁会社である東芝インターナショナルフュエルセルズ社(TIFC社)を100%子会社化し、社名を東芝燃料電池システムに改称する。

TIFC社では、日本市場向け1kW級PEFC(固体高分子)形燃料電池の開発、製造、販売を専門に行う。また、来年度からは、国内で計画されている経済産業省の大規模実証事業に参画し、毎年100~数百台のPEDFC形燃料電池を提供した上で、量産によるコストダウンにも取り組む計画。国内市場で商用化が始まる08年度には、年間1000台以上の販売を目指すという。

nikkeibp 2004年11月18日


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2004年11月17日

燃料電池でコージェネ 東邦ガスが万博で実験

最近の燃料電池開発は固体高分子形が多いようですが、東邦ガスが固体酸化物形の
燃料電池を利用したコジェネレーションシステムの愛知万博で実験するというはなし。
出力は5kWで、家庭用として開発がされている1kW級より大きく商業用の利用を目指す

 東邦ガスは、愛・地球博(愛知万博)の会場で、高い発電効率が期待できる固体酸化物形燃料電池(SOFC)を使ったコージェネレーション(熱電併給)システムの実験に乗り出す。SOFCの開発競争でライバルの電力他社や電機メーカーより先行する考えだ。

 燃料電池は電池の核となる電解質の違いで「SOFC」「リン酸形」「固体高分子形」などの種類がある。SOFCは発電効率が40-65%と他より高く、作動温度も700-1000度と高温のため排熱の用途が広がる利点がある。

 東邦ガスによると、京セラ、関西電力などの各社がSOFC開発を進めているが、現在は研究所などでの実証試験段階。外部の施設での実験は国内初という。

 実験のシステムは発電出力一キロワット級で、燃料に都市ガスを使う。電解質のセラミックスの能力を最大限に発揮させるなどして発電効率45%を実現した。排熱も約200度の高温回収を可能にした。

 日本ガス協会が出展するパビリオン内に設置する。館内の電力の一部をまかなうほか、排熱を空調に利用する。

 実験終了後は出力を5kW程度に高め、主に商業用として商品化を目指す。コンビニエンスストア、銭湯、クリーニング工場などを対象に販売する予定。

中日新聞 2004年11月17日

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2004年11月16日

燃料電池自動車に保安基準 国交省が公表05年度施行

燃料電池自動車もいよいよ実用化に向けて環境が整いつつありますね。

 国土交通省は15日、次世代の無公害車として注目される圧縮水素を燃料とする燃料電池自動車について、道路運送車両法に基づく保安基準案を発表した。2004年度内に基準を決定し、05年4月からメーカーの型式認定の申請を受け付ける方針だ。  現行では燃料電池車に保安基準がないため、公道を走るには安全性について国土交通相の認定を1台ずつ受ける必要があり、7月現在で48台が認定されている。保安基準に沿って、自動車の型式認定を受ければ1台ずつの認定は不必要で、大量生産が可能となる。  保安基準案は、(1)爆発しやすい水素ガスが漏れない構造にし、漏れても滞留させない(2)衝突したとき燃料が漏れないようガソリン自動車と同等以上の安全を確保する(3)発電した高圧電気に感電しない技術基準を満たす--が中心。

河北新報社 2004年11月15日

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2004年11月15日

日本IBM、研修施設「天城ホームステッド」に「グリーン電力証書システム」を導入

日本IBMが研修施設で、100%自然エネルギー電力の「グリーン電力証書システム」を導入
最近は独自の研修施設を所有している企業も少なくなっていると思いますが、多くの企業が
まねをしてほしいです。

日本初の「グリーン電力研修所」

-グリーン電力証書システムを導入、年間約100万kWhを全て自然エネルギー化-

 日本IBM(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻)はこのたび、お客様エグゼクティブ向け研修施設「天城ホームステッド」(静岡県伊豆市冷川)の全消費電力を自然エネルギーによる電力に転換しました。

