2005年02月09日

島根県平田市にバイオマスガス化施設

◆昨年6月に、平成16年度「環境と経済の好循環のまちモデル事業」に島根県
平田市の「森林環境再生起源事業~地球環境の再生を出雲から~」選ばれた。
同時に産学官連携組織「出雲国水素社会プロジェクト研究会」が組織された。
その中核事業であるバイオマスガス化施設を2006年8月をめどに開設する。
事業主体はライト工業(1926)で、ドイツDM2社が開発した、バイオマスから
水素リッチ(水素が含有量の多いガス)を生成する熱分解ガス化プラント
「ブルータワー」の小型版を建設する。

当設備での発電能力は46kW、発生エネルギーは電気912kWh、水素530Nm3/日
さらに余熱は農家の温室栽培など様々な用途に利用する。

木材チップは地域住民から廃材の無償提供を受けて製造するそうです。

◆関連サイト:
 ・平成16年度「環境と経済の好循環のまちモデル事業」
 ・出雲國水素社会プロジェクト研究会
 ・ライト工業、島根県平田市にバイオマスガス化施設を開設(NIKKEI NET)
 ・ライト工業(株)

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2005年01月27日

荏原がふん尿処理設備を養豚農家に納入 PRS法の認定も

 個人の養豚家が、家畜系バイオマスの発電施設として設置して、RPS法の認定も受けて電気を電力会社に売り、処理したし尿は水処理で排水基準以下にして放流するというシステムを稼動したというニュース。厄介ものをエネルギーに変えちゃう循環型社会のお手本といったことでしょうか!! システムは荏原が納入したとのことですが、ちょうど数日前にこの会社の株主になったので是非がんばってほしいな~。
 荏原は1月26日に、家畜ふん尿を発酵処理して発電するシステム「バイトレック」が愛知県の養豚農家で稼動し、昨年12月より中部電力に売電を始めたと発表した。この施設は経済産業省から「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(PRS法)」の認定を受けた。個人の養豚農家がバイオマス発電施設でRPS法の施設認定を受けたのは全国で初めて。

 荏原が納めたシステムはメタン発酵層と水処理施設、発電施設などからなり、今回が1号機メタン発酵槽の処理能力は一日約11トンで、豚千頭分に対応する。発電施設はアイシン精機製の出力6kWのガスエンジンコジェネレーション(熱電併給)システム2台を採用した。メタン発酵で発生するバイオガスで発電、自家利用して残った電力を売る。販売量は月平均で200kW~200kW時。排熱(13.5kW/h)はメタン発酵槽の加温に使う。これら電気、熱を利用できるので従来施設と比較し、低ランニングコストにて運転することが可能。発酵後の消化液は、水処理施設で排水基準値以下にして放流する。


▼当施設は幾つかの法律的な後押しがあり、今後はこのような施設が普及すると考えられる。

▽「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」
 家畜ふん尿による環境汚染防止と、資源として有効活用することを推進

▽「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」
 新エネルギー等の利用の推進を目指す

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2005年01月11日

生ごみからメタンガス生成技術開発 木津 アタカ工業とRITE

 メタン発酵で生ゴミを処理するプロジェクトが1月中旬から本格試験を開始するというニュース。
 京都府木津町の関西学研都市内に研究所を持つアタカ工業が、地球環境産業技術研究機構(RITE・木津町)との共同研究で、生ごみなど有機廃棄物を水を加えずに高速でメタン発酵させ、メタンガスを生成する無希釈メタン発酵技術をこのほど開発、近く実証実験に入る。従来の発酵技術に比べ2倍以上の処理能力があるという。

 開発した「アタカWTMシステム」は「二相循環式無希釈メタン発酵法」を採用。2段階の微生物反応からなるメタン発酵の過程を、従来のように1つの槽で処理するのでなく、2槽処理で効率化した。分解後に生じるメタン発酵液を循環させることで再利用、コスト削減にもつながる、としている。

 最初に生ごみから有機物を分別。水を加える代わりにバクテリアを多量に含むメタン発酵液を利用し、混合槽で液状化する。さらに温度55度の高温可溶化槽に入れ、酸発酵菌などで固形物を溶かす。最後にメタン生成菌を含む中温メタン発酵槽でガス化する。