 天城ホームステッドでは、2002年から一部で自然エネルギーを採用してきましたが、新たに「グリーン電力証書システム」を導入し、年間約100万kWh(キロワット・アワー)の全消費電力を自然エネルギーで賄う日本初の「グリーン電力研修所」施設となりました。

 グリーン電力証書システムは、企業や団体が消費する電力を、風力などの自然エネルギーで発電された電力に転換したことを証明するもので、電力会社を中心に出資された日本自然エネルギー株式会社が2001年から展開しています。今回対象となる自然エネルギー電力は、動植物に由来する有機物をエネルギー源として発電に利用する「バイオマス発電」によるもので、東京都下水道局・森ヶ崎水再生センターのバイオマス発電設備で発電されます。

 天城ホームステッドでは、2002年8月に太陽光発電システム、2003年5月には太陽光と風力を利用したハイブリッド外灯を設置し、ロビー照明などで利用してきました。今回、グリーン電力証書システムを導入し大量のグリーン電力を採用することで、施設内の全消費電力を自然エネルギー電力に転換します。日本IBMは、京都議定書に沿って省エネ活動による大幅な地球温暖化ガスの削減を達成していますが、自然エネルギー採用による削減も積極的に進めており、同施設を自然エネルギー利用のショーケースと位置づけ、100%自然エネルギー電力を採用しました。

 1968年4月に開設した天城ホームステッドは、お客様のエグゼクティブを迎え、景勝の地で寝食をともにしながら、ビジネス変革に役立つ各種テーマについて理解を深めていただくための施設です。多くのセミナー、シンポジウムや、各界のオピニオンリーダーを招いての有識者会議なども開催しています。

NIKKEI PRESS 2004年11月15日

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2004年11月08日

松下電器が家庭用燃料電池で信頼性にメド、05年春発売へ

 松下電器産業は2005年春に市販開始予定の1kW級家庭用燃料電池コジェネレーション・システムの信頼性確保にメドを付けた。最長1万3000時間の耐久試験データを解析した結果、連続運転では一定時間が経過した後の出力電圧の変動がほぼゼロ(0mV/1000hr)になることを確認、さらに断続運転では、電圧降下が7μV/回と十分小さいことを確認した。


松下は2005年春から東京ガス、さらにその1年後には大阪ガス、東邦ガスの計3社を通じて、このシステムを発売する予定。当面はモニター事業という位置付けになるが、今回、実用レベルの信頼性を確保したことで、数年後の本格ビジネス移行に向けて明るい展望を得たという。(田島 進)

NIKKEI BP 2004年11月8日

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2004年10月31日

イチゴ生育に燃料電池 三重県などで来月末から試験

 ビニールハウスでのイチゴ栽培に燃料電池を使うユニークな実証試験を、三重県などが始める。電池から発生する電気と二酸化炭素、熱をイチゴの生育に生かす「一石三鳥」の取り組み。車や携帯電話への活用が注目されている燃料電池だが、農業との組み合わせが成功すれば、用途の拡大が期待できそうだ。

 燃料電池は、燃料に濃度3%のメタノール溶液を使い、酸素との化学反応で発電。一般的な水素燃料電池では副産物として水が出るが、メタノール燃料電池ではさらに二酸化炭素も発生する。

 夕方か早朝に二、三時間、出力一キロワットの燃料電池でハウスを電照。日照時間を増やす。二酸化炭素はイチゴの光合成の基になり、熱はハウス内を温めるのに使って、イチゴの生育を助長する計算だ。

 同県の補助事業(補助率二分の一以内)で「ジーエス・ユアサ パワーサプライ」(東京)と県内企業、三重大などが共同研究する。国から燃料電池技術の構造改革特区に認定されている鈴鹿市内でイチゴ農家が協力、一反(約九百九十平方メートル)のビニールハウスを試験場として提供する。

 実証試験は燃料電池に関するデータを蓄積するとともに、農業という新たな用途展開を探る狙い。県産業集積室は「電気が引かれていない場所でも、温室栽培が可能になる」と期待する。

 十一月末からビニールハウス内に機器を運び入れ、試験を始める予定。

中日新聞 2004年10月31日

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2004年10月22日

図解入門よくわかる最新燃料電池の基本と動向

図解入門よくわかる最新燃料電池の基本と動向 図解入門よくわかる最新燃料電池の基本と動向

著者:PEMーDream
出版社:秀和システム
本体価格:1,600円
楽天ブックスで購入する楽天ブックスで購入する
10月20日発売の「図解入門よくわかる最新燃料電池の基本と動向」の著者は、NPO PEM-DREAMの坂本さんです。
坂本さんは燃料電池の専門家ではないそうですが、この本の目次を見ると実によくまとまった専門書という感じです。
燃料電池に興味がある方には是非購入してみてください。
[[ 目次 ]]
第1章 燃料電池の登場
1-1 「燃料電池」と「電池」
 ●電池のいろいろ ●「電池の池」と発電
1-2 燃料電池の扉を開いたNASAの宇宙計画
 ●細々と研究が続けられた100年間 ●固体高分子型からアルカリ型へ ●燃料電池の水を飲んだ話
1-3 燃料電池を世に知らしめたアポロ13号の事故
 ●困った問題が起きたんだ ●酸素を送る弁を閉めろ!
1-4 映画にも登場した燃料電池
 ●『新・猿の惑星』 ●『ターミネーター3』 ●戦闘シーンには“危険な”水素?
1-5 2002年に燃料電池自動車が発売された
 ●きっかけを作ったバラード社 ●ダイムラーが自動車に適用 ●ホンダとトヨタがリース販売
1-6 家庭用燃料電池の発売も間近
 ●自動車から他産業へ ●都市ガス業界が中心に ●背景に電力業界との競争が
1-7 ノートパソコンや携帯電話にも
 ●欧米ではチャージ用が先行 ●日米欧韓の激しい開発競争 ●携帯用が早く普及しそう

第2章 燃料電池の背景と魅力
2-1 新しいエネルギー源は水素
 ●エネルギー源は変化する ●固体からガス体に変化する燃料 ●脱炭素化
2-2 利用技術が化石燃料をエネルギー源にした
 ●石炭は産業革命から ●う余曲折を経た石油の誕生
2-3 石油の世紀と枯渇問題
 ●40年で石油がなくなる? ●摩訶不思議な石油の埋蔵量 ●経済コストで動く資
源使用量 ●ピークを過ぎてからが問題
2-4 環境という尺度
 ●環境問題の足取り ●環境問題の解決に寄与する燃料電池
2-5 省エネルギーを実現する燃料電池
 ●手詰まり状態の省エネルギー ●魅力的な省エネルギー機器
2-6 新エネルギーの選択
 ●分かりにくい日本独特の新エネルギー ●拡大する燃料電池の発電目標

第3章 燃料電池の基礎知識
3-1.燃料電池と日本語
 ●電池と発電 ●燃料と酸化・還元 ●たくさんある電極の名称 ●型と形 ●PEMとPEFC
3-2 燃料電池の一般知識
 ●燃料電池の化学反応 ●電解質と燃料電池の種類 ●触媒と三相界面 ●燃料電池で白金はなくなるか? 
 ●セルとセパレーター、そしてスタック
3ー3 燃料電池の理論
 ●理論効率と起電力 ●抵抗による損失

第4章 いろいろな燃料電池
4-1 アルカリ型燃料電池
 ●アルカリ型が築いた燃料電池の黎明期 ●イオンの移動は空気極から燃料極へ ●アメリカでは再評価の動き 
 ●日本で取り組む企業はなし
4-2 りん酸型燃料電池
 ●民生用で実用化第1号 ●電解質にりん酸、200℃で作動 ●未利用エネルギー源を使って ●すでに200以上の導入事例が
4-3 溶融炭酸塩型燃料電池
 ●電力業界が開発の中心 ●内部改質ができて白金は不要 ●愛知万博でデモンストレーション
4-4 固体酸化物型燃料電池
 ●日本、世界最高を連発 ●燃料電池で最高の発電効率 ●大規模発電所から車載用補助電源まで
4-5 固体高分子型燃料電池
 ●2000年のメモリアル ●次世代型はコスト削減と作動温度のアップ ●大きいプ
ロトン(陽子)が通るのに小さい電子が通らないわけ ●1社で開発すればつぶれる
 ●陸海空へ広がる開発 ●研究段階の可逆型
4-6 その他の燃料電池
 ●水素の代わりの燃料を使うタイプ ●マグネシウムー空気燃料電池 ●バイオ燃料電池