 実用化に向け、木津町が用地を提供、すでに実証プラントを建設した。処理量は1日平均1トンで、今月半ばに本格試験を始め、10月までデータを収集。商品化を目指す。

 共同研究は、温室効果ガス削減など地球温暖化を解決する技術の促進を図る経済産業省の「京都議定書目標達成産業技術開発促進事業」の一環。2003年度から3カ年計画で進めている。

京都新聞 2005年1月11日


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2004年12月08日

間伐材からペレット燃料製造、岩国に新施設を建設

 未利用のバイオマスエネルギーを利用していくプロジェクトが徐々に実用化に向かっています。間伐材などからペレット燃料を製造する施設を建設するというニュース。
 山口県森林組合連合会(河村建夫会長)は、間伐材などからペレット燃料を製造する県内初の施設を岩国市内に建設する。未利用の木材から熱や電力を得る森林バイオマスエネルギー活用の一環で、来年12月の稼働を目指す。製造施設の建設に合わせ、ペレット燃料専用のボイラーも県や錦町などが中心になって導入する。両施設を並行して整備するのは、全国でも珍しいという。

 製造施設は間伐材や製材工場からの端材などを粉砕・圧縮し、直径8ミリ、長さ20ミリ程度の円筒状に成型した固形燃料にする。単位面積当たりの熱量が大きく、取り扱いを容易にするためで、年産能力は1500トンを計画。県などによると、熱量換算で灯油750キロリットル程度に相当するという。建設地は県森連の岩国共販所(岩国市)内で、来春に着工し、12月に完成を予定。事業費は約1億5000万円で、国と県が合計で約3分の2を助成する。

NIKKEINET 2004年12月8日

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2004年12月07日

下関唐戸魚市場、水産加工残さでメタン発酵発電

 平成15年度に「バイオマス等未活用エネルギー事業調査」で採択された事業の1つが実用化に向けて動きだしたというニュース。 水産加工残さ、生ゴミ、汚泥を原料にメタン発酵でメタンを発生させて、発電や熱利用を目指す。
 下関唐戸魚市場(山口県下関市、松村久社長)は南風泊(はえどまり)水産加工団地(同、34事業所)から排出される水産加工物の残りかす(残さ)を原料にしたメタンガス発酵による発電・発熱事業の可能性試験を実施し、実用化にメドをつけた。今後、国に新エネルギー分野の補助事業化を申請し、メタン発酵システムの早期導入を目指す。

 南風泊水産加工団地の残さ(フグを除く)は飼料メーカーが大半を利用しており、メタン発酵には骨や貝殻などが混じった飼料向きでない残さを使う。試験では、これに百貨店や給食会社などから出る生ごみ類や水産加工団地内の汚水処理施設の汚泥を混ぜると、メタンガスを効率的に発生させられることが分かった。

 実用化については、建設業のコプロス(下関市、宮崎薫社長)が持つ地下埋設式のメタン発酵プラント技術を応用し、南風泊水産加工団地の汚水処理場敷地(3800平方メートル)内に発酵槽やガス利用発電機などから成るプラントを設置する。

NIKKEINET 2004年11月7日

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2004年11月05日

バイオ燃料化事業が初代最高賞 京都市、独自の品質規格策定で

 農林水産省は5日、本年度初めて創設した「バイオマス利用活用優良表彰」の最高賞「農林水産大臣賞」に京都市のバイオディーゼル燃料化事業を選び、「バイオマスフロンティア」の称号を贈った、と発表した。植物を原料にした生分解性プラスチックを開発したソニーも同時受賞した。

 農水省は、2002年の「バイオマス・ニッポン総合戦略」の閣議決定を受け、食品廃棄物や間伐材などバイオマス(生物資源)の利活用を推進するために同表彰制度を創設。全国の自治体や企業などから77件の応募があった。

 京都市の同燃料化事業は、市民などから回収した使用済みてんぷら油(廃食用油)をディーゼル自動車で利用できるように再生処理して燃料化する内容。排ガスのクリーン化など環境保全効果が期待されており、市は、今年6月に稼働を開始した燃料化施設(伏見区)で年間150万リットルを精製し、ごみ収集車と一部市バスの計約300台で使用している。