第5章 燃料電池自動車
5-1 自動車と燃料電池
 ●燃料電池が拓く未来の車 ●燃料電池とガソリンエンジンの効率 ●自動車用燃料電池システムの課題 
 ●なぜハイブリッドになるのか ●大臣認定と高圧ガス保安法
5-2 燃料の選択問題
 ●燃料電池車の燃料問題とは ●スタートが水素ガスになった理由 ●液体水素と高圧ガスボンベ ●燃料効率を評価するJHFCプロジェクト
5-3 開発をめぐる競争
 ●燃料電池スタックの自社生産 ●発売一番乗りの競争 ●軽自動車の燃料電池車
 ●BMWの水素エンジン自動車戦略 ●マツダも水素自動車
5-4 燃料電池バス
 ●屋根から水蒸気を出して走るバス ●初めて乗った燃料電池バス ●海外の燃料
電池バスのプロジェクト
5-5 2輪の燃料電池車
 ●原付自転車並みの Palcan 社の燃料電池自転車 ●ヤマハが燃料電池スクーター
 ●アメリカではマンハッタン・サイエンティフィックスが ●栗本鐵工所が燃料電
池車いす ●自作した燃料電池自転車
5-6 変わる自動車メーカー
 ●GMと発電事業 ●トヨタが広げる燃料電池ウイング ●ホンダが追求するホームライフ

第6章 家庭用燃料電池
6-1 定置用燃料電池
 ●移動用と定置用 ●大規模集中発電ではできないコージェネレーション ●ターゲットは一般家庭に
6-2 家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
 ●複雑な家庭のエネルギー消費 ●DSS運転と連続運転 ●その他の特長 ●導入に適する家庭と不適な家庭
6-3 分散電源としての定置用燃料電池
 ●家庭用燃料電池と二次電池のハイブリッド ●環境性、経済性が高まる燃料電池集合住宅 ●日本総合研究所が提唱するビジネスモデル 
 ●分散電源が作る水素エネルギー社会
6-4 規制再点検と普及目標
 ●普及目標とその見通し ●実証試験の規模拡大 ●規制の再点検

第7章 携帯用燃料電池
7-1 直接型メタノール燃料電池
 ●携帯用と携帯機器用 ●燃料は水素ではなくメタノール ●DMFCの泣き所 ●携帯機器用は日本が先行
7-2 携帯機器用燃料電池の製品化動向
 ●YUASA(DMFC) ●東芝(DMFC) ●カシオ計算機(PEFC) ●NEC(DMFC) ●日立製作所(DMFC) ●その他 ●海外
7-3 リチウムイオン二次電池との競争
 ●まだ難しい性能比較 ●リチウム電池からの注文 ●多面的な技術競争 ●環境性と安全性

第8章 水素
8-1 水素の現状
 ●捨てられていた水素 ●がんじがらめの水素 ●水素を見る ●水素を測る
8-2 水素ステーション
 ●水素インフラの柱 ●日本で最初の水素ステーション ●JHFC(水素・燃料
電池実証プロジェクト)のチャレンジ ●建設目標と水素のコスト
8-3 エネルギーキャリア
 ●化石資源起源の水素 ●3つの主な貯蔵技術 ●バルブが凍った水素吸蔵合金ボ
ンベ ●再生可能エネルギーとのドッキング
8-4 水素の安全性
 ●学校教育の功罪 ●高圧ボンベの墓場 ●燃料電池自動車安全性評価試験棟
8-5 めざせ水素エネルギー社会
 ●アイスランド共和国 ●屋久島プロジェクト

第9章 日本の開発体制と世界の流れ
9-1 日本の燃料電池ブーム
 ●りん酸型が失速した原因 ●WE-NETが辿った運命 ●燃料電池実用化戦略研究会とミレニアムプロジェクト ●燃料電池実用化推進協議会
9-2 技術開発戦略と国の燃料電池事業
 ●技術開発戦略の策定 ●積極的な政府の姿勢 ●国の燃料電池関連事業 ●NEDO燃料電池・水素技術開発成果報告会
9-3 意欲的な地方自治体の出現
 ●主な都道府県の取り組み(順不同) 【愛知県】【北海道】【東京都】【大阪府】【青森県】【山口県】【新潟県】【三重県】【静岡県】
 ●主な市町の取り組み(順不同) 【つくば市】【福岡市】【北九州市】【平田市】【室蘭市】【川崎市】【葛巻町】
9-4 海外のプロジェクト
 ●国境を越えたパートナーシップ――CaFCP ●アメリカの国家計画 ●EUのプロジェクト
9-5 国際競争とイニシアチブ
 ●燃料電池の特許 ●国際標準化活動 ●政治レベルでの国際協力

投稿者 eechance : 19:42 | コメント (0)

2004年10月19日

燃料電池のブレイクスルーになるか…水素ベースの電解質膜

 燃料電池用電解質膜メーカーの世界的大手、ポリフューエル社(本社:米カリフォルニア州)は5日、燃料電池に不可欠なこの電解質膜に関する新しい技術群について発表した。水素燃料電池で駆動するクルマの商品化開発を加速するという。

電解質膜の改良は燃料電池の大きな課題とされる。約40年前に燃料電池が最初に実用化されて以来、業界で「フッ素」膜と呼ばれる高分子化合物の膜が使われてきたが、適用分野によって製造コスト、性能、信頼性といった点で限界があった。

ポリフューエルによると、新技術は、電解質膜に水素ベースの高分子化合物をするもので、フッ素膜より大幅なコスト低減と、優れた動作特性を示す。

新開発された炭化水素膜は相対湿度35%で安定して作動し、最高温度・セ氏95度まで安定した性能を維持する。さらに、一般的なフッ素膜の2倍の強度、16倍の硬度を持ち、水素透過性は4倍低い。

これらの数字は、耐久性と製造能力の重要な基準だ。ポリフューエルは実際の動作環境下で、従来のフッ素膜技術に比べ10-15%多い電力を生み出す炭化水素膜を、はるかに低コストの素材と工程によって製造することに成功したという。

Response 2004年10月18日

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都営燃料電池バス運行停止

昨夏に全国で初めて導入した東京都営バスの燃料電池バスが、点検のために運行を休止していたことが、十八日分かった。バスと同じ構造の燃料電池乗用車の高圧水素タンクに不具合があり、開発したトヨタ自動車が「念のために」と引き取った。

 燃料電池バスは、水素と酸素の化学反応で電気を発生させ、有害な排ガスは出さない。トヨタと日野自動車が共同開発し、実証実験で都に一台を無償提供した。

 昨年八月末から、東京駅八重洲口と江東区門前仲町をそれぞれ起点とし、臨海副都心に至る二路線などを走行した。車内で燃料電池の仕組みを紹介するビデオを流してPRし、「音が静か」と乗客の評判も高かった。

 ところが、今月十四日にトヨタが自社で使っている燃料電池乗用車のタンクに水素漏れが発生。環境省など省庁にある燃料電池乗用車十六台とともに、都バス一台の点検も決めた。

 燃料電池の都バスは、今年十二月二十四日まで運行予定だった。トヨタは「対策を立てるまで戻せない」と話すが、都交通局は「早く復帰できれば」と期待している。

東京新聞 2004年10月19日


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2004年10月12日

キヤノン、燃料電池に向けた触媒層形成技術を発表

キヤノンと産業技術総合研究所(AIST)の研究グループは、小型燃料電池に向けた電極技術を開発、「ECS 2004」で発表した。キヤノンが燃料電池の要素技術の研究を進めていることを明らかにしたのは今回が初めて。デジタル・カメラなどの携帯型機器での利用を想定する。(蓬田 宏樹=シリコンバレー支局)