 市の受賞理由を、同省は「国内最大級の燃料化施設を整備し、円滑な利用のために市独自の品質規格『京都スタンダード』を策定した」としている。

 桝本頼兼市長は「同燃料化事業が農林水産大臣賞を受賞したことは、確実となった京都議定書の発効と合わせ、二重の喜び」とコメントした。

京都新聞 2004年11月5日

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2004年10月28日

バイオマス利用促進をテーマに懇談会=長野県/上伊那

 関東農政局伊那統計・情報センター(竹内弘センター長)は二十七日、上伊那地方のバイオマス利活用の促進をテーマにした農林情報懇談会を伊那市の南信農協会館で開き、地域のバイオマス利活用事例が紹介された。  上伊那森林組合が間伐材や林地残材を原料に製造する木質ペレットや、約二割が未利用の状態で廃棄処分されるスプラウト食品(芽物野菜)を乾燥し、パウダー化した機能性食品素材の開発(信州大学大学院農学研究科など)などの事例が報告され、課題には「製造コストの低下」などが挙がった。  グループ内の飲食店や弁当店から出る生ごみのたい肥を使って農産物を生産、利用する循環システムの構築を図るマリンフーズグループの小沢隆志社長は「伊那は観光はなくとも、自然と田畑が豊富。農薬を使わない農作物の栽培を伊那から発信したい」と話した。  同農政局企画調整室の藤田裕一企画官は「バイオマスを進める上では、地球環境のため、というだけでなく、身近な地域の快適さを考えることが大切」とし、「伊那のようにバイオマスが豊富な地域では、国内平均(一次エネルギー供給量の約六%)以上に地域のエネルギーを賄えるはず。地域の姿として面白い」と話した。

長野日報 2004年10月28日


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2004年10月13日

バイオマス産業化へ 県、助言組織発足

 新エネルギーとして家畜の排泄(はいせつ)物や木くずなどを活用するバイオマス利用を促進している県は13日、大学教授や専門家が集まって助言する組織「バイオマス・アドバイザリーボード」を立ち上げた。今後、県全体のバイオマスに取り組む方向性を見いだすための一役を担う。

  県は現在、バイオマス活用のマスタープランを策定中で、アドバイザリーボードの助言を受けながら今年度中には完成させる予定だ。

  同日には早速、あらかじめ県がまとめた計画案について意見交換が行われた。構成員の1人で、岩手・木質バイオマス研究会長の金沢滋さんは「特定の地域だけの利用で完結するのか、一歩踏み込んで産業として取り組むのかを明記するべきだ」と指摘した。

  県内では、カキ殻や昆布の堆肥(たいひ)化する一方、木質ペレットを新燃料とするなど、各地でさまざまな取り組みが始まっている。「バイオマスの分野が産業化すれば雇用の拡大、地域の活性化につながる」と、県の担当者も期待している。

asahi.com岩手 2004年10月13日

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2004年10月12日

バイオディーゼル燃料のフォーラム開催 全国初15日に国際交流会館

 使用済みのてんぷら油(廃食用油)をディーゼル自動車で使用できるようにリサイクル精製した「バイオディーゼル燃料」の普及に向けた、全国初の「バイオディーゼル燃料利活用推進自治体フォーラム」が15日、京都市左京区の市国際交流会館で開催される。

 京都市を含む、全国の自治体や学識経験者らでつくる「バイオディーゼル燃料利活用研究会」(委員長・池上詢京都大名誉教授)が主催する。

 同燃料は、二酸化炭素の排出抑制など環境保全効果が期待されている。

 市は、すべてのごみ収集車や市バスの一部など計約300台で使用しているほか、今年6月には、全国の自治体施設としては最大規模(年間150万リットル生産)の精製施設を設置するなど、同燃料普及に努めていることから、フォーラムを初開催することになった。

 当日は、同燃料を導入している自治体関係者や国機関、環境問題に関心を持つ議員ら約150人が参加する。池上委員長の基調講演のほか、同燃料をめぐる国内外の状況や課題などを報告、紹介し、普及に向けた方策を探る予定。

京都新聞 2004年10月12日

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2004年10月07日

サッポロと島津と広島大、廃棄するパンから水素を生成する発酵技術を開発

世界初、廃棄するパンから水素の生成に成功 ~燃料電池に有害な成分を含まない水素発酵技術を開発~

 サッポロビール株式会社(社長:福田貞男、本社:東京都渋谷区、以下サッポロビール)、株式会社島津製作所(社長:服部重彦、本社:京都市中京区、以下島津製作所)、国立大学法人広島大学大学院先端物質科学研究科・代謝変換制御学研究室(西尾尚道教授、大学:東広島市鏡山、以下広島大学)は、独立行政法人農業生物資源研究所(理事長:岩淵雅樹)からの委託研究の下、世界で初めて製パン廃棄物等から水素を高効率で生成する「水素・メタン二段発酵技術」(*1)を確立し、ベンチパイロットスケール(*2)で6ヶ月の連続運転に成功しました。これまで、バイオガス(*3)の燃料電池利用に際してはこれを劣化させる有害物質の硫黄分の除去(*4)が大きな課題でしたが、本技術では発酵を適切にコントロールすることで、硫黄分を含まないバイオ水素とメタンとを別々に生成させることに成功しました。

 今回の共同研究は、サッポロビールが主に発酵の技術面を、島津製作所が主に発酵装置の設備面を、広島大学が本発酵に関与する微生物の探索をそれぞれ担当し、平成11年1月10日より開始しました。
食品製造廃棄物等の処理方法としては、飼料や肥料などへのリサイクルあるいはメタン発酵技術(*5)を用いるバイオガス変換などがあります。本技術ではメタン発酵の前段に水素発酵工程(*6)を設置することで食品製造廃棄物中の固形分を効率的に分解すると同時に水素生成を行わせます。この技術は固形分の分解に適しているため処理時間が短縮され、それに伴う装置の小型化も可能となります。一例として、製パン廃棄物を用いた試験では、処理時間(*7)を1/4に短縮する操作方法によって供給量の約80%が分解し可溶化しました。さらに生成するバイオガス(バイオ水素+メタン)は、回収ガス量を基に算出した発熱量で、メタン発酵単独と比較して10%以上増加しました。本年10月中旬からパイロットスケール(*8)での試験を開始し、実用化に向けた研究を継続いたします。なお、本技術は食品廃棄物のみならず、将来的には農林廃棄物などへの応用も視野に入れることができ、広い分野での事業化が期待されます。

 なお、本研究は、農林水産省所管の「農林水産バイオリサイクル研究」の一環として、独立行政法人農業生物資源研究所冨山雅光主任研究員をグループリーダーとする「微生物によるバイオ燃料電池交換技術の開発」により進められています。

日経プレスリリース 2004年10月7日

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2004年09月07日

<バイオマス産業社会ネットワーク第46回研究会のご案内>

日 時:2004年10月27日(水)19:00~21:00
講演者:中島浩一郎氏(銘建工業株式会社代表取締役社長)
テーマ:『地域の木質バイオマス利用拡大の条件と課題』
会 場:明治学院大学 白金キャンパス 本館1201教室
    (東京都港区白金台1-2-37)
    アクセスについて詳しくは、下記をご参照ください。
    http://www.meijigakuin.ac.jp/access/index.html
参加費:BIN会員 無料、一般 1000円
主催者:NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)

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2004年08月21日

菜の花エコ革命



菜の花 ⇒菜種油⇒料理⇒廃食油⇒バイオディゼル燃料⇒エネルギー利用(発電,動力源)  菜の花を軸にバイオマス利用、循環型社会を提案。一読の価値あり!!


菜の花エコ革命 菜の花エコ革命

著者:藤井絢子 / 菜の花プロジェクトネットワーク
出版社:創森社
本体価格:1,600円
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投稿者 eechance : 14:47 | コメント (0)

2004年08月19日

バイオマス産業社会「生物資源」利用の基礎知識


自然エネルギーとして有名な太陽光発電、風力発電と比べると知名度はまだまだですが、今後注目されそうなバイオマス(=生物資源)、 いままで厄介者であった、生ごみ、廃材、家畜の糞等の有機資材 をエネルギー(電気エネルギー、熱エネルギー)に変換して利用するものです。


バイオマス産業社会「生物資源(バイオマス)」利用の基礎知識 バイオマス産業社会「生物資源(バイオマス)」利用の基礎知識

著者:原後雄太 / 泊みゆき
出版社:築地書館
本体価格:2,800円
楽天ブックスで購入する楽天ブックスで購入する

投稿者 eechance : 11:45 | コメント (0)