日経BP 2004年10月12日


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2004年09月22日

ヤマハ発動機、メタノール燃料電池二輪車の実用化に向け公道走行を開始

 ヤマハ発動機(株)は、直接メタノール燃料電池二輪車の実用化に向け開発をすすめてきたが、9月13日公道走行を開始する為にナンバーを取得した。  今後当社では、2005年12月31日まで、公道を走行しさまざまな調査や確認、また環境に関わるデ-タの収集などを行う。

 ヤマハ発動機では、高効率なエネルギー変換器として注目されている燃料電池の実用化について20年以上前から取り組んできた。燃料電池の燃料は水素ガスを使用するシステムが一般的だが、コンパクトに仕上げるのが難しい。
 今回、公道走行を開始する燃料電池車「FC06 PROTO」では、液体であるメタノールの水溶液を燃料とする、改質器等を必要としない当社独自の直接メタノール燃料電池「ヤマハDMFC(ダイレクトメタノール燃料電池)システム」を開発し搭載した。
 「ヤマハDMFCシステム」は出力1kW以下の小型機器に応用した場合、出力特性を落とさずに軽量化できるというメリットがある。今回の車両はこうした特徴を活かしたものである。

 ヤマハ発動機は、小型パーソナル・ビークルの普及自体が社会全体での環境負荷低減に繋がると考えており、これまでにも電動ハイブリッド自転車「PAS」やエレクトリックコミューター「Passol」など、クリーンなエネルギー“Smart Power”を動力源とするパーソナルサイズのコミュータを市場に投入してきた。

 当社では2003年7月、「ヤマハ燃料電池システム」を発表し、昨年の第37回東京モーターショーに燃料電池二輪車「FC06」を参考出品した。今回の燃料電池二輪車の公道走行開始は、新中期経営計画「NEXT50」の“成長戦略の推進”のうち「新動力源戦略」を具現化したものである。
2004年9月22日 NIKKEI PRESS

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2004年09月21日

三菱製紙、世界最高の光電変換効率を示す色素増感型太陽電池用「メタルフリー有機色素」を開発

 三菱製紙株式会社(本社 東京都千代田区丸の内 取締役社長 佐藤健)は東北大学多元物質研究所(宮城県仙台市 中西八郎所長)内田聡助手の協力を得て、世界最高の光電変換効率を示す色素増感型太陽電池用「メタルフリー有機色素」の開発に成功した。量産安定性を確認した上で販売体制を整える。  1991年にルテニウム系金属錯体色素を使った色素増感型太陽電池が発表されて以来、初めてこのルテニウム色素を置き換えることが可能な実用レベルの色素を開発した。  昨年、同社は写真用色素合成技術を元に、従来の「メタルフリー有機色素」にない特徴を持った新規メロシアニン系色素を開発し、サンプル供給及び試験販売を行ってきた。  その後、更に高い光電変換効率を目指して、分子設計技術を駆使した開発を行なった結果、現在学会誌で発表されている「メタルフリー有機色素」としては世界最高の光電変換効率8.00%を示す色素を見出した。詳細について9月発行のアメリカ化学会誌に発表する。  開発に成功した赤色の「メタルフリー有機色素」は、ルテニウム系金属錯体色素と同等の高い光電変換効率を持つと共に、熱的安定性、耐光性等が優れており、更に光の吸収し易さを示す分子吸光係数が約7万であり、ルテニウム系金属錯体色素の4.9倍もある。  このため10μm以下の薄膜半導体電極であっても大きな光電流が得られるという特徴がある。  同社では、赤色の色素と共に、更に黄色、青色等の種々の色をもつ「メタルフリー有機色素」の開発を行うと共に、今後シリーズ化し市場の要望に沿って販売をしていく考え。  色素増感型太陽電池は現在主流のシリコン型太陽電池と比較して、原材料の制約が少なく、低コスト化、折り曲げ可能なフィルム化などが期待されているため、次世代型太陽電池として国内外での研究開発が加速してきている。また色素を変えれば様々な色を用意できることから、その特徴を生かして、携帯用電子機器、大面積の屋根用、窓ガラス用、ブラインド用、ビル壁面用等への応用展開も可能となってきた。 2004年9月21日 NIKKEI PRESS

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2004年09月16日

燃料電池自動車が国内初の長距離高速走行

燃料電池自動車の普及促進を図る「おおさかFCV推進会議」と岩谷産業は共同で、我が国初の燃料電池自動車による長距離高速走行を実施する。

燃料電池自動車は15日早朝に東京都庁を出発し、大阪府庁まで走行する。21日には大阪府庁から東京都庁までを走行する。往復とも、東名・名神高速道路を利用する。使用するのはトヨタ自動車製の「トヨタFCHV」とホンダ製の「ホンダFCX」。1台ずつ、同時に走行する。移動式水素ステーション1基を搭載した岩谷産業の専用キャリアカーが併走し、東名・名神高速道路数ヵ所で水素を充填する。

燃料電池自動車は現在、首都圏を中心に国のプロジェクトとして、様々な実証試験が行われている。おおさかFCV推進会議も国のプロジェクトと連動しながら自主的な取り組みを進めている。昨年10月には大阪府庁内に移動式水素ステーションを設置。大阪市此花区にある「大阪水素ステーション」を活用して、燃料電池自動車や水素インフラの普及促進に努めている。今回の企画もその一環として実施した(日経エコロジー編集/EMF)。

2004年09月15日 nikkeibp.jp


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2004年09月07日

日本電工、燃料電池用の純水装置に参入

 鉄鋼副原料大手の日本電工は燃料電池用の純水装置に参入した。化石燃料を水素に変化させる時に必要な装置で、工業用水向けなどとして実績のある技術を応用して、燃料電池用を開発した。燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーション向けに受注が決まり、今後、本格販売に乗り出す。

 純水装置は水に含まれる塩素などの不純物を取り除く。日本電工は溶けた不純物は通しにくく、水だけを通す性質を持つ膜を使い、不純物を除去。わずかに残る不純物をさらに樹脂に吸着して、純度を高める装置を開発した。

 燃料電池では化石燃料を水素に変える時に蒸気を使い、この蒸気は純度が高い純水を使う。水素ステーションの場合、必ず1つは純水装置が必要。家庭や工場の自家発電に使う燃料電池でも、それぞれに純水装置がなければ発電ができない。日本電工は工場用水や井戸水を浄化する設備を手掛けており、市場の伸びが見込める燃料電池向けに販売していくことにした。

2004 09/06 07:00
NIKKEI NET

投稿者 eechance : 15:22 | コメント (0)

2004年09月01日

燃料電池:小中学校に設置へ 環境省が予算化

 地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量が少ない燃料電池を、小中学校に試験的に設置する事業を環境省が来年度から始める。児童、生徒に地球温暖化問題に関心を持たせ、環境教育に役立ててもらおうとの狙い。初年度は全国の小中学校計10校に導入、06年度には各都道府県に1校まで広げる計画だ。来年度予算の概算要求に1億円を盛り込む。

 燃料電池は水素と空気中の酸素を化学反応させ、電気を取り出す。水素は水と天然ガスや石油を反応させて取り出すため全くCO2が出ないわけではないが、既に実用化されている一般家庭用の燃料電池では、通常の電力に比べCO2の排出量を約40%削減できるという。

 設置する小中学校を公募し、選ばれた学校に、一般家庭用の約10倍に当たる10キロワット級の中規模の業務用燃料電池を設置する。照明などの電力を賄うだけでなく、発電の際に出る排熱を給食作りなどに利用できる。

 温室効果ガスの排出量は学校やオフィスビルなど業務部門で増加が著しく、02年度の排出量は90年比で約37%増えた。同省地球温暖化対策課は「学校のエコ化は、将来の地球環境保全を担う子どもたちに環境に関心を持ってもらうのによい教材となる。これまであまり進んでいなかった中規模燃料電池の技術開発の促進にもつなげたい」と話している。【河内敏康】

毎日新聞 2004年8月31日 10時40分

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